休み方の違い

駅で大きなバックパックを背負ったドイツとブルガリアからの留学生に偶然会いました。

今日から冬休みだそうで、16日かけて、熊本、福岡、広島、大阪、京都など西日本を巡る旅に出るそうです。

各地の街並みを見て、その文化に触れたいと、とてもうれしそうな笑顔で話しているのを見て、こちらまでうれしくなりました。

慣れない外国生活で、普段はストイックに懸命に学びながら、休日はしっかりと楽しむ。
学生さんだから、きっとぜいたくな旅ではなく、夜行バスを活用して、友だちの家を泊まり歩くエコな旅のはず。
「めいっぱい楽しんで、ステキな休日を!」と言って見送りました。

私も外国で働いていましたが、仕事の時はしっかり働き、休みになるとバックパックを背負って旅に出ていました。

帰国してからも同じように過ごしていますが、周りの反応は冷ややか…。
「また旅行。いいご身分ね」なんてびっくりするような心無い言葉さえ投げられます。

休みの日に自分の時間とお金を使って、気の合う人と好きなことをしているだけなのですが、それさえ遠慮して、親しい同僚にだけ告げてそぉっとバレないように配慮しなければならないとは…。

人の不幸は蜜の味、人の幸せはおもしろくない

人の幸せを普通に喜べないなんて、悲しい世の中だなと思ってしまいます。

休日も出勤して、家にも仕事を持ち帰って、それを自慢して競い合うのってどうなのかな?
確かに、人が休んでいる間に努力して成長することもあるかもしれませんが、それを他人にも強要したり、そういう職場文化を作るのはどうなのかな?と思います。

こういうところから変わっていかないと、働き方改革なんてできないんじゃないかなと思うChristmas holiday。

あくまで個人の見解です。





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