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【沖縄県】南の島で歴史探訪&絶景ドライブしてきた!

全国各地での旅ログをお届けする「もっちーの47都道府県めぐり」。🛤

今回は、沖縄県の本島と離島を3泊4日で巡って感じた旅の魅力をご紹介していきたいと思います。

実際に訪れるまでは海やリゾートのイメージが強い沖縄でしたが、実は琉球王国や沖縄戦など、歴史の足跡が多数残る場所でもありました。🌺

1 歴史

まず、沖縄の歴史にまつわるスポットをご紹介します。📚

A 琉球の歴史

首里城公園(那覇市)

かつて琉球王国の中心として威容を誇った首里城。2020年の大規模火災で正殿付近は消失してしまったが、2020年6月からは「見せる復興」として今まで未公開だったエリアが有料で一般公開されている。

今回は無料エリアだけの訪問となりましたが、今でも首里城公園一帯には琉球王国の歴史・文化を伝える建造物が多く残っており、正殿が焼失してしまった後もなお、沖縄を代表する遺産としての威厳を放っていました。

守礼門

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瑞泉門

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B 沖縄戦の歴史

ひめゆりの塔(糸満市)

ひめゆりの塔は沖縄の戦争で亡くなった、ひめゆり学徒や教師のを慰霊するために建てられた碑。ひめゆりとは、「沖縄師範学校女子部」と「県立第一高等女学校」の愛称で、当時看護要員として戦場に動員され、亡くなっていった「ひめゆり学徒隊」を慰霊するため、ひめゆりの塔には毎年多くの人々が訪れる。

ひめゆりの塔がある「ガマ」(洞窟や壕のこと)には当時、ひめゆり学徒を含む病院関係者や住人などおよそ100名がおり、解散命令後の6月19日に米軍のガス弾攻撃を受けて80人余りが亡くなられたそうです。

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実際に、ガマを覗いてみると予想以上に中の空間が広く、驚きました。当時多くの人々がガマに身を潜めていたことを思うと、なんとも形容し難い感情になりました。

沖縄県平和祈念公園(糸満市)

太平洋戦争において、現地住民を巻き込んだ激しい地上戦が繰り広げられた沖縄の歴史を語り継ぎ、戦没者を追悼するとともに平和を祈るために建てられた施設。

公園内には、沖縄戦の写真や遺品などを多数展示した「平和祈念資料館」や、沖縄戦で亡くなられた全ての人々の使命を刻んだ「平和の礎」などがあります。

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本島南部の「沖縄戦終焉の地」である糸満市摩文仁の丘陵を南に望み、海岸線を眺望できる高台に立つ、平和祈念公園。沖縄戦の記憶や歴史を決して忘れてはいけない、と心に刻みました。

シュガーローフ(那覇市)

沖縄戦の激戦地で、字安里(あざあさと)の北に位置する丘陵地帯に築かれた日本軍の陣地の一つ。日本軍は“すりばち丘”、米軍は“シュガーローフ”と呼んだという。

ゆいレール「おもろまち」駅から徒歩6分。左手に反り立つ壁が見えてきます。階段を登ると展望台と碑文がありました。

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戦争当時、一帯の丘陵地は日本軍の首里防衛の西の要衝で、米第6海兵師団と激しい攻防戦が展開されたそうです。

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実際に足を運び、地形の構造を確かめると、そこは確かにまちを一望できる高台となっており、日本軍が米軍の侵略を阻むための要塞としていた理由がよくわかりました。

富盛の石彫大獅子(八重瀬町)

沖縄県南部の八重瀬町富盛地区にある地域の守り神。一方では、悲しい戦争の傷跡が残る「沖縄最古のシーサー」とも呼ばれる。3世紀以上にわたり、火山といわれていた八重瀬岳を見つめ続けた石堀の大獅子は、沖縄県指定有形民俗文化財に指定されている。

「勢理城(ジリグスク)」の城址に身を構える、一体のシーサー。実は、これも沖縄戦の爪痕を残す遺産だったのです。1945年6月、日本軍が富盛の八重瀬岳付近に陣地を構え、周辺が激しい地上戦の最前線となった際、シーサーは、米軍に弾除けなどとして使用されたそう。

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実物をよく見てみると、弾痕が残っており、当時の激戦の様子を今に伝えています。

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そしてこちらが、シーサーの付近で日本軍の様子を伺う米軍の様子。

あ

※Wikipedia から引用

第二次大戦を乗り越えた存在として、私は富盛のシーサーから何か強いパワーをもらったような気がしました。

2 自然

次は、沖縄の自然を代表するスポットをご紹介します。

A 本島

万座毛

『万座毛』の由来は、「万人も座する草原」。沖縄本島のほぼ中央に位置し、琉球石灰岩からなる海岸の断崖と広大な芝生からなる。台地の上には、天然の芝が広がり、周りの植物群落は、県の天然記念物に指定されている。

駐車場に車を停めて、遊歩道を進むと、東シナ海を一望できる開けたところに出ます。海から切り立った崖の上というだけあって、目の前の海を一望するのもいいですが、すぐ崖下の透明度の高い海を眺めるのも最高です!

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訪れた時はちょうど夕方だったので日の入り前の太陽と海とのコラボが抜群に綺麗でした!

古宇利大橋

今帰仁村の古宇利島と名護市の屋我地島を結ぶ全長1,960mの橋。2005年2月8日に開通し、沖縄県内では通行無料の橋としては2番目に長い橋となる。

橋の両側に、エメラルドグリーンの海が広がり、絶景を楽しむことができるドライブコースです。橋の手前には駐車場があり、観光客が大橋と海をバックに写真撮影をしていました。

私が撮った一枚がこちら📸

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橋好きにはたまらないお気に入りのスポットです!

B 宮古島

ピキャズ

岩礁にきれいな円形の穴が開き、アーチ状の横穴で海と繋がった池。「(地下で水脈が)繋がっている=ピキャズ」が名前の由来だともいわれている。

そもそも宮古島は琉球石灰岩と呼ばれるサンゴ礁性の石灰岩からできているそう。その琉球石灰岩が雨風で浸食されてできた窪地(陥没ドリーネ)が海と繋がっているのが下地島にある「通り池」で、「ピキャズ」はそれに比べるとはるかに規模が小さくて浅いのですが、きれいな円形で池のまわりをぐるっと一周することができます!

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丸い池いっぱいにブルーの水が溜まった光景は、とても綺麗でした。

よく見ると、池のほとりにパイナップル?のような果実がなっていました。

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島尻のマングローブ林

マングローブとは、熱帯・亜熱帯地域の海岸付近にある真水と海水が混じり合う場所(汽水域)に生息する植物のこと。島尻のマングローブ林は宮古島市の天然記念物に指定されており、ヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギなど、宮古島に生息する全種類のマングローブを見ることができる。

宮古島で最大の「マングローブ群生林」。

駐車場横に散策用の遊歩道がありました。

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遊歩道を進むと小さな川が見えてきました。野鳥も発見!

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もう少し進むと、橋が見えてきました。まるで中国の歴史ドラマに登場しそうな見た目の橋ですね!

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干潮時・満潮時で違った風景が見られるそうなので、ぜひまた違う時間帯に訪問してみたいです。

3 グルメ

最後に、沖縄で味わった絶品グルメをご紹介します。

沖縄そば

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「沖縄そば」は、麺はきしめんと似ており、具は豚の三枚肉とカマボコ、スープは豚骨とカツオダシが使われます。薬味としてショウガやネギが添え られています。

三枚肉の代わりに豚の骨付き肉を味付けしたもの、これを「ソーキ」と呼び、それがそのままズバリ「ソーキそば」という名称で親しまれています。

個人的には、三枚肉の沖縄そばが好きです。

また、本島の浦添市の「宮良そば」では、沖縄県八重山地方で食されている「八重山そば」をいただきました!

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八重山そばは、麺が細くて縮れておらず、断面は丸いそう。具は沖縄そばのような豚肉の三枚肉ではなく、細切れになったものとかまぼこが載っていました。これまたあっさり食べやすく絶品でした!

池間島丼

宮古島の北西1.5kmに位置し、池間大橋で宮古島からのアクセスも抜群の「池間島」。

池間大橋を渡った池間島の入り口にある海鮮丼専門店「大漁丼家」。なんと沖縄で獲れた新鮮な「マグロ・ウニ・海ブドウ」がたっぷりのって¥1300。

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海ブドウは普段食べる機会がなかなかない食材なので、独特の食感と磯の香りを楽しみながら味わいました!

オリオンビール

沖縄に来て飲むお酒といえば!「泡盛」ではなく、私の場合は「オリオンビール」。

沖縄に本拠を置く大手ビールメーカーということで、地産地消の精神のもと、オリオンビールをたくさん嗜みました。

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チューハイも沖縄仕様!どれも美味しくいただきました。

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【特別編】おすすめのビーチ3選 ※写真のみ

ここでは、沖縄の数あるビーチの中から選んだ、おすすめにビーチ3選をご紹介します。

ティーヌ浜

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イムギャーマリンガーデン

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砂山ビーチ

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ここまで、ご愛読ありがとうございました。

沖縄は単なるリゾート地ではなく、歴史に触れることのできるスポットや隠れた絶景スポットなど、深い魅力がたくさんあることを学んだ旅でした!

ぜひ皆さんも、沖縄で思い出作りをしてみてはいかがですか?

次回もお楽しみに!


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