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雑談力を高めたいあなたへ
「雑談力」
最近よく耳にするようになった言葉の一つだと思います。
「雑談」をテーマにしたビジネス書や記事、動画などたくさん出回っていますよね。
では、なぜ「雑談」なのでしょうか?何が良いのでしょうか?
本記事は、この「雑談」というものについて少し掘り上げてみようと思います。
そもそも「雑談」とはなんなのか
「雑談」という物について書いていくとはいったものの、あなたはこの「雑談」というものがどんなものかご存知ですか?
効果や雑談力向上の話に入る前に、雑談という物について知ることから始めてみましょう。
google検索ではこのように出てきます。
goo辞書ではこんな感じ。
他の検索ツールを使って調べた場合も、同じような定義が出てくると思います。
広辞苑とか使って調べてみたら面白いかもしれません。
(私の自宅にはありませんでした)
「とりとめのない会話」というと、あまり役に立たないのではないかと思うかもしれません。
しかし、よくよく思い出してみると「雑談」がなければ話すこと自体が楽しくなくなってしまいますよね。
「コミュニケーションは雑談から」というくらい、雑談力は友人関係に取ってだけでなく、仕事においても有用スキルではないかと個人的にも考えています。
では、「雑談」にはいったいどのような効果があるのでしょうか?
様々な記事や文献から「雑談」の効果について探っていこうと思います。
雑談のすごいところとは何なのか?
あなたは、日常生活や仕事で雑談をしていますか?
「日常はともかく、仕事の邪魔だから雑談なんてしないぞ」とか
「雑談なんかしたって時間の無駄だ。その時間をインプットに使うぜ」とかそういうふうに考えていたりしませんか?
その考え方は非常にもったいないので、この記事を読み終わるまでは一旦その考えは捨ててください!!
では、固定観念を置いてきてもらったところで「雑談」の効果について紹介していこうと思います!
世の中のビジネスマンが「雑談」を重要だと結論づける理由とはいったいなんなのでしょうか?
雑談のすごいところ:その1「仕事力UP」
「雑談とは、意味のないムダ話をすることではありません。雑談とは本来、人間関係や仕事の質を根本から変えてくれる魔法のようなメソッドです。雑談は人と人をつなぐ最初の接点。どんな仕事、どんな人間関係でも、まずは『こんにちは』というやりとりから始まります。このちょっとしたやりとりの中で、お互いに共感が生まれ、理解が深まり、それがのちの信頼関係の礎となるのです」(安田さん、以下同じ)
この雑談の力「雑談力」を高めることで、安田さんは「仕事が驚くほどやりやすくなり、成果も上がる」といいます。雑談と聞くと「自分が何か面白いことを話さなければ」と思ってしまいがちですが、それは大きな間違いなのだとか。
「雑談は、自分が話したいことを話すのではなく、相手が何に興味を持っているのか、どんな話を聞きたいのか、それを特定するためのプロセスなのです」
この雑談によって、「その後の商談やミーティング、打ち合わせなどがスムーズに進むことになる」のならば、20代の今から、すぐにでも身につけておきたいもの。
こちらの記事からの引用です。
ちなみに、安田さんという方は「超一流の雑談力」というビジネス書が有名な方です。
仕事力UPのミソは、コミュニケーション力の向上から始まるということです。
【スタート】雑談力を高める
→取引先や仕事仲間とのコミュニケーションが円滑になる。
→仕事の連携がとりやすくなる。
→仕事効率向上、信頼関係向上で仕事が楽しくなる
→生産性UP、仕事力UPにかけられる時間も増える。
人間一人でできる仕事や行動には限界があります。
となれば、自分以外の人間と協働することが必須となってきます。
自分以外の人間と協力して活動する際には、コミュニケーションをとりながら行動することになります。
雑談力が高ければ高いほど、このコミュニケーションが円滑になり仕事に取り掛かれるモチベーションや効率が上がるというわけです。
雑談のすごいところ:その2「誰にでも通ずるツールである」
雑談には、報連相や商談などビジネストークにはない要素があります。
それは、「中身がない」ことです。
中身がないというと、あまり良いイメージを持たれないのではないでしょうか?
しかし、中身がないからこそ良い部分があります。
中身がある話の場合
自分の用件を伝え、相手の用件を聞き、結論に向かう。
そのために必要なやりとりは中身のある会話といえます。
しかし、中身がある話はその用件さえ済んでしまえば即、終了です。
普段の1日を振り返ってみてください。
よくよく考えれば、こうした意味のある会話が私たちの社会生活に占める割合などほんのわずかなものではありませんか?
つまり、実際には私たちの生活は、ほとんどが意味のない会話=雑談で占められているのです。
さらには、中身のある会話は誰にでも通ずる物ではなく、その手の専門性を持った物同士でしか成立しないとても狭義な物であると言えます。
そうであれば、雑談を磨くことは言葉を使うコミュニケーションのほとんどを物にすることができると言っても過言ではないということになります。
雑談のすごいところ:その3「アイデアの宝庫である」
雑談とは、「自分ならどう思うか」という考えを最も簡単に伝えることが許されたツールなのです。
「自分たちは何がしたかったのか」=「自分たちの原点」を見失い「他人モード」になってしまうことを防ぎ、
「これがやりたい!」という想いや「自分はこう思う!」といった強い想いを持つことができる。
それは、自分だけではなく相手もまた同じである。
論理や戦略は関係なく、妄想や楽しさを駆動力に拡がる会話からは、たくさんの考えやアイデアが詰まっています。
それこそ、人の数だけアイデアがあると個人的には考えています。
雑談では、「直感」や「妄想」が大いに許される。むしろ大歓迎だ。
Aさん「直感なんだけど、こういうことがやりたいんだ!」
Bさん「へえ、いいね!じゃあ、こういうのはどう?」
Aさん「なるほど!それだと、こういうのもいいかもしれないね!」
Bさん「実際にやってみない?」
・・・
というような感じで、新たなアイデアが形になる瞬間という瞬間は雑談の中にあったりします。
雑談力を向上させるには?
では、雑談の重要性がわかったところで、どうすれば雑談力を高めることができるのか?
その具体的な方法について解説していこうと思います。
方法その1:「家族や友達と話す機会、回数を増やす」
はい、最も簡単な方法きました。
誰にでも今すぐできると思います(※例外あり)
家族や友人と、なんでも良いので話してみる。
最近あった出来事や面白いと思った物についてなどを話してみると話しやすいかもしれません。
また、雑談をするときは最初のきっかけには「当たり障りのない」話題にすると話しやすいかもしれません。
あとは、連想ゲームの要領で会話をつなげていくと良いと思います。
方法その2:「落語を見て勉強する。」
落語では「マクラ」と言われる部分。自分の身の回りで起きたことや、その時々の時事ネタをはさみつつ、話しのテーマになめらかに持っていく部分になります。
いきなりビジネスの本題に入っては相手も身構えてしまいます。かといって、まったく関係のない野球やゴルフの話だと、そこから本題につなげるには唐突感があります。
シンプルなのは、本題にからめて、まずは自分の身の回りで起こったことや、自分が感じたことといった「自分」の話から入り、その話から本題に関する課題認識へつなげていく構成です。
例えば、「自分の子供が受験に向けて頑張っている」という話から、「この子の将来を考えた時、今の新卒採用の仕組みやプロセスってこのままでいいのか」という問題意識を持った。という流れです。自分の体験に基づく話なので、相手も否定することはありませんし、また他人事ではないので共感を持ちやすくなります。
まずは、落語を見てみると良いと思います。
とんとん拍子で話しているのに、すごく聴きやすいし心を掴まれます。
こんな雑談ができれば、相手も自分も絶対楽しいですよね。
ビジネス業界でも、落語を見て勉強しましたと言う方も少なくないようです。
例えば、この動画などいかがでしょうか。
最初の6分だけでも見てみてください。
最後に
いかがだったでしょうか?
「雑談」も馬鹿にはできないなと思っていただければ嬉しいです。
あなたも。雑談力を極めて、なんだかまた話したくなる人を目指してみましょう!
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それではまた、お会いしましょう♪
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