見出し画像

情報に埋もれたくない一人の研究者

ゆーです。

最初に結論!
“メモ”について書きます
どうしてわざわざ?
以下、なかなかその話に入らないので。苦笑
(前置きの話も大切でして…)

さて、毎日のように、たくさんの“情報”が飛び交ってますが、みなさんどのようにお過ごしでしょうか?
ボクは、自分のペースで過ごすことが多く、情報を吸収しまくらないように注意してます
しんどくなっちゃうので…。

人からもネットからも情報を受け取り続けてしまうと、“自分の中で優先順位の高いもの”が埋もれてしまう気がするんです。
「今日はあれやらないと。」と思ってたはずなのに、色んなものを見てると、「あっ、これやらなきゃ。」「こっちもやっておいた方がいいかも?」みたいなのが出てくる。

でも、情報を受け取った瞬間に思いついたことってそんなに重要じゃなかったりするんですよね。
なのに、それを忘れないように覚え続けようとすると、他のどれかを忘れていきます
その忘れていくものの中に”大事だったこと”が含まれてしまうこともあって、良くないなーと。

もちろん大事なことってそうそう忘れません。
でも、それがやりたくないことだったら…?
それよりも楽しいものをいくつか見てしまったら…?
人間、誘惑に負けてしまうことはありますからね。笑

なので、ボクは意図的に情報量を減らすようにしてます。
ただですね、それでも周り人たちが大量の情報を受け入れて動いている以上、制限をかけすぎると、“共通の情報”を受け取らずにスルーしてしまう可能性がある
「Twitterで〇〇さんが“おはよう”って呟いてた」みたいな、どうでもいいことだったら目に入れる必要もありません。
でも、「最新の技術でこういうのもあるらしい」みたいなのって逃さない方がいいことも。

かといって、こういう情報って多様で、世の中にいくらでもありますし、毎日増える。苦笑
じゃあ、どうするか?

ボクは、とにかく「メモ」します。
(ようやく本題。笑)
以前もメモについての記事を書きました。

今回は、“メモした内容の活用”の話ではなく、“そもそもどうしてメモするのか”です。
「アイデアを出せるなら、別にメモでなくてもいいんじゃないの?」っていうのはもっともです。
確かに目的が一つなら別の方法でもいいと思います。
ですが、ボクはメモによって“覚えなくていい”ようにしてます

当たり前っちゃ当たり前。
でも、緊急性の高いもの以外を頭から消すのに最適なのは、メモだと思います。
研究という仕事をしていると、“緊急でないけど大事”なことがたくさんあったりします。
そして、いちいち覚えていられない。

「この研究テーマの理屈はこうなるのか。」「この人、また新しい論文出してる。自分たちの研究と競合してるなぁ。」「あーこんな分野とも関連がありそう。」みたいに、いくらでも見たいものはある。
仮に全て見たとて、その内容をいちいち覚えるのなんて不可能です。

なので、ボクは「いつでも検索できるし、アクセスしやすくしておけば覚える必要ないよな。」と思ってます。
目新しいものだったり、みんなが話題にしてる分野って、どうしても重要に見えたりしますが、そんなこともないことも多い。

あえて覚えないことで、大事なことだけを見ることができ、しっかりとやり抜くこともできます。
いろんな情報を得てしまうと、かえって自分に逃げ道だけを与えてしまうことも…。

何かを見て、面白いなと感じたらメモする。
で、すぐに次のものに移れば、記憶として定着しない。
自分で意図的に“覚えないように”しておくことで、頭に余力を残しておく感覚です。

いくらデジタル技術が発達しても、人間には限界があります
便利なものは利用こそすれど、なんでもできると錯覚しないようにしないといけません。
(ボクも、便利すぎてハイスペックになった気になっちゃうこともあります。でも、気のせいです。何かに取り組むとすぐに気づきます。笑)

自分のスペックをフルに活かすために、メモはオススメのツールです。
参考になれば…!


この記事が参加している募集

気づきなどのきっかけになれば幸いです。やはり応援していただけるのは、ものすごく嬉しいですし励みにもなります。またぜひお立ち寄りいただければ… (いただいたサポートは、今後の活動資金にさせていただきます。何かしらの形で還元させていただければと思ってます。)