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短編台本

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ラジオドラマ用に書いたものであったり、1〜3ページで済むものを貼っていきます。もしももしも、参考にしてくださったり、何かに使いたい際は、教えて下さいませ。
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#ラジオドラマ

病は恋のように

自劇団の本番2週間前を過ぎてこのタイミングで短編台本をなぜあげるかというと、物販作業でパソコンを開いていたらこの台本が出てきたからです。すっかり忘れていたし内容も読むまで全然思い出せなかった。

インフルエンザに小学校ぶりに(多分)かかって、その直後に書いた2年前。

最近自劇団のツイキャスラジオでラジオ台本を書く、読む、という習慣がなくなったので、強制的に書かなければならないということがなく、書

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そして彼女に

彗星ラジオより。去年の秋頃書いたもの。

手紙。の元台本。

愛なのか恋なのか好きなのか嫌いなのかわからない錯乱した瞬間は、当の本人は大変だけど、面白いし、美しいのではと思っていて。ただそんな瞬間の切り取り方や解釈、伝え方、は、難しい。ただかっこつけたいようにも受け取れるし、本音なのかわからなくなったり、目を背けたくなるような恥ずかしさだったり。そもそもこの曖昧さが、全ての人間にあるものなのか。あ

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血が足りない。

こちらも一昨年の秋頃彗星ラジオ用に書いたもの。

自劇団の稽古中で、客演として出演して下さった野倉さんに読んでもらおうということで名前はそのまま。

当時ホットヨガのインストラクターをしていて(今はお休み中)とにかく汗をかきまくり体力を消耗した日々を送っていて、血が足りないと思いながら過ごしていたのでこのような感じに。健康的な生活でありたいという自分の願望。

白い花

彗星ラジオにて、去年の梅雨頃に書いたもの。

「とにかく男性に喋らせる」ということだけを目標に書いた。

この話を書く前に山田詠美さんのタイニーストーリーズ「電信柱さん」を読み、動けないものの視点の話は面白いなと思って書いた。私の家では実際コーヒーの木を育てているので、彼をモデルに。

毎回書く時、起と結を先に思いついてから中を埋めていく作業をしていくけれど、この話は起とやりたいこと、だけを決め、

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狸の婿入り

オチがもっとも気に入ってる作品。ただ、久しぶりに読み直したらオチまでが無茶苦茶。笑

(基本的にラジオドラマは始まりとオチだけ考えてまとめて書くので大抵はちゃめちゃなんですけど)

タヌキの兄妹のお話。

図々しくお願いをすると、テンポよく読んでください。笑

無茶苦茶でも、役者さんを通して読んだら全然印象が変わるもので、昔彗星ラジオで同い年、凡タム小谷地希が、私の想像通り、そしてそれを超えて読

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狐のうそ。

彗星マジックラジオドラマで去年4月に披露した作品。林檎の君へ。で「キツネアザミ」という作品をしたのですが、それの元ネタ(?)です。これから派生してキツネアザミができました。

男は、男。キツネアザミでは松永和真。キツはキツネ。キツネアザミでの大橋未歩。妹はキツネの妹。キツネアザミでは弟にして銭山伊織。に演じてもらいました。

書いた当時のまま載せます。

稚拙極まりないけれど、ここから30分の台本

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