白い花


彗星ラジオにて、去年の梅雨頃に書いたもの。

「とにかく男性に喋らせる」ということだけを目標に書いた。

この話を書く前に山田詠美さんのタイニーストーリーズ「電信柱さん」を読み、動けないものの視点の話は面白いなと思って書いた。私の家では実際コーヒーの木を育てているので、彼をモデルに。

毎回書く時、起と結を先に思いついてから中を埋めていく作業をしていくけれど、この話は起とやりたいこと、だけを決め、結が自分でもわからずに書き始めていった。結果、正直全く納得する展開でおちなかったけれど、「書けないことはない」ということが分かった。まず書き始めないと終わらないんだなあ。日々精進意匠惨憺。


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