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ラマダン後のGW。東北ハラール旅行

前回と前々回の記事でイスラム教の断食の月「ラマダン」について書かせていただきました。

前回の記事↓

前々回の記事↓


ラマダン期間中(1ヶ月間)は日が出ている間に飲食ができません。

※日没〜日の出までは飲食可能です。

このラマダンが5/2に終わり、ついに私は昼でもごはんが食べられるようになりました。

そしていいタイミングでゴールデンウィークが始まりました!


去年のゴールデンウィークはラマダンとちょうどかぶっていたため、旅行に行っても昼間は何も食べることができませんでした。

旅行といったら食べ歩きなのに食べられないのは辛かった…。


今年は5/2にラマダンが終了。

私の休みは5/3〜5/5。

ということで、サウジアラビア人の夫と一緒に岩手旅行に行くことにしました。


はじめての東北♪

ラマダン明けなので美味しいものをいっぱい食べる気満々で出発しました。


1日目は平泉。

まずはレンタルサイクルをして中尊寺へ。

道の途中で藤原行列に遭遇。ラッキー✨

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中尊寺では金色堂を見学して弁慶団子という味噌味?の団子を食べました。

そのあとは自転車で40分かけて厳美渓に🚲

こんなにママチャリをこぐのは高校生ぶりかも笑

本当にラマダン中じゃなくてよかった。

もしラマダン中だったら食べ物も水もなしでこんなに自転車をこげません。

厳美渓は水がエメラルドグリーンでとっても綺麗。心癒されました。

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そのあとは新幹線で盛岡へ移動。

盛岡は名物が多く食べたいものがたくさんあります。

じゃじゃ麺、冷麺、わんこ蕎麦…などなど。


ただ、イスラム教の私たちはハラールのものしか食べられません。

(豚肉やお酒、イスラム教のルールでない切り方をされた肉などは食べることができません。)


ネットで調べたかんじ、残念ながらじゃじゃ麺や冷麺はお肉が入っているためハラールではなさそう。

ということで私たちは盛岡名物のひとつわんこそば食べました。

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もしかしたらめんつゆにアルコールが入っている可能性があるので、確実にハラールかと言われると微妙なところではありますが、比較的そばはハラールだろうということで食べました。

東京など外国人が多い地域はムスリム対応のお店(ハラールマークがついたお店)が多いですが、岩手ではなかなか見つかりませんでした…。

外食でハラールマークがない時、私たち夫婦はなるべく、そばや魚などの和食を食べるようにしています。

夫いわく魚と卵はハラール。


わんこそばは盛岡駅前の「東家」というお店で食べました。

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薬味が付いていて美味しく夫は60杯、わたしは45杯も食べられました!

薬味の1つは鶏肉のそぼろ?のようなもので、これだけはハラールではないので取り下げてもらいました。

(宗教上食べられないので鶏そぼろを何か別のものと交換してくれないかと交渉しましたがダメでした…)


次の日は宮古市へ。

宮古市ではランチでビン丼という瓶に入った海鮮丼を食べました。

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これも確実にハラールかと言われると微妙です。

セットでついてきた茶碗蒸しには鶏肉が入っていました。

(私は鶏肉を食べてしまいましたが、夫は取り出して食べていませんでした)

豚肉以外の肉はオッケーというムスリムもいますが、私の夫は豚肉以外でもハラールの肉じゃないと食べないことが多いです。

厳格なムスリムは外食するのがなかなか大変です(汗)

この瓶丼は宮古駅の近くにある「おかめ」というお店のもので、マグロやサーモン、ホタテ、タコなどさまざまな魚介類がミックスされていました。

とっても美味しかったです!

ラマダン明けのランチはやっぱり格別ですね✨

ランチを食べられる幸せを感じます♡


ランチの後は浄土ヶ浜へ行き、船に乗ったり散策をして私たちの岩手旅行は終了。

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本当にいい旅だった。

普段東京のビルが立ち並んだ忙しい場所に住んでいるので、山や田んぼ、海など自然豊かな岩手でリフレッシュができました。

また、わんこそばや海鮮丼などムスリムでも食べられる名物が多いのもありがたかったです。

美味しいものをいっぱい食べられて、やっぱりゴールデンウィークがラマダンとかぶってなくて良かったと心から思いました。

ラマダン明けなので美味しいものがより美味しく感じられます。

次は東北のちがう県にも行ってみたいな〜。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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