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読書に欠かせぬ本の友、栞。しかも無料で収集した品々。

秋といえば読書。実は年中読書だが、読書の秋コンテストをやっているので、素直にお勧め本を紹介しようかとも思った。しかしながら素直ではない私としては、違ったものを紹介したい。例えば、栞。気づけば色々と集めていたので、改めて見てみて、自分でも驚いた。文化の日の今日、発掘した栞を公開。

そのなかから今回は、新潮社が出していた栞をご紹介。記憶によれば10年程前、書店のレジ付近に置かれていた栞たちだ。

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懐かしい、新潮文庫のキャラクター、Yonda?パンダが使われている栞。厚紙でおそらくマットコートかと思われるつるつる素材となっている。
しかもすごいのは、これだけではない。実は裏面が・・・

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この細かさ、クオリティ、遊び心に言葉も出ない。まさか定規としても使える仕様になっていたとは思わなかった。パンダの後ろ姿まで見えるとは思わなかった。何より、パンダに尻尾がないとは思わなかった。恐るべし、新潮文庫。連日書店に通って集め続ける価値のある栞だった。

新潮文庫の栞祭り(?)は終わらない。おそらく翌年だと思う。違うバージョンが登場した。

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ビビットな色合いとは一転、紙の質感は変わらないが、木目調で大人びたデザインとなって登場した。それぞれの椅子には個性を感じる。しかもご家族で仲良く読書。大きな椅子で本を読む子供がかわいい。
さて、楽しみな裏側は・・・

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こういう椅子だったんだぁ、と素直に楽しんでしまった。やっぱり新潮社さんはどうしても栞を定規としても使って欲しいらしい。今回は椅子に容量を取られたせいか5㎝までしか測れないけれど。

そしてさらに翌年は、Yonda? 自体が変わった。

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イラストレーターの100%ORANGEが手がけた新しいパンダが登場。表情と動きがユニーク。写真はなぜか暗く映ってしまったが、鮮やかな黄色。黄色だけというのもパンダを引き立てるために勝負に出たか?
さて、裏側・・・例のあの機能は残っているだろうか?

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残っていた! 揺るがぬ定規機能。もう何年前か正確には分からないが、我ながらいいコレクションだと思う。確か夏の文庫100冊フェアと同時に書店に並んでいた気がする。現在も100冊フェアは続いているが、近年はこういう勝負栞を見かけなくなって寂しい。

栞コレクションはまだあるが、今回は新潮社編ということで。

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