【ゆにおのイベントレポ】おかやま文学フェスティバルの表町ブックストリート、出店してきたよー!
ゆにおでっす!
【2/25】の文学フリマ広島6に続き、
【3/3】は一箱古本市に出店するために岡山まで行ってきたよん。
文フリに続き、とてもいい体験になったので、レポします〜。
遊びに行かれた人も、行けんかった人も、
この記事で臨場感をシェアしてくれぃ!
◇
「おかやま文学フェスティバル」って何だ?
「一箱古本市」というと、ゆにおが知る限りでは
一箱古本市として独立して開催されるんでなく、
地域のお祭りやイベントなどとセットで開催される場合が多い。
この度ゆにおが出店させていただいた「表町ブックストリート」という
一箱古本市も、
岡山市が主催する「おかやま文学フェスティバル」という
行政の行事の中の催し物の一つ。
このフェスがなかなかすごくて、
2/23〜3/10の開催期間は、岡山の各所で
ゆにおが尊敬する五木寛之御大(この人の対談本は、ほんまおもしろい! 知的興奮をくれる)、
そしていろんな文学賞を獲ってる乗代雄介さんなど
著名な書き手による講演会、あるいはさまざまな展示、
本にまつわるワークショップなど満載で、
子どもから大人まで楽しめる
まさに行政パワーをフルに活用した、地域を巻き込む一大文学イベント!
なんと言っても、岡山市は「文学創造都市おかやま」を標榜しているくらいなので。
そんな文化振興&地域おこし的な文脈での開催らしい。
(岡山の人に伝えたら、『いつの間に!?』と驚いてた笑 市民の間に認知が広まるよう、がんばれ岡山市!)
◇
SNSもかなり頑張っておられる。ゆにおも最初、SNSで存在を知った。
遡ること、昨年の二月だったか三月だったか。
ゆにおがフォローしている呉の書店の方が、「おかやま文芸小学校」の会場の写真を
Twitterにアップしておられた。(遊びに行かれたんかな?)
それで関心を持ち、いろいろ調べるうちに
「一箱古本市もやっている」と知って、可能性の一つに加わった。
そして、1年後……。
ほぼ忘れかけていた頃に、
どこかからTwitterがRTされてきたり、Instagramで告知が流れてきたりして
しかも公式から、「古本以外に、ZINEを売り場に並べてもOK!」とのアナウンスもあり
これなら場違いになることはないだろうと、
安心して申し込みをした。
と、こんなふうに、運営団体がSNSを頑張っており、各種SNSでちょいちょい目にする一箱古本市なので
実際に出店してみると、文学フリマ系の作家さんやZINEイベント等で見かける人たちが、
そこここにおられた。(SNSで情報収集する人が多いジャンルと思うので)
ちょうど自分の真後ろのブースも、文フリ広島でご一緒したばかりの作家さんが!
尋ねてみると、やはり「TwitterでRTが回ってきて、こういうのがあるって知った」とのことだった。
◇
ブースの間がゆったりで、ストレスなく楽しめる。15時までお客さんが途絶えることなし!
10時過ぎに岡山駅につき、徒歩20分ほどキャリーバックを引いて
表町商店街へ。
デパートや飲食店、アパレルなどが立ち並ぶアーケード街で
道も広く、地方都市ならではのゆったり感が。
ブースの間も1メートル以上離れている感じで、
かなりゆったり。ゆにおは2スペース取ったので、ますますゆとりある時間が過ごせた。
11時開始だけど、その前からお客さんがちらほら。
その後も途絶えることがなく、
食事を取りに行くのはもったいないなーと、
商店街のお店でコーヒーと桜餅を買ってきて、ブースで食べた。
文フリで手一杯で、SNSの告知もそんなに熱心にできず
他の出店者さんも全くチェックしていない状態での参加だったし、
ZINE界隈や一箱古本市界隈で有名な方も多そうで(実際は、地元の家族連れでお店を出してる人などもわりとおられました)
自分はあんまり相手にされんだろうな、
という
予想が、いい意味で裏切られた。
1種類の本を2〜7冊しか持ってきていなかったこともあるけど、
7種類中4種類完売と嬉しい結果。
どのジャンルが強いなどもなく、小説・詩・エッセイ・日記と
思い思いに手に取ってくださって。
客層も、まさに老若男女。
岡山以外だと、福山や四国(香川、愛媛)から来ている人も多かった。
何人かのお客さんに買い物袋の中を見せていただくと、
古本とZINEの両方を入手している人がほとんど。
お客さんたちの知的好奇心の強さがうかがえた。
◇
作家さんたちと岡山カフェを満喫。再会や新しい出会いなど、充実の一日に。
一箱古本市で顔を合わせる方達が挨拶に来てくださったり、
ヲルガン座に展示を見に来てくださった作家さんなど、久々に会う人も多く、楽しかった。
ご近所や地元に、同じ趣味の人がおるって、なんか嬉しいよね!
けれど、
ワンオペ&お客さんが途切れない&お店の数が多すぎるため、自分からはあまり動けず……。
お買い物も、近隣のブースや、コーヒー屋さんへの通り道で少しだけ。
素敵なポストカードZINEや、民藝の本(家族へのお土産)、
ゲゲゲの鬼太郎のロビーシート(映画館に飾られていたものだそう)を買うにとどまったけど、
どれも気に入っている。
撤収後にお茶に誘ってくださった作家さん&写真家さんがいて、
大正時代モチーフの素敵なカフェに連れて行ってもらい、あれこれおしゃべりした。
そのことは日記にも書きました↓
本も見ていただけ、地域のあたたかさも感じられ、
ご当地カフェでおいしいナポリタン。
何より、読書や執筆、表現することが好きな人が、こんなにたくさんおって
それを地域が後押ししてくれる日があるんだなーという喜び。
いい一日になりました! 以上!
■「音の鳴るカメラ禁止」のカフェで、ナポリタンの写真が撮れんかった笑。無念! お土産にフィナンシェを買ったよん。
■その後、無音カメラを持ってきてくれていたKanaeさんからナポリタンたちの写真をいただきました! 追記します。お店の名前は「もなど喫茶店」ですー
by ゆにお
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?