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ブレスワークとは? ①プロローグ
国際的な認定ガイド
私はここ2年ほどブレスワークのガイドの卵として活動しています。
”ガイドの卵”というのも、独学で学んでいる訳ではなくて日本で唯一ブレスワークのガイド養成認定を行なっているブレスワークジャパンという団体に所属していて、そこでの認定を目指しているから。(2019年発足)
ブレスワーク・ジャパン(BWJ)は、国内で唯一、
ガイド養成認定を行なっている団体であり、アジア初の
国際プロフェッショナル・ブレスワーク協会(GPBA)の認定機関です。
GPBAとは、2001年より世界中でブレスワークを実践する個人や団体をつなぎ、多様なブレスワークの手法や意義、またブレスワーク・ガイド養成のための基準を推進している国際団体です。
なので一応カリキュラムやテキストもあって(そんな堅苦しいものではないけど)ガイド認定を受けるには一定の基準も必要です。
通常トレーニング期間は半年〜2年間。
私は途中で第一子の出産を挟んだのでゆっくり2年での取得を目指しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708349085540-NuBu5sDESN.jpg?width=800)
もちろんヨガなど他のワークと同様に、決して「認定」があることがガイド・インストラクターの質を保証する訳ではなく、結局はガイドとしてのその人の技術・経験・人格次第。
だから認定を取らずに研鑽を積んで活動することも当然可能ではあるんだけど、私はこの道(心身の健康をサポートする人)を志して間も無いから、一定のフレームがあってメンターも居る中で学んだ方が学びが多いだろうなと思って認定を取ることにしました。
(目標がある方が迷わなそうだしね)
そして実は来月のアセスメントを経て、晴れて”認定”ガイドになる予定なので、ここで何回かに分けて「ブレスワーク何じゃらほい」をお伝えしていこうと思います。
「ブレスワーク」とは
ブレスワークとは、その名の通り呼吸を使ったワークです。
で、私なりの解釈を加えるなら
「そのまんまの裸ん坊の自分に出会い、痛みも、弱さも、汚い感情も受け入れ、最高の至福も、とてつもない宇宙も、有象無象も、はたまた無さえも受け入れる、言葉にならない何かと出会う不思議な旅」
そんな風に捉えています。
、、意味不明ですかね(苦笑)
でも、100%素直に表現するならこんな感じなんです。
やることは横になって誘導を聴きながら呼吸をするだけ。
ただ吸って、吐く。
それを極限まで丁寧に、繊細に心と体を意識して、1つ1つ繰り返してくだけで、何とも説明がつかないような不思議な感覚が巡りだします。
![](https://assets.st-note.com/img/1708352277506-1XTsGssNpg.jpg?width=800)
例えば私の個人的な感覚では
自覚していなかった自分の弱さや寂しいという感情に気付く
意識がクリアに頭が冴えたような感覚
抑えていた怒りの感情のリリース
多幸感、深いリラックス
そんな様々な体験を通して少しずつ未知の自分を知り、ありのままの自分を認め、受け入れ、癒してきました。
(私のブレスワーク初体験はこちら)
他の方の体験談はこちらにも ▶︎BWJブログ
そして今、2年間のトレーニングを積んで思うのは、
ブレスワークは
自分と、自分の人生を愛するためにやるのかもしれない
ということ。
ブレスワークの旅に正解も不正解もないし、期待通り理想通りにはならない。時に見たくもない自分や思いもしない感情と出会ったりする。
でもそれが私なんだと、
それが人生なんだと
ふと全てが愛おしく思えてくる。
ぜーんぶオッケー、そんな感じ。
ブレスワーク以外に、ヨガや瞑想、ジャーナリング、NVCなんかも実践しているけれど、
私が今そんな風に悠々と思えている根幹には、ブレスワークの「思考や理性が関与しない感情的・本能的なアプローチ」の影響がとても大きい気がしています。
頭で考えるんじゃなくて、身体や心・意識のままに動いていく(動かされる)旅だからこそ、本当に奥底に眠っている何かが溢れてくる感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1708353128144-PFdy59GCiB.jpg?width=800)
ちなみにブレスワークとは何か、ブレスワークジャパンのサイトではこんな風に説明しています。
ブレスワークとは、普段より速いペースで意識的な深い呼吸を続けることで、心や体のさまざまなブロックを解き放つセルフ・セラピーです。
チェコスロバキア出身の精神科医、スタンレー・グロフ氏が考案した呼吸法で、「一回のブレスワークは、十年分のカウンセリングに匹敵する」と言われるほど。変性意識に働きかけ、自己変容を促すセラピー及びヒーリング手法として、注目されています。
ブレスワーク・ジャパンで実施しているブレスワークは、グロフ氏が提唱した「ホロトロピック・ブレスワーク」よりはマイルドですが、それでもさまざまなな感情のリリースや身体の滞りの解消につながる、と評判です。 変性意識に働きかけるとは、すなわち、私たちの人生を司る97%の潜在意識に、自らの呼吸によってアクセスするということ。
つまり、意識的な呼吸を一定期間集中して行うことで、意識の変化、また感情や身体の凝りのリリースが起こるという”セラピー”の1つという訳です。
具体的には何をするか
で、具体的にセッションで何をするかというと、箇条書きで書くならこんな感じ。
ブリーザー(呼吸する人)は仰向けに横になる
ガイドの誘導とBGMを聴きながら循環呼吸をする
循環呼吸:吸う息と吐く息の長さが同じ、切れ目が無い、普段より深く早い呼吸
呼吸する時間は60分間
・・・・
本当にこれだけ。
拍子抜けするくらいシンプルですよね。
60分間のブレスワークの前後にアイスブレイクの時間やストレッチなんかがあり、大体セッションは2時間くらいで終わります。
ただ吸って吐くだけですから、難しい技術や体力も必要ありません。
呼吸に集中できる環境と意思があればOK。
では何故こんなにシンプルなワークが
こんなにもパワフルなのか?
長くなってしまったので続きは次回。
「ブレスワークとは何か?(左脳的説明編)」にて。
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