「感謝と祈り」第102話
自分中心なわがままな物の見方が執着を生みだし、争いを起こし、苦しみの原因になってしまう事がある。
様々な思いや認識で頭の中が一杯になってしまうから、やはり心を空っぽにすることが時には大事だと思います。
五祖弘忍(ごそぐにん)という禅僧は、迷っている人の頭はゴミで一杯になった部屋のようであり、仏の心は、ゴミがすべて片づいて広々とした部屋のようだと譬(たと)えられました。
澄み切った心になれば、心が落ち着き、悩みから解き離れる事ができるかもしれません。
とかく現代人は、心や感情に色んなものを詰め込み、要らない知識をも詰め込み、日々時間に追われて生きています。
そこに執着や、自分本位な考えが入ると、
それまで培った価値観や固定観念を捨てる事が難しくなります。
そして、「自分さえ良ければ」という思いが生じると、余計に色んな悩みや苦しみが生まれて来るようになります。
では、どうしたらいいのでしょうか?
悩むことを止めて、考えるな…と言っても、私たちは色んな思考が勝手に湧き起こって来るので、そんな時は「呼吸を整える事」をおすすめします。
静かに呼吸をしていることに意識を集中させ、鼻から息が出ている、鼻から静かに入っていることだけを見つめる。
それをただ繰り返すと、だんだん心が空っぽになっていきます。
一日に一回で良いので、自分の呼吸に集中する習慣を作ってみませんか?
偏らない心、こだわらない澄み切った心を感じる事が出来ると、集中力も湧いてくると思います。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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