【104】セラピストにおすすめの本

前回のセブンルールの記事にて「本を読む」という項目を書きましたが、
今日はセラピストさんにオススメの本をご紹介します＾＾

セラピストさんにオススメの本と言っても、身体に関する教科書的な本ではありません。
マインドセット、心の持ちように関するオススメの本です。

どれも当たり前の事が書いてあるようでいて「分かってはいるけれど実践するのが難し」かったり、「最近忘れていた」りするものが多いと思います。
だからこそ、定期的に読むと「はっ」と気付かされる本。

興味があったら是非手に取って読んでみてください＾＾♡

①リッツ・カールトン 至高のホスピタリティ

高野 登

リッツ・カールトン　至高のホスピタリティ (角川oneテーマ21)

リッツ好きな私はリッツカールトン系の本を５冊くらい持っているのですが、この本はkindleに入れて外出先でもいつでも読めるようにしています。

組織の作り方・マネージメント というより、実際にお客様を目の前にした時の対応を、実話を基にして書かれています。

「至高のホスピタリティ」と書いてありますが難しい事は何も書いてなくて、セラピストなら (そうだよねぇ。その考え方分かる～～）と共感しまくる内容だと思います。

セラピスト歴５年目付近の方に。ホスピタリティの見直しとモチベーションアップにオススメの一冊です＾＾

ちなみに以前、著者の高野登さんの講演を東京ステーションホテルで受講した事があります。

穏やかでニコニコ笑顔の方で、
でも話す内容は『ホスピタリティとはこうあるべき』と一貫されていて、感動した覚えがあります🥺

②人を動かす

デール・カーネギー

言わずと知れた、1937年発売のカーネギーのベストセラー啓発本です。

通常販売されている本は

こんな感じで、大きく分厚い小説なのですが、独特な和訳文章分のストーリーなので、全部読んだ事がないって人が多いかも知れません😂

が、最近書店で発見したのがこの本！！
なんと、《超訳 エッセンシャル版》が出ていて、とても読みやすく分かりやすい内容でした。

超訳 カーネギー 人を動かす エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)

「人を動かす」というと、"偉い人が社員を動かす（使う）方法"みたいな、少しネガティブなイメージで受け取られがちですが、

この『超訳　カーネギー』に書いてあることは、幼稚園でも習うような
●自分から挨拶をしよう
●相手の話を聞こう
●感謝の気持ちを持とう
というような、人間の基本となる当たり前の事が沢山書かれています。

そしてその一見当たり前だと思われるテーマに沿って深掘りした内容が書かれているので、すんなりとアタマの中に入ってきます。

例えば、本の一部分を切り取ってみます。

『相手の意見を尊重しよう』
もし相手に「あなたは間違っている」と単刀直入に言ったら、相手はあなたに賛同したくなるだろうか？

　とんでもない。

相手は自尊心を傷つけられるので反論したくなる。
あなたがどんなに名論卓説を並べようと、相手は自分の信念を曲げようとしない。なぜなら、相手は論理の生き物ではなく感情の生き物だからだ。

「はっ」っとされられる事が多く書いてあるし、超訳新書はミニサイズで軽いのでオススメです＾＾

③選ばれる女におなりなさい

ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ

選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論

あのデヴィ夫人の半生をドキドキしながら読めます。
なぜ、戦後すぐの時代の貧しい日本人の女の子が、大統領の妻になれたのか？

若さと美貌だけではない。
デヴィ夫人の考え方と行動力に刺激を受け、「自分の人生は自分で切り開くものなんだな～」と改めて感じました。

恋愛・婚活だけでなく、仕事のパートナーとしても。
「どうしたら大勢の中から選ばれる人になるのか」
という事が一貫して書いてあり、読んでいて身が引き締まりますよ。

自分の幸せだけを追い求めるのではなく、相手に対して何をしてあげられるのか。自分の価値を高める方法とは。勉強になります！

指名を増やしたい。もっと仕事で活躍したい！
そんな方にもオススメです^^
もちろん婚活中の方にはお読みいただきたい一冊です💕

番外編：もしも徳川家康が総理大臣になったら

これはセラピストさんにオススメ！というわけではなく、最近読んで面白かった本のご紹介です（youtubeで中田敦彦さんも絶賛してた！）

ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら

裏表紙よりあらすじ

２０２０年。
新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生。
あろうことか総理が感染し、死亡する。
かつてないほどの混乱の極みに陥った日本政府は、かねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる計画を実行する。
徳川家康を筆頭に日本の歴史に名を刻む錚々たるメンバーで構成された最強内閣は、迅速な意思決定で、日本初のロックダウン、50万円給付金、リモート万博など、大胆な政策を次々と実行していく。
最初は「過去の人間に政治ができるのか」と半信半疑だった国民も、偉人たちのえげつない決断力と実行力に次第に歓喜し、酔いしれていくがーー

これは、日本史が得意でない人（私）も楽しめて４００ページを一気読みしました。
だってさ、見てくださいコレ