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大学院一年目の読書録 その7「体系 パブリック・リレーションズ」

前期の課題が終わらないうちに夏期講座期間に突入。欲張ってすべての講義を取った私、毎週、週6日の授業で、より一層暑い夏を過ごしています。

下書きに途中まで書き留めた読書録は多々あるものの、まったく仕上がらない・・・。


ので、気持ちを切り替えて、タイトルと目次だけ。本当の読書ログとして割り切って、書き留めていくことにしました。



こちらは、パブリック・リレーションズのバイブル。世界で最も多く読まれている歴史的名著…  
の、(もちろん💦)邦訳版です。

「体系 パブリック・リレーションズ」
『Effective  Public  Relations 9th edition』
スコット・M・カトリップ、アレン・H・センター、グレン・M・ブルーム 共著、日本広報学会 監修、ピアソン・エデュケーション発行(2008)

定価¥8,500の 大作、私たちの基本の教科書です。
10年以上前の著書で、その後のSNSなどの急速な拡大で、かなり広報の垣根もデジタル寄りに変わっていている昨今、多少、物足りなくはあります。取り上げられている事例ももちろんアメリカでの事例ばかり。

とはいえ、広報を学ぶ人間にとってのバイブルであることは変わりない。広報の起源や概念、基本的なマネジメントのプロセスなどは、時代を超えて変わらないものだと思います。

一日30ページを課しても読了まで1ヶ月近くかかった超大作。目次記録で、自分の参考書記録に加えておきます。


目次
第1部 概念・実務家・コンテクスト・起源
    第1章 現代パブリック・リレーションの概念
 第2章   パブリック・リレーションズの実務家
 第3章 組織体構築
 第4章 パブリック・リレーションズの歴史的発展
第2部 基本要件
 第5章 倫理とプロフェッショナリズム
 第6章 法的考察
 第7章 理論的基盤:調整と適応
 第8章 コミュニケーションと世論
 第9章 インターナル・リレーションズとエンプロイー・コミュニケーション
 第10章 メディアとメディア・リレーションズ
第3章 マネジメント・プロセス
 第11章 ステップ1:
     パプリック・リレーションズの問題点と明確化
 第12章 ステップ2:
      計画立案とプログラム作成
    第13章 ステップ3:
     実施とコミュニケーション活動
 第14章 ステップ4:
     プログラムの評価
第4章 実践
 第15章 事業および企業におけるパブリック・リレーションズ
 第16章 政府とパブリック・アフェアーズ
 第17章 非営利団体(NPO)、業界団体、非政府団体(NGO)


毎日少しずつ読み進めていたのですが、何しろ重くて大きくて、家人から、足の指をぶつけて痛めるので、早くどかしてくれ、とぶつぶつ言われ続けながら、ようやく読み終わりました。

バイブルとして、何かに迷った際、手にとって、原点に戻りたいと思います。

(こういう本こそ、Kindle Unlimited にあると一番嬉しいんだけどなぁ…)


自らの第二の人生のために、そしてそれを広く恩返しできるよう、生涯学び続けたいと思っています。よろしければサポートお願いします。