コロナ禍で何を優先するべきか
来週に行われる十年来の親友の結婚式をこのタイミングで
泣く泣くキャンセルすることになった。
電話していくことを自粛する旨を伝えると彼女は泣いていた。
来て欲しいけど正直来たことで感染すると申し訳ないという葛藤のなか。
私も決断するまでにたくさん悩んだ。
本来は人の最高に幸せな瞬間を祝う席なのに、なんでこんなにも祝われる側が苦しまないといけないんだろう。
コロナ禍において、間違いなく優先すべきは自分の命だと思う。
親友、家族、恋人とどれだけの期間会えなくても
お互い生きていれば必ずどこかのタイミングで会うことはできる。
だから今を安全に生きないといけない。
笑顔で抱き合って、再会の喜びを噛み締めるためにも。
唐突だけど、私は遠距離恋愛をしている。
飛行機に乗らないと会えない距離で。
コロナという障壁がずっと私たちの間には立ちはだかっていて。
次に会える約束もできない。
もちろん現在の第3波の真っ只中、
一月に会うはずだった予定ももちろん無期限延期。
第1波の時なんて20年2月に会ってから7月までの5ヶ月間会えなかった。
でも私たちがなんとか付き合えているのは、
・国内での遠距離恋愛だったこと。
・先人のおかげで”通信技術”が発達していたこと。
これが多分20年以上前だったらまさに「遠くの親戚より近くの他人」状態だっただろう。
そして全国、いや、全世界の国際恋愛をしている人たちを心から応援するし、心から尊敬する。
みんな頑張ろう、大好きな人たちのために。
きっと生きていれば、また会える。
そういい聞かせて、今日も生きよう。
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