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子供向け絵本もあった!統合失調症に関する本

母親から本屋で買った本を渡されて読んだり、ネットでも随分と調べてきましたがまだ図書館では調べていなかったので今日は館内図書を「統合失調症」で検索しました。

すると、子供の絵本コーナーに本があるではないですか。

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お母さんが統合失調症を発症し、入院してしまった女の子が主人公で、一冊目は発症から入院、病気について子供に説明するまで。二冊目は退院後のお母さんや親せきのお姉さんとの様子が描かれています。親が統合失調症になってしまった子供の心のケアが主体で、子供の心理を表していて身近な家族が理解できるようになっていたり、子供にどうやって病気の話を説明していくか、向き合っていくかなどについて書かれています。

前半は子供一人または大人と一緒に読める絵本になっており……

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後半は詳しい病気についての解説も載っていて大人が読めます

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私の息子もこんなふうに感じていたのかもしれない、と思って読んでいて涙がこぼれました。絵本の中で女の子はおばさんの家に預けられ、週に一回お母さんがやってくる生活になっていましたが、解説の部分にも「退院後、生活が変わったり離れて暮らすことになるご家庭も多いと思います」と書かれており、うちだけじゃないんだな……と、病気の重さ、事の重さが身に染みる。

デリケートな問題で、まだ小さくて難しすぎるとうちの母親、姉も子供に病気の説明はしておらず、無言のまま別居しているのですが、絵本によるとそうされると病気の母親との信頼関係のみならず、同居の親族に「自分には本当の事を話してくれない」「信用されていない」と不信感がつのり、思春期にかけて交友関係で友達に心を打ち明けられなくなったりと問題が生じるようです。

私は、この絵本の中でお母さんが久しぶりにやってきて、一緒に買い物をしようとしたときに嬉しい気持ちと不安な気持ちが一度にやってきてとても女の子が不安定になった描写があり、可哀そうになりました。

「また、変なこと言わないかな。病気になったりしないかな」

「だいじょうぶだった」

と終始お母さんのことで不安になっていたのです。

子供にとっては、もう、そうとしか感じられないのかもしれません。

私も将来子供と食事をしたり、映画を一緒に観たりできたらいいなぁと考えていましたが、それももうしないほうがいいのかもしれないとまで思いました。それでも、この絵本を役立てて母(祖母)と姉(叔母)には心から甘えられるようになってほしいので、私の病気については時期を見て正直に話してほしいと思っています。

Amazonで購入し、実家にプレゼントすることにしました。上手くいくかはわかりませんが、家族を信じて託したいと思います。

病気について調べる毎日

病気についての本は大人の、医学のコーナーにもたくさんありました。今日は躁うつ病についての本も借りてきました。

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私なりに、再発しないように少しでも理解を深めていこうと猛勉強の日々。ただ病院に通っていたって先生は何も教えてくれないからです。

調べていてわかりますが、統合失調症も双極性障害もとても複雑で難しい病気で、簡単に説明できるものではありません。ましてや短い診察の間に医師が説明できるとも思いません。医師が悪いわけではないのです。

根本から治療していくには、自分で調べて本質に迫っていく努力が必要になってきます。自分の過去ストレスとなったことや、遺伝的な問題もあると知れば、だんだんと病気を受け入れられるようになってきます。私も亡くなった父親が躁鬱の気質がありました。図書館にある本はすべて読むくらいのつもりで、真剣に向き合っていきたいと思います。

文豪にも多かった精神分裂病(統合失調症)。私も文才は残されているのか、今日返ってきたシナリオの課題はとても褒められていました。こうした才もあることは嬉しいことです。昔の偉人だってこの病気だったのだから、私も頑張ろうと思います。

診断されて嬉しいものではなく、公表する人も少ないと思いますが、私一人でも病気と向き合っていく様子を記録して、わかったことがあればシェアしていけたら嬉しいです。

日々できることを

今日も落ち着いて図書館で過ごしたり、仕事をしたりできました。明日は病院でデイケアを受けてきます。

昨日、早起きしたり公園に行ったり、早く寝る様子をつぶやいていたらTwitterで「すごく健康的」と言ってくれたフォロワーさんがいました。病気である限り、睡眠や運動にも気を付けますから、ある意味健康で居られるかもしれませんね。

あまり悲観的にならず、毎日を楽しむことも大切です。これからも、明るく楽しく過ごせますように……♪

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