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同居人にイライラし始めたら

家族やパートナー、一緒に住んでいるからこそイライラがつのることってありますね。旅行だったら、何日かの旅行の間だけ我慢すればいいから「ま、いいか」って思えます。でも、一緒に住んでいる相手だと、「この先何十年も我慢するのか!」と、絶望的な気分になってしまうわけです。

じゃあ、相手にぶつければいいのですけれど、意外とできなかったりします。なぜなら、内容が些細すぎるんです。わざわざ指摘するとこちらが小さい人間に見えそうなほど些細なことは、面と向かっては言えない。そして、イライラがつのるという悪循環。

このことを実感した事件(?)がありました。実家に帰った時のこと。ある日、兄がすごい形相で、

「歯磨きのチューブ、ちゃんと端から押してくれない?」

「???」

兄に言われるまで、私は歯磨きのチューブのどこを押すかなんて、一度たりとも考えたことがなかったのです。いつも、適当に押していたので、端からきちんと使いたい兄はずっとイライラする気持ちを押さえていました。私が嫁ぐ前から、たぶん、何十年も。(兄も私もアラフィフ)

・・・ひとこと言ってくれれば気をつけたのに。でも、兄にしてみれば、言わなくてもわかるべきことなんですね。

歯磨きのチューブに関して言えば、この話を読んで「歯磨きのチューブの真ん中を押すなんてあり得ない!」という人も、「え、そんなこと、考えたこともない!」という人もどちらもいるのではないでしょうか。ずっと一緒に住んでいた家族でも、こんな「常識の相違」があるのですね。

同居人にイライラし始めたら、

些細なことほど、我慢しないで言葉で伝えましょう!

案外すぐにイライラは解決するかもしれません。ちなみに、今では私は歯磨きのチューブはきちんと端から押しています(実家では)。



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