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8月10日(月)

5:00 起床
しばらくスマホを見てから、眠気に耐えられず、30分間、二度寝する。

6:30 ケーキ作り

7:30
粉の量が少なかったので、普段のケークサレ程の膨らみは無いが、一昨日より上手く出来たので良かった!

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8:00 朝食
ケーキの端っこと、グラノーラ

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真ん中の部分は、YさんとCさんに渡すので、袋に入れる。

9:00 出発
今朝は、パートナーがPCR検査を受けに、laboratorio に行く。
検査は、病院では無く研究所でするんだな。日本はどうなんだろう?
結果が分かるのは、早くて明日。「日本入国の72時間前」がタイムリミットなので、出来れば水曜日に受け取りたいね。(検査を受けた日時を、日本時間で書いてもらうそうなので、大丈夫だとは思うが‥)

行きがけに、洗濯物を置いていく。

9:40 研究所に到着。
予約は10時だが、15分前に到着するよう指示されている。
パートナーが建物の中に入ったのを見送り、横の簡易待合所?で待つ。

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今朝は、雨が降ったからか、気温がかなり低く、風も吹いていたので、とても寒かった。日陰で吹きっさらしなので、凍えそうになる。

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寄付するために持ってきていた洋服類の中に、スカーフがあったことを思い出し、身体に巻きつける。寒い。とにかく寒い。上着を持ってくるべきだった。やることもないし、寒くて仕方がないので、縮こまって、椅子の上でうつらうつらしていた。

10:30
パートナーから、電話を受ける。まだ時間がかかりそうとのこと。 

10:45
彼が出てきた。脳天まで棒を突っ込まれた気分だったらしい。しかも両鼻。嫌だなぁ。ひとまず、1時間で終わって良かった。
私は、冷えと疲れで具合と機嫌がとても悪くなっていた。

11:00

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ここで、衣類や靴の寄付を受け付けていることを、彼が事前に調べていた。捨てていく予定だった服を置いていく。

日差しが出てきた。身体の表面は、風で冷えているのに、日差しで暑い。
寒暖差で頭痛がしてくる。具合の悪さと疲れがピークで、ずっと黙り込んでいた。とにかく、早く家に帰りたいのに、足がくたびれてくる。
冷たい風の吹く中、1時間近く歩いて、外で凍えながら1時間待って、照りつける日差しの中、また1時間歩くのは、荷物が少ないとは言え、ちょっと過酷だった。オアハカの気候は過ごしやすいが、朝晩の寒暖差が激しい。半袖の上から、ダウンコートやセーターを着る人がいるのも、納得だ。

帰りに、ピティコでお茶を買った。

12:00 帰宅
くたびれたので、ハーブティーとマサパンで元気を出そう。

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今日は、2時にYさんとCさんと待ち合わせをしている。
家を出るまで、1時間半ほどあるので、少し勉強をしようとしたが、あまり捗らなかった。もう朝だけでくたびれてしまった‥

2:00
お店の前で、Yさんが既に待っていた。どうやら、行く予定だったお店が閉まっているようだ。ひとまず、Cさんが来るまで待つことにした。

2:15
Cさんが到着。お店が閉まっているから、どこに行こうか、と話している最中に、中からガタガタと音がしてきた。2:30オープンだったらしい。
Cさんとは、語学学校のインテルカンビオで知り合った。オアハカで、建築家として働いている。日本人の友達も非常に多い。彼の目標は、N2を取って2年以内に日本に来て、働くことだ。
N4?レベルの日本語を勉強しているそうだが、会話だけならN3くらいなんじゃないかな?と(素人なので分からないが)思う。彼は、コミュニケーション能力が高く、こちらが言いたいことを、上手に汲み取ってくれる。話すスピードも早くなく、フレンドリーで人懐っこいので、知り合う日本人皆に、好かれるのだろう。インテルカンビオは、ずっとオンラインだったので、実際に会うのは、これが初めてだった。ひょうきんな人だ。カメラを向けるとすぐ変顔をする。

料理が来た。私とパートナーは、タコス。味は‥可もなく不可もなく。
タコスは、やっぱりお家でやるのが一番だね、という結論に至った。
写真は撮り忘れたが、レモネードが甘すぎず美味しかった!

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Yさんはポソレ、CさんはCóctel de camarón を頼んだ。
エビのカクテル?セビーチェの仲間かしら?

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パフェみたいだ!面白いな。
一口、頂いた。ケチャップ味だ。初めて食べた。
アボカドがトッピングされている。オアハカ市内ではなく、もっと海の近くのお店でなら、頼んでみたい。
海辺の町では、魚介類のタコスも一般的だと聞く。langosta(ロブスター?伊勢海老?)をいつか食べてみたい!CさんはPuerto escondido というオアハカの有名なビーチがある場所の育ちだ。だから、きっと美味しい魚介類を沢山食べて育って来たのだろう。羨ましい。

会話の中で、特に面白かったのは、メキシコの飲食店と日本の飲食店の違いだ。私達が食事をしていると、まだ食べ物が残っているのにも関わらず、有無も言わさず、サッと皿を下げられてしまった。早く帰って欲しいのかな?と呟くと、パートナーは肩を竦める。

コロナ前まで、飲食店のホールで働いていたYさん曰く、メキシコ(の飲食店)ではテーブルの上を、出来る限り綺麗に(お皿をなくす)しておくことが、美徳とされるそうだ。だから、早く下げないと、逆に上司に叱られたそうだ。日本人からすると、まだ食べ終わっていないのに、皿を下げられるのは、早く出て行けと言われているようで、ちょっと不快に感じるのでは無いだろうか。私の場合、楽しみに取っておいた一口を、食べようとした瞬間に下げられたら、ショックで暫く呆然とするだろう。

そういえば、先日、Jさん達とレストランに行った時も、私が食べている最中に、皿を下げられ、受け皿が無くて、手を受け皿にして食べたことを思い出した。アメリカ人のReid やカナダ人のJさん、パナマ育ちのパートナーも、これは不自然に思ったようなので、やはりメキシコ特有の文化なのかもしれない。

今まで、レストランであまり食事をしなかったので (先月まで店内で食べれるお店がほぼ無かった) 気がつかなかったが、面白い発見だった。でも、下げる前に一言、欲しいかな。聞いてくれる人もいるし、有無も言わさず下げる店員さんもいる。人によりけりだ。

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3時間近く、雑多な話題で盛り上がった。語学学校に行かなくなってから、パートナー以外の人と、まとまった時間、スペイン語で話す機会が殆どなかった。DELEの過去問と解いたり、単語を思い出そうとする度に、自分のスペイン語力の低下を感じていた。だから正直、勉強へのモチベーションが下がってきていた。DELEの練習をしてもボロボロ、お店の人に言われていることが分からない(もしくは自分の言っていることが伝わらない)、言葉が出てこない…そんな状況だったので、平たく言うと、自信を失っていた。スペイン語の勉強が業と化して、辛くなっていた時期だった。だが、Cさん、Yさんを交えて、楽しくお話をしたことで、かなりリフレッシュ出来た。
なんだ私、話そうと思えば(話したいことがあれば)ちゃんと話せるんだ、パートナー以外の人とでも会話出来るんだ、と感じることが出来た。
(とは言っても、Cさんはスペイン語学習者に慣れすぎているので、調教されたネイティブに違いないのだが。野生のネイティブと私では、会話にならない。)そうだ、この4か月、私はちゃんと勉強したんだ。学校に2週間行かなかったからって、全部消えちゃった訳じゃないんだと、思うことが出来た。だから、めげずに、業と向き合おうと思う。
スペイン語で話す楽しさを思い出させてくれたCさんと、毎日、私の練習に付き合ってくれるパートナーに、感謝だ。

17:00
Yさん、Cさんと別れ、セントロへ向かう。
La soledad というチョコレートのメーカーでも、チョコラテが売っていると聞いたので、探しに行った。だが、la soledad の店舗がなかなか見つからず、結局mayordomoの(いつもと同じ)choco mío を買うことにした。

メルカドで、エンパナーダを売っているおばさんに遭遇。
怖いもの見たさで、最初で最後となる*オアハカの「ストリートフード」を買ってみた。15ペソ。安すぎて怖い。
*コロナを警戒して、露店では決して食べ物を買っていなかった

ソカロで、チョコラテを飲む。飲み納めだね。

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18:30 帰宅
早速、エンパナーダを温め、食べる。

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うん、15ペソの味だ。
メルセーの40ペソのエンパナーダが、圧倒的に美味しい。

思うんだけどね、comida callejera は、calleで食べるから、美味しいんだよ。居酒屋とか、お祭りもそうじゃない?お祭りの焼きそばとか、油ベトベトだし、正直に言って、味はあまり良くない。でも、お祭りで食べるから、美味しく感じるんだよね。雰囲気をひっくるめて、その場で食べるから、なんか美味しいんだと思う。ストリートフードも、そうじゃない?
- うーん、確かに、君の言う通りかも。

ねぇ、アレキパのメルカドで、エンパナーダ買ったことある?
- ない。エンパナーダは、panadería でしか買わないかな。メルカドでは、サンドイッチの方がポピュラーだよ。ほら、Netflixで、ボリビア版で出てたやつみたいな。
ふーん。ペルーのメルカドのエンパナーダと、ここのエンパナーダを比較したいと思ったんだけどなぁ。

そうか。エンパナーダは、パン屋さんで買う物なのか。知らなかった。
今までで、一番美味しかったエンパナーダは、マチュピチュの麓の村に行く鉄道の駅で買ったエンパナーダだ。ロモ・サルタードとアヒ・デ・ガジーナが入っていた。あれは、最高に美味しかったなぁ。

19:40
シャワーを浴びる。
パートナーは、洗濯物を引き取りに行ってくれた。ありがとう。

洗濯物を片付け、スーツケースに詰める。

21:00
朝食の用意をし、noteを記入。

22:00 就寝



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