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なぜ日本人は海外で自分探しができるのか?

はいどーも、ユーマです。

夏休み、皆さんはどうお過ごしでしょうか?

APU生含め、多くの大学生は海外旅行やバックパックをしたりしてるのでしょうか?

かく言う僕は久しぶりに日本で夏休みを過ごしているわけなんですが、実に高2ぶりの日本での夏休みでございます。

高3の時はアメリカに留学、大学入学後は全ての夏休みをバックパックに当ててきたわけなんですが、今年はなんかバックパックしたい欲が無くて日本で過ごしております。

まぁ、余談はこれくらいにして、今日のお題でございます。




<なぜ日本人は自分探しに海外へ行くのか?>


よく大人の方が言われるのが、

自分が過ごした日本じゃなくて海外で自分を探すなんて馬鹿げてる。
そんなんで見つかるわけがない。
海外で見つかった自分なんてのは所詮かりそめの自分やん。

批判的な意見ばかり並べましたが、もちろん賛成派の大人の方々もいるわけなんですが、多くの意見が海外に自分探しに行くのを否定的に見ているように思えます。

それはおそらく、僕だけでなく多くの人がそう思うのではないでしょうか?

でも面白いのは、日本には『アナザースカイ』と言う人気番組がありますね〜
あの番組で紹介される場所は、海外ばかりです。

実際に、自分を変えるターニングポイントになったのは海外であることが多いみたいですねー

そう言う話が世の中に蔓延していて、自分探しをして見たくなったら、海外に行ってみると言う初動に結びついているのかもしれません。

ではなんで、日本人は海外で自分探しができるのか?
または、海外で自分の価値観が変わってしまうのか?




話は少しずれますが、

<皆さん自分の人生が変わった体験などありますか?>

正直なところ、僕はこれといった”体験”は見つかりません。

僕は経験が自分を変えることなんてほとんどないと思ってて、

えー、俺アメリカ行って価値観変わったよ〜とかあると思うんだけど、

本質的には、アメリカに行ったという経験が自分の価値観を変えたんじゃなくて、アメリカで触れた価値観について考えた中で、自分の価値観が変わったのです。

そして、価値観なんて1日では変わらないと思ってます。

例えば、アメリカに1週間旅行に行ったとします。
そこで触れた価値観で自分の価値観に変化があったとします。

でも、本質的に価値観に変化があったのは、帰国後すぐではないはずです。

帰国後は、アメリカで触れた価値観を意識しながらみんなに話す。
寝るときも、ご飯食べるときも、感銘を受けた価値観について考えてる。

そうやって意識的に変えてた価値観脳に刷り込まれて行くまでには2〜3ヶ月かかります。

つまり、人生を変えるきっかけになった経験というのが、正しい説明だと思うんよね。

いやーややこしい、そんなちっさいことは気にせんでいいやん。
と思うんですが、ユーマはめんどくさいんです。

え?人生変えた経験?
そんな経験は特になくて、、、

考え続けてたら勝手に価値観変わって、人生も変わってるんかもしれん。
くらいの感じで、

パラレルワールドがあって、意思決定が違う自分を客観的に見れたら、人生はここで変わったんや!と思うかもしれんけど、客観的には見られへんからね。

シュタインズゲートのキョーマみたいだったらいいんだけど、、


話しを元に戻すけど、

僕の中では、経験で感じた価値観の違いというよりは、人付き合いの中で勝手に変わって行ったという方が表現的にはしっくりくるんよね。

僕の場合、大学に入ってからでいうと、ある2人との出会いは僕の人生の考え方を半年に渡って洗脳してきたよね。

実は、二人とも僕の元シェアメイトです。タイミングは違うんですけどね。
まぁおそらく、その2人はこの記事見てないからいいんだけど、

彼らとのシェア生活が僕のそれまであった価値観を少しずつ蝕むように変化させて行ったわけなんです。

だから、自分の人生を変えた体験といったものはイマイチパッとこないんですよ。

だが、まぁあえていうのであれば、彼らとシェア生活を送ったことやな。笑




話を大筋に戻すと、

<なんで日本人は海外で自分探しができてしまうのか?>

僕の実体験でしか推測できないんですが、
理由は簡単で、2つしかないんよ、



その1:めちゃくちゃ暇だから

まず、これはバックパックしたことある人・留学したことある人全員共感できると思うねんけど、

まぁ、海外行ったら、とにかく暇。

いくら自分が英語話せても、日本にいるよりはるかに暇で、
1人で街中歩いて見たりしても、話し相手もおらんから、暇なんよね。

そんな暇な時間の過ごし方を多くの日本人は知らない!!

なんで、暇の過ごし方を知らないのかと言うと、日本にいる間は、学校に通って、バイトして、課題して、仕事して、ご飯作って、なんてことばかりして、暇な時間をなかなか作らない。

もし暇な時間ができても、テレビ見たり、寝たり、動画見たり、友達と飲みに行ったり、長電話をして見たり、そんな事しながら時間を過ごす。

それが悪いなんてことは一つもないんやけど、とにかく日本人はダラダラしてることを”悪”と勘違いしがち。

だから、いざ暇になって、インターネットも繋がらないし、言語も話せないし、お金も節約したいし、外歩くの怖いし、日本とは時差もあるし、ってなると暇をうまく過ごすことができなくなってまうんよ。

だから、みんなどーやって暇潰すのかって言うと、
自分の人生のことや、今後のこと、過去の過ちだったり、自分の内面に向き合う時間が自ずと増えてくる。

なんで、自ずと内面に向かってしまうのかと言うと、
外への興味も異国の地で一瞬で、遺跡や美術について調べても、それでも時間は余ってしまうから。(目的のないバックパックや英語を学ぶだけの留学は特にね)自ずと、外から内に向いて行く。

そう、だから、海外に1ヶ月以上いると、どうしても暇な時間ができて、自分のことばかり考えてしまう

その中で、自分の弱みや、嫌なところと向き合う中で、それを克服しようと思う人や、

自分の昔と今を比べて、あの時みたいに頑張ってみよう!となる人もいる。




その2:自分で意思決定するから

日本にいる間は学校やバイト、仕事にいくことが習慣化されてしまっています。

もはやそれすらも毎朝意思決定しているのですが、なかなかそれを意思決定している自覚がある人はいないと思うので、その例外は今回は見逃して、

それ以外にも、毎日の晩御飯や課題のやり方も含め、人生は意思決定の連続なんだけど、

日本で生活しているうちは習慣化当たり前化によって、なかなか自分で意思決定しているとは思えないでしょう

でも、いざ海外に行ってみると、
次どこに行くのか、
今日どこでご飯を食べるのか?
そんなこんなで、意思決定を生々しく感じることができます。

そうやって意思決定を続けている内に自分の意思決定のクセが少しづつわかってきたりします。

その発見に気づいて新しい自分を間接的に発見できたりするんです。




そんな感じで、日本人は海外に行くと、新しい海外が見つかってしまって、アナザースカイになってしまうんですね〜。


かく言うユーマは、二年前のバックパックの時に8万字の自分史に基づいた小説を書いたことあります。笑
ちなみに、坊ちゃん変身風で、、、笑

今では見たくもないくらいのやつなんで、10年後くらいに見返して笑いたいと思います。笑

良い子の皆さんは真似しないでくださいね!


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