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心を整える手帳。心×時間=じぶん。

手帳なんていらないと思っていた。

教員時代、校長先生から出しなさいと言われ続ける「先生の手帳(週案簿)」は本当に大嫌いだった。

そんなことを書いている時間があったら、子ども達と遊びたかったし、授業で分からないところを教えてあげたかったし、放課後は保護者と話したかった。

まったくその手帳の良さがわかっていなかった。


(※ちなみに教員の週案簿は、①授業時数をきちんとクリアしているか、②けがやトラブルが起こった時のチェックとして使われることが多いので、真面目な教員はきちんとしています、真面目な教員は・・・・・・・・)


そんな私も、今では手帳がないとやっていけない子育て生活を送っている。

その要因はいくつかある。


1、計画することで、子どもに振り回されにくくなる。

2、自分の感情を整えることができる。

3、すきま時間を自分のために使える。

4、頭で考えて行動に移せない、という現象が減る。



子育ては修行、鍛錬、訓練。

子育てをする中で、母親は「家庭を動かす経営者」なんだと思った。

特にコロナ禍のワンオペ育児なんて、そのスキルが見事に洗練されますよ。。。。(つらすぎ&大変すぎ&泣きたくなることもある、、、けどね!笑)


私は教員として「学級経営」が上手だと言われることが多かった。

学級経営の論文で表彰されることが多かったし、学級崩壊をしたクラスをいつも立て直してたし、モンスターペアレントとも割と仲良かった。(正直なところ、学力は二の次。やりたい子がやればいい、だからどうか学校に来てね!と思っていた。もちろんしんどい子は休めばいい!という理念。)

学級経営が得意って、つまり人を動かすのがちょっと上手なのかもしれない、と思いはじめた。ようやく、ようやく。自分の強みなんてわからなかったけれど。


人を動かすためには、自分は動かない。

今の私はこう思っている。

自分が動いてもいいんだけど、軸がブレると「え?!どっちやねん!!」と反発が来るんだよね。

だから、軌道修正はするけど、軸はブラさない。

まぁわがままで頑固者なこども時代だったし、そこは今でもそんなに変わっていないからね。


このまま生きていこうと思って、今日も手帳を書くのです。

自分軸ってよく聞くけど、そんなに簡単なことじゃない。

子供のためにやってあげたい、夫のサポートもしたい、親だって元気でいて欲しい。


だからこそ、自分を客観的に見なきゃね〜!


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