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就活アドバイス(3)~自分のやりたい事を語れてこそ就活成功への近道~

突然ですが、一つ就活生に質問です!(転職を検討している人も考えてみてください)

「あなたの夢・成し遂げたいことは何ですか?」

この質問、あくまでも僕の肌感覚ですが、就活生の多くが即答できません。「なんですかねぇ…」「やりたいことってあんまりないんですよね…」という回答をもらうことが多いんですよね。

ですが、次の質問には多くの学生が目を輝かせて答えてくれます。

「小さい時の夢は何でしたか?」

「ウルトラマン!」
「僕はサッカー選手!」
「私はアイドル!」
「医者!」
「カワイイお嫁さん!」

などなど。そう思っていた理由なんか聞くと、本当に笑顔で答えてくれるものです。話を聞いている側からすると、キラキラしてるなー!と微笑ましくなります。

そんなにキラキラしている自分の夢を皆さんどこに置いてきてしまったのでしょうか?冒頭のように、今現在の夢を聞くと、途端にもごもごしてしまう。それまでキラキラしていた目の前の人が、急に自分で自分のオーラを消してしまうのです。

そういう風になってしまうのも仕方ないかもしれません。純粋な子供時代から、小中高と年齢を重ねるにつれて、いろいろと悟ってしまうのでしょう。ウルトラマンになれっこない、周りにはサッカーがうまい奴が万といる…学生ながら現実を突きつけられ、夢が消えてしまう。そして、大学生となり、夢などないまま就活を迎えてしまうのです。

この状況、非常にもったいない!…と僕は思います。

僕は別に夢をあきらめるな!と言いたいのではありません。人には事情があります。夢をあきらめざるを得ない状況もあるでしょう。そんな人に、夢をあきらめるな!と言ったところで辛くさせるだけでしょう。

僕がもったいないと思うのは、「現時点でやりたい事がない」ということです。人って好きなこと・やりたい事・夢を語っている時が、一番輝いている、幸せオーラを放っています。そして、その時が一番相手が魅力的に見えるものです。

就活は、最終的には面接官がこの人と働いてみたいと思えるかどうか、です。魅力的に自分を見せるには、自分のやりたいことを語れること。それが一番です。

もちろん、昔の夢を無理に引っ張りだす必要はありません。そこは皆さんの自由です。大事なのは、「今の自分がこれからの人生でやりたい事は何か」を突き詰めることです。

過去積み重ねてきた自分を自己分析で知り、これからの自分を考える。どんな小さいことやくだらないことでも構いません。自分のやりたい事を必ず言語化してください。

そして、そのやりたい事に向かうために、目の前の会社がどのように役立つのか考えること。会社に内定をもらうことがゴールではありません。あくまでも会社に入ることは自分のやりたいことへの手段と捉えてください。これをもとに話せる人こそ一番魅力的な状態で就活に臨めます!

「入社することはやりたいことの手段である、ゴールではない」

この言葉で今回は締めたいと思います。

次回は、この言葉のポイントとなる、「手段と目的」について投稿します。





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