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考えるマユ

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考えたことを載せていきます。更新は不定期ですが一本一本丁寧に書こうと思います。
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#海外生活

どうして旅をするのか

私の趣味は旅をすることだ。

昨年は21カ国を訪ねた。今年もすでにタイ、カンボジア、アメリカなどを訪ねている。

今回はどうして旅行が好きなのかを考えた。わざわざ書き記した目的は、①自分についての説明を言語化しておくこと、②旅行好きの仲間の思考の整理の力になるため、の2つだ。

さて、結論は、「非日常体験がしたいから」と、「実物を見たいから」だと思う。

非日常体験がしたいから
旅行とは出発の段階

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貧乏になるとは

大学4年の11月からの1ヶ月半は人生のなかでもとりわけみじめな生活を送っていた。マルタで自炊をしながらインターンをしていた頃と、そのインターンの終了後にヨーロッパを旅していた時の話だ。

理由は簡単。インターンは無給で、お金が無かったからである。

そんな生活を送った私はこころに固く決めていることがある。それは

「もうこんな暮らしをしなくて済むような人生を送るんや!!!!」

ということだ。

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マルタ島での1ヶ月半の生活を振り返る

お久しぶりです。カセユマです。
卒論がひと段落し、卒業までラストスパート。やろうと思ってできていなかったことを毎日全力で消化しています。(大半はカフェ巡り)

さて、前回の記事では「マルタ島でのインターンを通して感じたこと」について書きました。今回は、マルタ島で暮らすなかで印象に残ったことを記しておきたいと考えています。

ざっくりまとめると、良いことばかりではありませんでした。期待していたことの

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マルタ島インターンを振り返って思ったこと

マルタ島インターンを振り返って思ったこと

マルタ島での5週間のインターンが終わりました。

このインターンを通して自分が学んだこと、得たこと、学んだことをまとめようと思います。

①ペーペーとしての働き方
5週間前の私は観光産業について無知でした。同僚のカティアに「農学部出身です」と伝えたら「なんでここに来たの」と白い目で見られたのを思い出します。
それでもここで働かなくてはいけない。せっかく働くなら結果を残したい!そう思った私が意識した

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あの日から一ヶ月

あの日から一ヶ月

先月ベルリッツの英会話試験を受けた。あまりにひどい出来で、プライドがずたずたになった。

これは普通の英会話試験では無く、ビジネスにおける会話力を計る試験だった。質問は経済や政治はもちろんのこと、芸術や哲学などあらゆる方面から出題された。

社会保障の民営化についての意見。最近あなたの心をふるわせた芸術について語りなさい。貧富の差の広がりについてどう思うか。などなど。

今まで私が「難しそう」だと

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上級国民と下級国民

上級国民と下級国民

アメリカの学校に通っていた頃の私は、「差別」が大嫌いだった。このせいで、母とよく喧嘩をしていた。

母は人種に対する偏見を強く持っており、その偏見だけで人を判断することがよくあったからである。

例えば高速道路を入っていて、隣の車が音楽をガンガンに鳴らしていたら、「あれは黒人に違いないよ。安っぽい車ね、余りお金は無いのよ」という。

道にユダヤ人が歩いていたら、「彼らはきっと金融業をやっているのよ

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日本人が英語ができない理由

日本人が英語ができない理由

高1の時に、フランスに短期留学をした。語学学校にはヨーロッパのあらゆる国から同世代の子供たちが集まっていた。

私は、英語しかできないドイツ人と、フランス語しかできないベラルーシ人と、日本語しかできない日本人と、なぜか行動をともにしていた。全員とコミュニケーションを取れるのが私しかおらず、必死にあらゆる方向に通訳をしていた。

プールへ遊びに行った日に、私はドイツ人の子に言った。

"She th

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