見出し画像

エッセイ|本屋さんの季節

7月になると本屋さんが楽しくなる。

夏の50冊とか、夏文庫フェアとか。

夏休みという人生のモラトリアムのためか
本が読みたくなる。

外はカンカンに熱っているけれど
クーラーでヒヤヒヤになった部屋で
ジュースを飲みながらだらだらとテレビをつけたまま読む本は最高だ。

この無駄な贅沢の時間がたまらなく愛おしい。

社会人になるとこの時間は残念ながら
減ってしまう。

だけど、1日の中の少しだけで良いなら
再現可能だ。

また、熱い夏が始まる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?