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表現

久しぶりの投稿になります。
今年の夏は本当に暑かったですね…。暑い夏を乗り切るのに精一杯でした。

新しく始めたこと小さなこと

ジャズソルフェージュとジャズ音楽理論

ジャズソルフェージュは、楽譜を見て音をイメージして移動ドで歌います。音をイメージするのは思ったより簡単ではなく、さらに移動ド(へ長調なら、ファの音をドとして歌っていく)なのでなかなか苦戦しています。
ジャズソルフェージュを始めた動機は、自分の演奏の「手癖や惰性で弾いている」感じが嫌で、もっと音楽的にイメージを持って演奏したいと思ったからです。

ジャズ音楽理論はこれまでも多少は勉強してきたつもりでしたが、盲点だらけだったことがわかり、知ることが楽しいです。モーダルインターチェンジ、セカンダリードミナント、サブドミマイナー、転調、これらの区別が今のところ難しいです。まあ理論というのはいろいろな解釈があるため厳密には正解はないと思うのですが、今私が教わっているバークリー理論の解釈をまずは理解したいところです。

クラリネットでジャズソロを取ってみる

クラリネットでジャズソロを取れるようになりたいなーと漠然と思ってから何年も経ってしまいました。ちょっとした発表会で1曲だけクラリネットで短いソロをとらせてもらいました。クラリネットはBb菅で(ドと吹くとシフラットの音が出る)、頭が混乱して難しい!けど慣れたいです。いつかはニューオリンズジャズのような演奏ができるようになるのが理想です。


クラシック音楽

クラシックピアノ

月1回の細々レッスンですが、毎回目から鱗です。
・音が鳴らないのは力が足りないのではなく指が動いていないから
・手首は指が鍵盤に下りやすくなるように助ける役目
・テクニックは才能ではなく知識(反田さんのテクニックはとても素晴らしいとのこと)
・指をくぐらせる箇所で音の粒が揃わないのは、その指のひとつ前の指の柔軟性が足りないから
・安定とは固定ではなく動き続けること
・離れた音を弾く時、着地してしまうと音が荒れるので、着空して準備して弾く
などなど。
先生はとてもとても研究熱心な方で、ガイコツの模型を使って説明してくださったり、整体師として体のバランスをみてくださったり。少しずつですが、弾きやすくなり、音の粒や質にも意識が向くようになってきました。

コンサート鑑賞


久しぶりにクラシックのコンサート鑑賞をしました。ルーマニアのピアニスト、Mihai Ritivoiu さんが演奏したベートーベンピアノ協奏曲「皇帝」がとても素晴らしかったです‥。
音楽を聴く楽しみは、「表現」を聴くというより、「表現そのもの、命のエネルギーそのもの」を聴くことなんだなあ!と思いました。Ritivoiuさんの魂の輝きのようなものが音楽を通して生き生きと伝わってきて、私の心までふるえました。
同時に、テクニックの大切さ、練習の大切さを思い知りました。
生き生きとした表現は練習に裏打ちされていないとできないと思うんです、「あそこ間違えないようにしなきゃ」「ここの箇所不安だ」といったことに気が取られた状態で自分を表現することは不可能かと。
Ritivoiuさんのユーチューブチャンネルより


このコンサートではベートーベン交響曲「英雄」も演奏されました。
ベートーベン、中学生の時好きでしたが、ドビュッシーやジャズ和音を知るにつれて、ベートーベンの和音使いが色褪せて見えたこともありました。
しかし!やっぱり大天才だなーと思いました。曲の展開の仕方、着想、感情に迫る美しいメロディとハーモニー、オーケストラの音色、キャッチーさ、素晴らしい。
これからベートーベンもいろいろ聴いていきたいと思いました。





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