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41:あるくこと(ウォーキング)


前々からなんとなく「運動の趣味(習慣)がほしい」と思っている。

小学校ではバレーボール
中学では剣道
高校では水泳
大学ではシュノーケリングにスノーボード

どれもこれもその数年限りで続いた試しがない。

社会人になってからは幾度となくジムに入会しては辞め(実は今も入っている)、ハイキングは結構ハマったが富士山登頂を機にやる気を失ってしまった。
身体を動かすことが心身の健康に良いと分かっていながら、習慣化できるものに長年巡り会えないままだった。

そんなわたしがここ数年唯一続けられている運動がある。それはシンプルに「歩くこと」だ。

よく言われることだが、ただなんとなく歩くのではなく何かの"ついで"にするのが継続のコツらしい。休日はサボることも多いが、平日は自宅から会社までの片道30分、往復60分をほぼ毎日歩いている。
大体これで8000歩。
8000歩/日は恐らく一般的には歩いている方だ。歩きすぎは良くないとも聞くが、個人的には業務時間中の歩数などを含めて15000歩/日が目標である。

毎日同じような時間に同じようなルートを歩いているだけなのにこれが全然飽きない。というか、同じような風景の中にも日々新しい発見がありそれを見つけるのがとても楽しい。今すれ違った柴犬可愛かったなぁ、とか。日常の小さな発見や幸せを感じられる。庶民的な街に引っ越してよかった。

朝30分程度の散歩というのはうつ症状の改善や予防にも良いと聞く。朝日を浴びることとリズム運動がセロトニンを増やすとかなんとか。そういう意味でも良い運動習慣なのかなと思う。

メンタルに効いているのかはわからないが、歩いている時は思考がクリアになる。自分の1番の趣味をあげるとすれば恐らく「考え事」なので、だから「歩くこと」は飽きずに続けられているのかもしれない(激しい運動やチームプレイだと考え事できないものね)。
歩いていると悩んでいたことに対して、本当はどのように感じていてどうしたいのかがはっきりしてきたり、新しい案が浮かんでくることがある。
特に朝はその傾向が強い。考え方が妙にロジカルになるというか、冴えるというか。
歩きながらnoteを書いたら良文が書けるんじゃないだろうか(「書くこと」にも思考整理の効果がある)。そしてそんな浮かんできた考えに対して自分でうんうん頷きながら出勤する。

しかし我ながら頭の悪いことに、せっかく考えがまとまっても書き留めないので忘れてしまうことが多い。いちいちデジタル画面を開ける気がしないので紙のメモ帳を持ち歩いてみたらいいのかな~芸人のネタ帳みたいな感じで。

でも大体始業時刻ギリギリか遅刻して出勤するような人間が、ちんたら歩きながら会社に向かう上に「名案!」とか言って道中立ち止まりメモ書きまでしだしたら流石に社会人としてどーなんだろうな。。(楽しそう)

ほかにも課題は色々あるけど
(遅刻する、夜道こわい、冬寒い、夏暑い)
歩くことはいい事尽くめだし、ついに続けられそうな運動に出会ったのでこれからもなるべく続けていくつもりでいる。


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