回想散文1-3 ひとり遊びルーティーン
自然や動物が昔から好きだった。
転校先の小学校は、団地というコンクリートジャングルの中にある割には敷地が広く緑も豊富だった。子供の視点から見ていたからそう感じただけだろうか。母校は廃校になってしまい今となっては確かめようがない。
特に2棟ある校舎の間の中庭は、わたしのお気に入りの空間だった。
長めの休み時間になると、アクティブなクラスメイト達がドッチボールなどをしに表の校庭に出ていくのを後目に、1人中庭へくり出す。
敷地の大半は花壇と畑が連なって埋まっている。
授業で