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【目標】「今年の目標」を仲間と共有しあうことで生まれた変化(年初めの恒例行事)♯027

2024年、初note。今年もよろしくお願いします。
今年一本目の記事は、毎年、年初に仲間とやっているルーティーンワークについて書いてみようと思います。

ここ数年、かつて転勤の帯同先で仲良くなったママ友と、自分が立てた目標を、共有し合う会を開いています。
その名もwishの会。

「なに?wishって」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
そもそも「野望の会」という名で、それぞれの目標を年初に語り合う会を開いていたのですが、メンバーの中から「野望というとすっごく大きなことに感じてしまって引け目を感じてしまう」という声があがり、仕事に子育て、"やらなければならないこと"だらけの日々のなかで、些細なことでも自分が"やりたいこと"を見つけてやってみようという思いを込めて、「wishの会」と名付けた経緯があります。("wish"の方が"野望"よりささやかさが出るよねということで )

フォーマットは特に決まっていないけれど、私は毎年、仕事/家族/自分と大きく3つに分けて、年末にどういう姿になっていたいかを想像しながら、今年1年のやりたいこと(wish)を書きます。

私が引越す前は、公民館を借りたりして、対面で集まっていたけれど、今はオンラインでそれぞれ今年1年の振り返りと、wishの共有、そしてフィードバックする時間をつくっています。

そもそも、私が目標を立てるようになったのは、子供を出産した8年前。転職、出産を経て、いざ復職しようとしたタイミングで、夫の転勤が決まり、私は休職し、育児のみの生活になりました。
働いていたときは、自分と社会との繋がりも実感できていたけれど、いざ「〇〇くんのママ」でしかなくなってしまった私は、自分と社会との接点を見失い、なんだか自分の人生を生きている実感がない日々を過ごしていました。

また、会社員のときは、上司との面談シートの目標欄を業務の合間に付け焼き刃で書いていましたが、いざ誰かが目指すべき姿を示し、目標を管理してくれなくなったとき、自分で自分の価値観と向き合い、自分がどうありたいか、そしてどう生きたいかに向き合う必要性に迫られました。

そんなときに出会った、転勤帯同先でのママ友。
みんなも、仕事に育児、それぞれのライフイベントを前に立ちはだかる様々な壁を、あれやこれやもがきながらのぼっていて、当時それぞれが抱えていた思いを話し合ううちに、自然と深い関係が築けた仲間でした。

私自身、はじめから自分の軸が見えていたわけではないけれど、8年間、wishシートを書き続け、皆からフィードバックをもらううちに年々、自分の軸がくっきり見えてくるように。

また、出産まもない頃は、自分のライフワークと呼べるものを持ち、堂々と自分ができること、やりたいことを語る人たちに、ただ憧れていましたが、だんだんとそういった人たちに近づいてきたようにも感じます。

それもこれも、自分が内省し、言語化、そして行動に移したことを伝え、フィードバックしてくれる仲間がいるからこそ。

同世代で仕事や家庭に奮闘しているメンバーだからこそ、悩みやそれを乗り越えるヒントを共有し、励まし合えます。それが自分の原動力になっています。

また長く会を続けていると、それぞれがもがきながらも前進している様子を定点観測でき、仲間がレベルアップしている姿に刺激をもらえます。

会社に自分の成長を見守ってくれる上司やメンターがいる人たちを羨ましく思っていた時期もありましたが、何も会社だけにそのような存在を見つける必要はなく、私にとって、このママ友仲間が、自分の成長を応援し、時に導いてくれる存在になっています。

1年の目標を立てることは多くの方がされていると思います。
私はそこから一歩踏み込んで、それを信頼できる仲間やパートナーと共有しあうことをおススメします。

誰かに宣言することで、モチベーションがぐんと上がるし、勇気づけられる機会、参考になる情報をもらえる機会も増えます。

皆さんにとっても、やりたいことを一つでも多く実現できる年でありますように。

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