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【旅】夏休みどこ行こう?三大都市から好アクセス!親子で学ぶ敦賀での旅♯097

前回、子どもに決断させる旅が、生きる力を養うといった記事を書きました。

その時、行った敦賀の日帰り旅行記を今日は書こうと思います。
敦賀は、北陸新幹線の現在の始発駅。
敦賀は福井県ですが、京都や滋賀に近く、関西人にはなじみがある町ですが、北陸新幹線延伸で、東京からも3時間強で行けるエリアです。
また名古屋からは特急しらさぎで1本。東海地方からもアクセスしやすく、3つの大都市圏からアクセスしやすい場所にありながら、特に東京の人にとってはまだまだ穴場感のある場所なのかな、と思います。

前回、鉄道好きの息子と訪れた際は、敦賀の滞在時間は2時間半。
2時間半でも十分満足できました。
今日は敦賀でやったことを書こうと思います。

敦賀駅見学

特急サンダーバードで敦賀に着くやいなや、入場券を購入し、北陸新幹線のホームを見学。
開業前の敦賀駅は、こじんまりした駅だったけれど、開業後は構内がとっても広くなって、きれいになって、その変化に大変驚きました。
停車していた新幹線の前で記念写真。




駅前には、ちえなみきというスペースができていました。本を切り口にしたスペースでとっても素敵。時間があったら、ゆっくり本を手に取りたいと思える場所でした。
むやみやたらに駅前にビルを建て、どこでもあるような店を引っ張ってきたりしていないところに好感が持てました。
そして、敦賀駅前のますよねというお店で海鮮丼と刺身定食をいただきました。

いざ、港へ

敦賀の観光名所と言えば気比神社や気比の松原でしょうか。
今回、敦賀で周りたいところも自分でプランニングさせたかったのですが、電車の時間を考えるだけで、時間切れになってしまったので、現地で訪れる場所は私がピックアップ。
息子は鉄道だけでなく戦国武将も好きなので、大谷吉継ゆかりの地もいくつかピックアップ。あと、昔、大きな火災事故があった北陸トンネルといった非常にマニアックな場所を含む鉄道関連施設とともに、いくつか提示し、どこに一番行きたいか息子に決めてもらいました。

北陸トンネルも興味を持っており、大谷吉継も捨てがたそうでしたが、
港にある、敦賀鉄道資料館へ。
そこから3分ほどの場所にある敦賀赤レンガ倉庫にも立ち寄りました。
ちなみに赤レンガ倉庫にはとても見ごたえのある鉄道ジオラマがあります。

これの鉄道関連施設、侮ることなかれ。
敦賀の歴史が学べます。

敦賀はかつてヨーロッパに繋がる港であり、シベリア鉄道でヨーロッパに向かう人たちは、この敦賀を経由して大陸に渡っていったとのこと。第二次世界大戦中は、杉原千畝に命のビザを発行されたユダヤの人たちが敦賀港から日本にうつってきたのだそう。
これについては敦賀ムゼウムで学べるようです(時間切れで行けなかった・・・)。

敦賀は、京都からも近いので、よく行ってはいたものの恥ずかしながらこのような歴史、地理的特性までは知りませんでした。きっと息子が鉄道好きでなかったら、知る機会がなかったのかも。


まとめ

敦賀はコンパクトな町ということもあり、2時間半あれば、こんなことができました!
北陸でも金沢なんかに比べるとずいぶんこじんまりした場所ですが、
車があれば水晶浜というビーチや三方五湖に足をのばしてみるのもおすすめ。
関西の皆さんにはもちろん、北陸新幹線で便利になった首都圏の皆さんにもおすすめ。

ちなみに、息子は敦賀で鉄道にふれ、特急サンダーバードやしらさぎにも乗車し、たいへん満足していましたが、息子にとってのこの旅のハイライトは、一番最後に乗った東海道本線の新快速列車からドクターイエローが見れたことでした!大興奮。

このことを、自分のSNSでつぶやいたら、JRの先輩が子供の鉄道旅を応援するこんなHPを教えてくれました。
この夏、かわいい子には是非旅を。


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