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お義母さんのおはぎ

今日は、お彼岸が近いから、
あずきを煮て、おはぎを作りました。

もう亡くなって11ねん。
義母さんは、あんこが好きでした。

私もお義母さんの作ったおはぎを   
何度か食べさせてもらいました。
大きくて甘くて、しあわせの味でした。

私の母は仕事で忙しいかったせいか、
家でおはぎを作ることはありませんでした。
買った方がおいしいと、思っていたのかもしれません。


そして母やお義母さんたちの世代は、青年期を戦争の中で過ごし、物資の厳しい統制の中、お砂糖は貴重品でした。


だから、平和な時代になって、
お砂糖や小豆が自由に手に入るようになってから、作るおはぎは、しあわせの味だったんですね。


おはぎをおいしそうに食べる子どもや孫たちの顔を見て、嬉しそうな笑顔のお義母さん。


お義母さんを思い出しながら、
おはぎを作りました。

たまにそう年に一回くらいは、
おはぎを手作りしています。

カムカムを思い出して、あずきにおまじないをするように、あずきのあくをすくい、

できあがったあんこは、半分は、久しぶりにこし器を使ってこし餡を作りました。


そして、うるち米ともち米を炊いて、
炊き上がったご飯を少しすりこぎでたたいて、俵形に成形。

おはぎの味は、
粒あん、こしあん、きな粉、ごま



そうして、たくさん作って孫や娘におすそ分け。
元気な食べ盛りの中学生の孫は、きなこが食べたいと、リクエストがきました。




では、私もいただきます。


◎今日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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