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みかんの恐ろしい魔力

みかんは、もはや「無意識の世界」にいる。

横に置いたはずのミカンが、気が付くと失くなっている。あれ、置いてきたかな……みかんを探しに行こうとすると、すぐ近くに剥かれたみかんの皮があった。そう、わたしはみかんを食べていた。

みかんは「食べよう」と思う前に食べている。特にこの季節、段ボールでみかんを入手しやすい。段ボールのみかんは無限にあるように感じて、気を抜くとすぐ無意識の境地に行ってしまう。特に実家暮らしで、みかんは親が購入してくれる私は、段ボールミカンの値段すら知らず、何の気兼ねもなくたべられる。むきむきバクバク……気づけばみかんの皮タワーができている。

みかんが無意識の世界にいるのは、みかんが「フルーツ」なのも理由の1つだ。もしみかんがケーキのようなスイーツだったら、さすがに25を超えた私は「食べすぎたらよくないよな……」と考える。段ボールでの入手も自粛するはずだ。ただみかんはフルーツなので、もはや野菜だと思っている。そのため、いわゆる「カロリー0理論」で、フルーツなのでいくら食べても太らない(と思っている)。むしろ冬の栄養補給になるため、たくさん食べた方がいいはずだ。そう都合よく解釈しているのもあり、ますますみかんを食べるスピードが速まってしまう。

何個も食べるうえで、みかんのフォルムや機能性は抜群だ。ちょうどいい満足感が得られる手のひらサイズのフォルム、誰でも簡単に皮がむけるユニバーサルデザイン、そして程よい甘みはどんな時間に食べても美味しい。

最近では朝起きたら2つ、家に帰ったら4つくらいみかんを食べている。昼間は会社に行っているのでみかんは食べていないけれど、もし在宅勤務になったら軽く2桁はいくはずだ。

いくらカロリー0とはいえ(持論)、無意識に食べ続けていればさすがにみかん太りするかもしれない。。でも心配しても、結局無意識に食べてしまうのだから仕方がない。旬のフルーツなんだから、たくさん味わわないとだめだよな。気づいたら、ふるさと納税でミカンを注文していた。

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