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【鬼滅の刃】縁壱さんと鬼退治のヒーローの坂上田村麻呂!

鬼退治の話になりまして、
途中で『もののけ姫』にもなります。

安倍氏と鬼切部の戦い

私は、奈良市の大和西大寺駅に住んでいます。

以前に安倍さん襲撃事件と、この地は平城宮跡があり、現在における政治の基盤(大宝律令)が制定された場所でもあると書きました。↓

その時に長くなるので書かなかった内容をこの記事に書きたいと思います。

安倍さんが山上容疑者に殺害された場所から徒歩10分のところに山上八幡神社があります。

近くにこんな偶然の名前あるん!?って思いました。ネットにも話題になっています!

山上八幡宮やまがみはちまんぐうの御祭神は、
・天照皇大神 
・八幡大明神 武士の神様です!
・春日大明神 (春日大社)

境内には安倍氏討伐の「前九年の役」の絵巻が飾っています!

安倍一族は東北地方で大きな勢力を誇っていました。

けれど朝廷から派遣されてきた国司(現在の県知事のようなもの)とは折り合いが悪く、安倍氏は次第に朝廷への納税を怠るようになり、反発していました。

安倍氏は勢力に屈せず、地方を守ろうとしたんですね。

前九年の役、こちらの動画がめちゃくちゃ分かりやすいです。↓


前九年の役1051年〜1062年

11世紀中ごろ、現在の岩手県の中央から南部にかけての地域では、豪族・安倍氏が勢力を広げていました。 
これを恐れた朝廷は、武将である源頼義を陸奥守として派遣し、安倍氏との間で合戦となりました。戦いは安倍氏が優勢で苦戦した源氏は、現在の秋田県地方に勢力を持っていた豪族・清原氏を味方につけ、安倍氏を滅ぼしました。

安倍氏は岩手県盛岡市で殺害されますが、安倍宗任らは降服し、一命をとりとめ、源義家に都へ連行されたとのことです。安倍元首相はその宗任 の44代目の末裔であると、Wikipediaに書いてあります。

この前九年の役は、鬼切部の戦いから始まります。

その合戦場が、鬼切部おにきりべで現在の宮城県の鬼首おにこうべです。

この地は、平安初期に征夷大将軍に任命された坂上田村麻呂が、「」と呼ばれていた大武丸おおたけまるを追ってこの地で首をはねたから鬼切部おにきりべと呼ばれるようになったという伝承があります。
リアル鬼滅の刃!!

また、岩手県には、大武丸の死骸を埋めた鬼死骸おにしがいという地名があり、「鬼死骸村おにしがいむら」がありました。

そこには、鬼死骸八幡神社があります。

源頼義による勅請

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