マガジンのカバー画像

エッセイ

2
考えすぎたり考えすぎなかったものたち。
運営しているクリエイター

記事一覧

エッセイ:  :腕を切る前の覚書

エッセイ: :腕を切る前の覚書

どうやら私は自分のために生きていないみたいで
外側のなにかをエネルギーに生きていたらしい

くるしくなると小さく自分を切り離し
幽体離脱をするみたいに、自分からじぶんを抜き出して
自分を攻撃したり、他者を攻撃したり
自分を削ったり、食べ物を吐き出したりする私は
豊かに自分のために生きるというイメージができない。

「ひとの役に立ちたいです」
と10人中7人ぐらいが言っていた大学時代。
精神医学の講

もっとみる
エッセイ 人間が自ら飛び込んでいく箱

エッセイ 人間が自ら飛び込んでいく箱

自分の存在を、立場を、感情を
なにかにカテゴライズするのが好きではない

私は27歳で、世の中にはアラサーと名乗る者もいるのだろうが
その言葉は使わないと決めている

今朝フェイスブックをみていて、たまに流れてくる企業かなんかの記事で
「子供部屋おじさん」という言葉をみた
社会人になっても実家で暮らすひとのことを指しているらしい
なんて残酷なことばなのだろうか
一体何のために、だれが、いつ、そんな

もっとみる