yukikoseno /瀬尾裕樹子 @EATLAB

編集者/ディレクター 2018年にシコウ株式会社(旧EATLAB株式会社)を夫とともに…

yukikoseno /瀬尾裕樹子 @EATLAB

編集者/ディレクター 2018年にシコウ株式会社(旧EATLAB株式会社)を夫とともに共同創業し、石川県小松市に食文化のオープンスペースEATLABを運営しています。地域視点の編集・ディレクションを生業としています。6歳、2歳、1歳の3児の母。子とともに趣味で親子英語に挑戦中。

マガジン

  • EATLABのつくり方

    • 8本

    2018年6月に創業したわたしたちの会社、EATLAB創業のあれこれとその働き方について、更新してます。

  • 月刊たべごと通信

    フードディレクター瀬尾裕樹子が出会う、日常にあって日常でない、食の非日常体験に関するコラムとエッセイ。

  • 現代版養生訓

    季節の食の楽しみで身も心も健やかに。究極は自分の娘に残したい、現代版の養生訓。

  • メディア論あれこれ

    これまでスタートアップでWEBメディアを運営してきた著者が送る、近年のメディア論あれこれ

最近の記事

いつだって今が一番早い!35歳母が3歳児と一緒に英語を学びはじめたら。 #母と娘の英語学習

言語の勉強をはじめたら、日本語の方も久しぶりに書きたくなって自分のnoteアカウントを眠りから覚ましてみました。 そう、タイトルの通り、英語学習をはじめてみたのです。 いや、正しくは「再開」なのですが、再開と書くのも憚られるほど、わたしの英語学習はここ数年、はじめては3ヶ月ともたない、ということを繰り返してきました。それを、3歳になった娘の英語育児を考え始めたときに、このチャンスを逃してはならない…!と、一緒にはじめることにしたのです。 子供は一体、何歳から英語をはじめ

    • まちとか場所とか、コミュニティとか。

      石川県小松市に家族で移住してきてから2年半くらいになる。この2年半、暮らしながら同じ言葉を話していても、少しだけ意味合いが違うのではないか、と思いながら解釈のズレみたいなものを抱えて会話をしてきた。少しずつこちらの歴史や文化を知るにつれ、そのズレ幅は小さくなってきたのだけれど、そのうちのひとつの言葉が「町」である。 ちょっと前に、こんなツイートをしたのだけれど、ツイートだけでは何か話し足りないことがある気がするので今日はその周辺について書いてみることにする。 小松に来る少

      • 瀬尾裕樹子(せのおゆきこ)について

        はじめまして。食事家・フードディレクターの瀬尾裕樹子(せのおゆきこ)です。EATLAB株式会社という会社を夫とともに経営していますが、個人をご指名いただいたお仕事もお受けすることがあるので、このページでは社内での役割というよりは自身のプロフィールやこれまでの活動についてまとめています。 公式プロフィールご取材いただいたりするときのプロフィールはこちらの画像とテキストをセットで使用しています。 瀬尾裕樹子(せのおゆきこ)/食事家・フードディレクター クラフトビールメーカー

        • 2019年わたしと家族のために #買って良かったモノ

          いよいよ今年も残すところあと数時間。 今年もたくさんの新しいモノをおうちにお迎えしました。ときに自分のものを、ときに家族のものを。ここ数年、前よりモノへの執着が高まっている気がしています。20代のころはいわゆる安物買いの銭失いも多かったけど、家族ができてから、さらには子供ができてから、買い物量は以前より減ったもののコミット力は上がった気がしています。買い物は買ったその時嬉しくなるけれど、家にモノが増えるのはノイズになることもありえるから、せっかくするなら心が豊かになる買い物

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          2本

        記事

          まず、何を買えばいい?|セルフリノベに必要だった工具まとめました

          わたしたちがEATLABという場づくりをするにあたり工夫してきたことや日々の実践の記録を「#EATLABのつくり方」と題してまとめています。場づくり、セルフリノベーション、地域のコミュニティなどのキーワードが気になるかたのヒントになれば。 別にリノベマガジンじゃないのですが、ネタは尽きないセルフリノベの話、まだまだ続きます(笑)。 わたしたちのやったセルフリノベーションは、200平米近くある物件の特性上、案外大掛かりな方だったのだと思います。 そのため、工具もまあまあ色

          まず、何を買えばいい?|セルフリノベに必要だった工具まとめました

          みんなの道しるべとなるキッチンー#デザインを考える

          わたしたちがEATLABという場づくりをするにあたり工夫してきたことや日々の実践の記録を「#EATLABのつくり方」と題してまとめています。場づくり、セルフリノベーション、地域のコミュニティなどのキーワードが気になるかたのヒントになれば。 以前、ホテルプロデューサーの龍崎翔子(@shokoryuzaki)さんがこんなことを投稿しているのを拝見しました。 新しい建物を建てるとき、あるいはフルリノベーションで全面改装をするとき、そこが何をするところか、説明しなくてもわかるデザ

          みんなの道しるべとなるキッチンー#デザインを考える

          魚屋さんで魚を買うというライフハック

          石川に引っ越して、もうすぐ1年が経とうとしています。 いろんなことがありすぎて、はたと気づけば自分のブログは、「移住しました。」という1年前のエントリのまんま。 おそるべし、1年の速さを実感しているところです。 しごとの話はそれはそれでするとして、暮らしに目を向けてみると、 ところ変われば食材も変わる。 そんな当たり前のことを、日々、実感してきた1年だったように思います。先日、 田中伶(@TanakaRei_vd)ちゃんのこの note をたまたま見かけて、 そう

          魚屋さんで魚を買うというライフハック

          地域にしごとを創るということーSDGs de 地方創生カードゲームに参加して

          東京から石川県小松市に引っ越して早半年を超え、実は引っ越す半年ほど前にすでに小松で創業していたので、わたしたちの EATLAB株式会社はこの6月1日で創業から1年を迎えました。 この1年は、まだまだメンバーが創業前からフリーランスとしてやってきたしごとに頼りながら自分たちがやりたいことのスタートラインに立つための準備で精一杯。 東京でこれまでやっていたメンバーがみんなで小松にベースを移して小松市で創業したにも関わらず、小松という地域に新たな価値を生み出すところまでいけたか

          地域にしごとを創るということーSDGs de 地方創生カードゲームに参加して

          滞りは春のうちにー山菜とのお付き合い

          もうすぐ5月が終わりますね。 五月病とよく言いますが、春はなんとなくふわふわしたメンタリティになったり、体調を崩す人も多い季節。 冬にできた身体の滞りは春に身体の外に出すべく、ポリフェノールを多く含んだ自然の恵もデトックス効果が高いものが多いです。 きっと冬に溜め込んで冬眠していた動物たちも、春の山の恵でデトックスしていたのでしょう。 そろそろ山菜も終わりの季節ですが、先日、スーパーの地物コーナーで遅めの山菜、蕨に出会い、連れ帰りました。 蕨は渋みが強く下処理の必要

          滞りは春のうちにー山菜とのお付き合い

          同じ釜の飯を喰らうということーなぜ今、シェアキッチンなのか

          この春、石川県小松市にEATLAB(イートラボ)という大きなキッチンを備えたレンタルスペースとコワーキングスペースをオープンしました。 自分でいうのもなんなのですが、わたしが仕事で手がけるEATLAB然り、今、シェアキッチンが熱いのです。 たしかに、あちこちでシェアキッチンの話しを聞くし、食の大切さみたいなものがなんとなく見直されてきている(ような気がする?)昨今、あらためてなんで今、シェアキッチンなんだろうとわたしなりに考えてみました。 どんどんできる食のオープンスペ

          同じ釜の飯を喰らうということーなぜ今、シェアキッチンなのか

          【起業3.0】会社をはじめた話と、暮らしの延長上にあるこれからのしごとについて

          こんにちは。瀬尾裕樹子です。 昨年の11月に夫の出身地である石川県に家族で移住したのですが、実は昨年6月に夫 新道雄大(@shindy19 )を代表取締役に、東京で一緒に働いてきた 加藤卓也(@takkuya11)くんと3人ですでに石川で起業していました。 社名を、「EATLAB株式会社」といいます。 小松になんども足を運び現地の暮らしに触れる中で感じてきた、伝統的な食文化が暮らしに根付いている感じが、これまでのわたしのライフワークでもある「日本の多様な食文化を未来に繋

          【起業3.0】会社をはじめた話と、暮らしの延長上にあるこれからのしごとについて

          わざわざとハヤカワ五味氏に学ぶ、ブランディング論 -#notemeetup

          note主催の note creator meetup #4に行ってきました。 今回のゲストは「パンと日用品の店 わざわざ」の代表 平田はる香さんと、小さいサイズ専門下着ブランド「Feast」やラフォーレに出店して話題となった「Dubble Chaca」を手がける 株式会社ウツワ代表のハヤカワ五味さん。 テーマは「デジタルでブランドのストーリーを語ること」だったのですが、ゲストがゲストだけに小売についてのお話も聞けるかなと期待を抱きつつ向かったところ、小売から経営、人材採

          わざわざとハヤカワ五味氏に学ぶ、ブランディング論 -#notemeetup

          食事という、食べものとの極めてプライベートな密会について

          このマガジンで書く食コラムは基本的に私と食べものとの極めてプライベートな密会の記録である。 だから、こんな公の場で書いておきながら、人に見られるのはかなり恥ずかしいし、できれば読まないでもらいたいと思う、“矛盾”を孕んでいる。 親や彼との会話のような、とても他所様にお見せできるものではないこっぱずかしい記録。 平野紗季子さんという方が著書の中で 人と一緒に食べれば何でも美味しいという人がいるけれど、あれは偽善だ。だって人と食べてもまずいものはまずいし、一人で食べたって

          食事という、食べものとの極めてプライベートな密会について

          ノスタルジーバナナミルクセーキ

          神保町、よく行くのだけど、目的地はいつも同じで中々路地に入ってみたり、いつもと違う地下鉄の出口から出たりする暇もなく、世話しなく通り過ぎてしまうことばかりだったので、久しぶりに違う目的で降りた神保町の街並みは、どこか懐かしく、ワクワクさせられた。 狭い店内、小さいテーブルに老若男女問わずひしめき合うあの昔懐かしい感じの喫茶店がそこらじゅうにあって、他の町では今はもう飲めない、ノスタルジーバナナミルクセーキ的なものを頼んでみたくなるのだった。 これ、中々家では出ない味なんだ

          ノスタルジーバナナミルクセーキ

          運転免許試験場の豆大福

          たまに、なんでここでこんなものを売っているんだろう?と思うような、店に不釣り合いな商品が並んでいることってある。 東京、鮫洲の運転免許試験場の売店には、なぜか豆大福が売っている。コンビニの袋菓子みたいなのじゃなくて、すし桶みたいな容器の中に一見美味しそうに並んでいた。 これまで神奈川、群馬、長野のそれぞれで免許の更新をしてきたが、鮫洲の試験場はひときわ新しく綺麗。 錆びれた哀愁も、情緒もへったくれもないこの建物の売店で、なぜか豆大福。 よもぎと普通の2種類。 免許の

          運転免許試験場の豆大福

          中華料理における、杏仁豆腐の役割

          杏仁豆腐って、美味しいですよね。辛いものが多い中華料理の、流れるようなお料理の緩急には、なくてはならないもの。 先日、ひょんなことから渋谷のセルリアンタワーの中にある、中華料理屋『陳』さんでランチをしました。 ▼スーツァン・レストラン陳 渋谷店  頼んだのはスーラータメンメン。 飲茶セットだったのでそのほかにも3種類の餃子がでてきたのですが、最後のデザートで選べたのが、マンゴープリン、杏仁豆腐、タピオカココナッツミルク、オーギョーチ。 辛いものを頼んだ時には(陳さん

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