中華料理における、杏仁豆腐の役割
杏仁豆腐って、美味しいですよね。辛いものが多い中華料理の、流れるようなお料理の緩急には、なくてはならないもの。
先日、ひょんなことから渋谷のセルリアンタワーの中にある、中華料理屋『陳』さんでランチをしました。
頼んだのはスーラータメンメン。
飲茶セットだったのでそのほかにも3種類の餃子がでてきたのですが、最後のデザートで選べたのが、マンゴープリン、杏仁豆腐、タピオカココナッツミルク、オーギョーチ。
辛いものを頼んだ時には(陳さんのスーラータンメンが辛いかどうかはおいておいて、少なくとも私にはちょっと辛い)、迷わず杏仁豆腐。
火照った口の中に入ってきた時のあのなんとも言えない多幸感がたまらない。
ちょっとやそっとの「幸せ」じゃない、「多幸感」。辛味のある調味料をいっぱい複雑に使われたお料理であればあるほど、そのあとに杏仁豆腐が口に入ったときの幸せがいっぱい押し寄せてくる感じがまたなんとも形容しがたい(笑)。
めくるめくランチの最終章。
そんな大事な最後を締めくくる杏仁豆腐だからこそ、美味しい中華料理屋さんには美味しい杏仁豆腐を出して欲しいと思うわけです(決して『陳』さんの杏仁豆腐がまずかったわけでもないのですが)。
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