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食べることは生きること。まちのみんなで、こどもの食を支えたい。

こんにちは。いつもnoteを読んでくださりありがとうございます。

今日は仕事のことを少し紹介させてください。

私が働いているNPOで、今「Table for Kids」(TFK)という取り組みを行なっています。

TFKは、経済的に困難を抱えている子育て家庭の「食」を支援する取り組みです。長期化するコロナの影響で、苦しい思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。

少し前のデータになりますが、ひとり親家庭を支援している団体さんのアンケート調査を見ると、収入が0、または減った割合を合わせると7割以上になっていることがわかります。自由記述にならぶ言葉も、切実な内容がとても多いです。4月末からのふたたびの緊急事態宣言で、同じ状況に陥っているご家庭が多いと推察されます。

「子ども食堂」は聞いたことがある方が多いでしょうか。

コロナ以前から子どもの食を支援し、地域に居場所をつくる取り組みとして進められてきており、とても大切な取り組みです。しかし今、感染症対策がむずかしいために、従来通りの再開ができていない子ども食堂も多いという現状もあります。

私たちが進めているTFKは、端的に表現すると「まち全体が子ども食堂のようになっている」というイメージです。新しくどこかの場所に食堂を開くのではなく、「もともとまちにある飲食店さま」にご協力いただき、そこで食事をしたり、購入したりできるような仕組み、ということです。

「まち全体が子ども食堂って、どういうこと?」
と、よくわからないですよね。
ご説明します。

TFKでは、○○ペイのようなQRコード決済ができるスマートフォンのアプリを独自に運用しています。

一般的に利用されている○○ペイは、自分でチャージをして利用しますよね。TFKのアプリでは、皆さまからのご寄付をもとに、審査を経て決定した家庭へチャージを行い、そのポイントを使って飲食店で食事をしてもらう(購入してもらう)という流れになっています。(飲食店は、TFKの取り組みに協力いただいている加盟店さまです。)

営業時間内であればいつでも行くことができ、あたたかくておいしいごはんが食べられます。また、「支援を受けていることを知られたくない」という方も多いと思いますが、TFKの決済方法は他の電子決済と違いがないため、周りのお客さんの目を気にしなくてすみます。

今は緊急事態宣言中で飲食店さまも大変な状況ですが、TFKに加盟いただいているお店では、全てのお店でテイクアウトを実施しているため、支援を続けていくことができています。

TFKの支援は、主に寄付金が原資となっています。そこで、このnoteを読んでくださっているみなさんへお願いです。ぜひご寄付や情報周知にご協力いただけないでしょうか。

5月5日は「こどもの日」ですね。その日に向けて、昨日から支援を広げていくためのキャンペーンを実施しています。

このページにも載っていますが、具体的には下記のご協力をよびかけています。

①情報周知に協力をいただける方
こちらのURLのご紹介をお願いします!
https://yumeshokunin.org/table-for-kids-children-day-20210505/


②寄付でご支援をいただける方
ご寄付の方法は、
・マンスリーサポーター(月額寄付)
・ワンポイントサポーター(単発寄付)
の2つがあります。
詳細はサイトをご覧ください!
https://tfk.yumeshokunin.org/

③寄付を呼びかけていただける方
キャンペーンはこのように始められます!
https://note.com/yumeshokunin/n/n084146ebc07d

情報周知に関しては、このnoteをご自身のnoteやTwitterで紹介していただく形でも大丈夫です!ご寄付をいただけることも大変ありがたいですが、まずは知っていただくことが必要なので、「寄付での協力はちょっと難しい…」という方は、広めてくださるだけでもありがたいです。

TFKの取り組みを進めていると、「子ども食堂や食料配布は必要ないということ?」という声をときどき聞きます。が、そんなことはまったくありません。子ども食堂も、食料配布も、命をつなぎ、生活を支えるための重要な取り組みです。

大切なことは、子どもやその親御さんを支えるセーフティーネットが社会にはりめぐらされていることだと思います。家庭ごとにライフスタイルも異なりますので、それぞれの家庭に合った形の支援が、社会の中で機能している状態になることが必要だと考えています。

TFKは、コロナという制限が多く、見通しがとても持ちにくい状況の中で、切れ目のない支援を続けていくための有効策の一つだと考えています。

より多くの困っている家庭を支援していくために、みなさまの力を貸してください!

どうぞよろしくお願いいたします。




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