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「目標設定がなーんか苦手」についての考察(続き)

こちらの記事の続編になります。

目標設定の王道は、

大きな (中長期的な)目標(ゴール)を設定→そこから逆算して小さな(短期的、かつ行動可能な)目標(=通過点)を設定

だと思うのだけど、私は、この「大きな目標をもつ」「10年後の自分を設定」とかいうのがとにかく苦手。

一説によると、目標達成が苦手な人は、「目標を達成できなかった記憶」とその時の嫌な気持ちを脳が強く覚えていて、苦手という感情がうまれるんだとか。

私自身はどうだろう?

大学院留学も、まさかのハーバードに行けた実績からしても(実は第一志望の学校だけ落ちたんだけど…)、半年~1年くらいの短期目標を立てて実行・達成するのは大得意だというのが自己認識なので、達成できなかったから苦手というのではなさそう。

よくよく振り返ってみると、10年どころか5年後、いや3年後の自分なんて、そもそも考えたことがほとんどない気がする。

3年後を考えたことがあったとしても、「次はどこの国で働こうかなー」「どんな仕事がしたいかなー」「もう息子は〇歳だなー」という程度。当然ながら、目標という認識は皆無なので、達成のための行動なり努力なりもしていない。

どうやら、目標設定が苦手というのは、食わず嫌いならぬ、やらず苦手だっただけなのかも…(そんなオチ?)

その一方で、私は、今のポジション(政策アドバイザー)に就きたいと20代半ばくらいに超漠然と思っていて、途中、そのことはすっかり忘れていたり、別の方向性を志向していた時期もあったんだけど、目の前の1年をとにかく愚直に生きていたら、ここまでたどり着いてしまったという経験がある。

 だから、大きな目標というか方向性をもつことはいいことなんだろうという体感値だけはあったりする。でも、意図的でも戦略的でもなく、10年、20年という長期スパンでも、逆算型ではなく積み上げ型。

なんかあれこれ書いてしまったけれど、そんな気付きを得た今年は、現在から積み上げた5年後ではなく(10年はさすがに長いから手始めにまずは5年からw)、5年後の自分を先に設定して、3年後→1年後という目標設定にトライしてみることにした。

1年後の目標達成のための行動計画はバッチリ✌なのに対し、1年後→3年後、3年後→5年後の道筋はあまり描けていないのだけど、ちがったら修正すればよいという前提で、とにかく設定してみて動いてみています。

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