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【理念で売るコーヒー #15】脱・コミュニティづくり。日常のヒーローになるコーヒー屋さんを目指して。

BIKAS CAMPING CARのプロジェクトローンチからまもなく2週間。
クラウドファンディングも終盤に差し掛かるなか、ようやく重い腰を上げてこのnoteを書いております。

2023年4月から、1年かけてつくり上げてきたこのプロジェクト。
どんなキャンピングカーにしようか、なぜ僕たちはこのキャンピングカーをつくりたいのか、これまで様々なヒトと共に悩み考え抜き、たどり着いたコンセプトが「ヒトとマチに『発展』をもたらすコーヒー屋さんのキャンピングカー」

僕らの実現したい夢がつまった渾身のコンセプトです。

プロジェクトについて、言いたいことは全てクラファンページに書いてあるので、このnoteではBIKAS COFFEEがこれまで4年間かけて取り組んできた「コミュニティづくり」という観点からお話を展開していけたらと思います。

焚き火を囲んだ気持ちで、是非最後までお付き合いください。


コミュニティの自走に必要なブランドとファンとの共通ミッション

これまで多々コミュニティという観点で記事を書いてきた僕ですが、その考え方の変化にも注目いただければと思いつつ、思考とアクションを重ねる中であることに気づきました。

ここ数年、特に昨年はコミュニティを通じて新しいヒトにたくさん出会うことが増えました。来るヒト来るヒト皆が口揃えて言うのは「ここは常連だけじゃなくて、来るたびに新しい出会いがある」と。

GLOBALACTIONの関係人口を増やすというミッションを掲げるBIKAS COFFEEにとっては、この上ない状態です。それもある程度、BIKAS COFFEEのミッションを理解し、共犯者となって共にアクションを起こし、友達や知り合いに伝えてくれる仲間(コミュニティリーダー)が増えてきた証でもあります。

どうしてBIKAS COFFEEには熱量の高いファンが集まってくるのか?

どんな時も揺るぎない理念に基づくコミュニケーションを実践してきた4年間がそれを下支えしています。自分たちが「どうありたいか」ということを常に追求し、その姿勢を好きと支持してもらい、共通のミッションを追いかけるファンとの関係づくりができていると言えます。

もはや感覚的にはファンでもないですね。一緒に夢を追いかける仲間です。

ヒトを動かす動機に「理念」に勝るものはない。これは、4年間たった今でも不変の事実です。

脱・コミュニティづくり。コミュニティに対する考え方の変化

そんな中、常々言い続けてきたコミュニティを「つくる」ということに違和感を抱き始めたのはちょうど1年前かそのあたりだったかと思います。

コミュニティが拡大・自走してきたこともあり、コミュニティに対していろんな相談を受ける今日この頃ですが、コミュニティを「つくる」目的を聞いてみるとその大半は、企業の採用やマーケティング・営業支援など多岐にわたります。自社の課題解決のためにというのが多い印象でしょうか?

コミュニティを「つくる」ことを目的にしてしまいがちですが、本当に考えなければいけないのは、なぜコミュニティが必要であるか、そしてそれは誰のためにあるべきかという問いでした。

僕たちのたどり着いた答えは誰のためでもない「ビジョン」の実現のためです。

実際、僕たちも始まりはコミュニティをマーケティングエンジンとして活用したいという営利企業としての打算的な部分はありました。しかし、運営していくにあたって気づいたのは、自社のメリットやコミュニティに参加するメンバーのメリット以上に、何より大事なことは「このコミュニティが社会に必要とされる存在か」という点でした。

すべてのヒトが社会に貢献できる経済社会をつくってゆくことを目指す僕たちにとって、このコミュニティが社会から必要とされなくなったら、どれだけたくさんのヒトが集まるコミュニティでも意味はありません。

原理原則、BIKAS COFFEEを飲む(に関わる)ということがネパール・ハルパン村の発展、森の豊かさ、生活者の生きがいを生み出せていることが社会にとって意味のあるコミュニティになれている所以です。

だから僕たちは、コミュニティをつくりたいのではなく、BIKAS COFFEEに関わる仲間を増やしていくことで、このコミュニティに関わる一人ひとりが認められ肯定されていく世界をつくりたいと思っています。

日常のヒーローになりたい!ヒトとマチに『発展』をもたらすコーヒー屋さんの役割

そんな世界をもっともっと、僕たちの日常に届けていくために、2024年4月から新たにキャンピングカーを走らせることにしました。

どこでもいいモノが手に入り、あらゆる先進的なソリューションを持って社会課題が解決される世の中で、一介のコーヒー屋さんができることは小さなことかもしれません。決して頭ごなしに、このキャンピングカーで地域を活性させたいだなんて大きなことを言えたものでもありません。

ですが、僕たちBIKAS COFFEEはヒトの想いと行動を通じて、このコミュニティに関わる一人ひとりの日常に発展をもたらすことができます。

今の世の中に必要なのは、肩書きやステータスにとらわれずお互いを一人の人間として認め、刺激し合える関係性(ヒト)ちょっとした嬉しいこと悲しいことがあった時に気兼ねなく頼れる居場所(コミュニティ)だと思っています。

ヒトのつながりを生み
日常を『発展』させていくこと

それはきっと、自分は一人じゃないと思える勇気を与えてくれたり、自分も誰かのためになれるんだと感じられたり。このコーヒーは、そんなみんなの日常のヒーローになれると信じています。

そんな日常の『発展』を全国各地にもたらすべく、僕たちは今日もあなたのもとへBIKAS COFFEEを届けています。

末尾にはなりますが、このプロジェクトを通じて僕たちは【100人の「ヒトとマチ」】に出逢いたいと思っています。この機会にBIKAS COFFEEの仲間になっていただける方を大募集中です!

ご支援いただいた方々のマチには必ず逢いに行きます!
皆さまとどこかで逢える日を楽しみにしています。

最後まで応援のほどよろしくお願いいたします。

2024.2.12
BIKAS COFFEE
ブランドマネージャー
菅勇輝 / ビカス

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