見出し画像

【理念で売るコーヒー #11】日常の一杯を、ミライの一杯へ。豊かさの再生を約束するドリンクチケット『ビカスグリーン』誕生!

2022年9月20日。
ネパール・ポカラに本店となるコーヒーショップがオープンしました。

ローンチから約10ヶ月。クラウドファンディングの植樹を通して、ネパールにお店を構えるという新たな取り組みを今年の5月にスタートさせました。

サミルさんによる物件探しから、麻人によるオープンに向けた準備、ずっとつきっきりで付き添ってくれているゴクールさん。さまざまな人の努力と愛と夢が詰まったお店の完成です。ここからネパール中・世界中に「ビカス(発展)」を届けていくことを約束します。

画像1

オープン初日はネパール中から多くの知り合いがお祝いに駆けつけていただき、お店でゆっくりコーヒーを楽しんでくれました!

最も印象に残ったのは、ハルパン村のコーヒー農家ガンガさんが村から駆けつけてくれて、くれたコメント。

「明るいお店で、家から近くに自分のコーヒーが飲める場所ができてとってもとっても嬉しい!ビカスにも会えたし、これからこのお店もハルパンもビカスさせていきましょう!また行ったり来たりするときには絶対に通いたいです!」

トレーサビリティの高いコーヒーのD2Cを目指す僕たちのありたい姿。生産者と消費者がつながる場所を作り出すこと。今回ポカラにお店を開いてよかったなと感じたシーンでした。

画像4

また、個人的には初めて英語でのスピーチにも挑戦しました!
しばらく英語を使っておらず、とても緊張しましたが、理念で売るコーヒー を世界に届けるべく頑張りました笑

もしよかったらお時間ある際に聞いてみてください!

同時に開催したツアーも無事終了。BIKAS COFFEEの物語の中に入り込み、参加者一人ひとりがありたい姿ややりたいことを見つけ、文字通り「ビカス」していく様子を見ていると、本当に開催してよかったなと、NPO時代以来となる2年半ぶりのツアーに手応えを感じました。

今回ツアーの中で生まれた種をカタチにするべく、これからネパールという地で新しいGLOBALACTIONを起こしていきますので、こちらもお楽しみに!

画像3

そして、2022年10月。月日が流れるのは早いものですね、、東京・江戸川橋にお店を開いてからもうすぐ1年が経ちます。今思うと、この1年は江戸川橋でたくさんの出会いが生まれました。しかし江戸川橋というマチに根付き、マチを発展させることができたかというと、まだまだこれからです。

この1年で巻いたタネをしっかりカタチにしていくべく、東京・江戸川橋店も引き続き盛り上げていきます!

画像4

1周年に何を届けるのか?辿り着いたのは「ありたい姿」でした。

そんな1周年を迎える、東京・江戸川橋店なのですが、、

「1周年、普段から店舗に来てくれるファンに何を届けるのか?」

という問いにスタッフ一同、頭をかかえました。

この1年、毎日の営業を支えてくれた地域の住民や近くにお勤めの方にはもちろんのこと、週末に全国各地からBIKAS COFFEEを目掛けて遊びに来てくれたファンの方々へどんな感謝を伝えようか。

キャンペーン。記念パッケージ開発。イベントの開催。
などなど

一時的なキャンペーンを開催することや限定パッケージを期間限定で販売することで、果たしてファンは喜ぶのか。それが感謝を伝えるということなのか。形式上の販促活動にしかなってないのではないか。様々なアイディアが出た中で、どれもしっくりきませんでした。

そんな中、立ち返るところはいつも同じです。
2021年1月、僕たちは「ROAD TO 2030」の中で何をファンに約束したのか。それは、、

好奇心と持続し続ける多幸感

どんな時でも、僕たちは「ありたい姿」を語り、「ありたい姿」を反映させたイベントや商品を通して、その価値観や考え方を選んでもらうことを大事にしてきました。

まさに今回の1周年でも、一過性のプロモーションではなく、2年目以降も長く愛される「ありたい姿」が反映されたプロジェクトを起こそうと思った時に、あるアイディアがふっと落ちてきました。

画像5
なんでこの写真なのかって?それは、いつも僕らのアイディアが生み出される場所、それが「らくらく」なのです。「らくらく」とは、江戸川橋駅近くに赤く煌々と光る中華屋さん。苦しい時も、楽しい時も、悲しい時も、嬉しい時も、この1年たくさん仲間と乾杯を重ねました。僕たちの胃袋も僕たち自身もビカスさせてくれた「らくらく」には、このあと飲みにいく形で1周年の感謝を伝えに行こうと思います。

この1年を振り返った時に、ファン同士、ファンとスタッフ間を繋いだあるモノに着目しました。そう、僕たちの経済社会の象徴である「ドリンクチケット」です。

画像6

日常の一杯を、ミライの一杯につなげるドリンクチケットへ

オンラインストアのみでお買い求めいただけるドリンクチケット。
1枚買うと500円。
5枚買うと1杯あたり450円。
10枚買うと1杯あたり400円。
と買えば買うほどお得なチケットなのですが、普段使いしてくれている人たちからは「常連になった気分になれる」「会社の同僚に配っている」「名刺がわりに渡している」「お昼ご飯奢ってくれたからドリンクチケットで返すね」「東京の友達が来た時ようにキープお願いできますか?」など使い方はそれぞれ。

色んな楽しみ方があるドリンクチケットですが、1年間運用してきて一つの課題が浮き彫りになってきました。

「使いきりで終わってしまうこと」

当初は経済社会の象徴として、ドリンクチケットがコミュニティの中で循環していくイメージを持っていましたが、実際は浸透しているだけで、使ったら終わり、そのままゴミ箱へという状態に「問い」が生まれました。

また、ドリンクチケットを使うメリットとしても基本は安くなるからという動機も多く、安いだけではない、それ以上に価値をつくりたかった。

そこで今回、1年という試行期間を経て、1周年で新たに誕生するのが「ビカスグリーン」のドリンクチケットです。

画像7

「ビカスグリーン」のドリンクチケットを使うとどうなるのか?

今までは、ドリンクチケットを使用したらスタッフが受け取って処理していたのが、2022年10月10日以降はドリンクチケット使用毎に、専用の鉢に投票していただけます。専用の鉢の中に33枚のドリンクチケット が貯まったら、産地・ハルパン村にコーヒーの木が1本植樹される仕組みです。

なんで33枚なのか?それは是非店舗でスタッフに聞いてみてください!きっとそこからミライへの物語は始まると思います。

みんなの日常から植樹されたコーヒーの木から3年後に収穫された豆は東京・江戸川橋店ではもちろんのこと、ネパール・ポカラ本店や様々な場所で届けられます。

画像8

ただ、緑に変えただけ。今までは年に一度、クラファンでしか参加できなかった植樹プロジェクトにも日常から関わることができる取り組みです。それ以上に、僕たちが日常で飲む一杯が、未来の日常の一杯をつくり出します。植樹プロジェクトを実行しているBIKAS COFFEEだからこそできる、みんなでコーヒーの「循環」を実現させるプロジェクトだと思っています。

そして、何よりこの取り組みはブランドとしてEARTHに約束している「森をつくり、森と生きる」、すなわち豊かさの再生を実現させることにも貢献していきます。

「ビカスグリーン」に込められたイロの意味

元より、BIKAS COFFEEには「ビカスブラック」「ビカスホワイト」というブランドカラーが存在することをご存知でしょうか?

画像9

『覚悟』の「ビカスブラック」
『約束』の「ビカスホワイト」

それぞれ、ブランドのありたい姿を反映したイロとなっているのですが、今回の「ビカスグリーン」は新たに加わるブランドカラーです。

そして今回「ビカスグリーン」のブランドカラーに使用されるイロはこちら。

#3_アグロフォレストリーのコト_Original

『ミライ』の「ビカスグリーン」

BIKAS COFFEEのコアにあたるGLOBALACTION「植樹プロジェクト」では、ミライを描き続けられる社会を目指しています。

それぞれが描くミライには、どんなイロも認めます。そこには、薄いグリーンや濃いグリーンだけではなく、お花のイエローやオレンジ、そこにはヒトが纏う色鮮やかなレッドがあったっていい。

ハルパン村のアグロフォレストリーと同じように、色んなヒトのありたい姿が重なってはじめてミライが形づくられます。新たなブランドカラー「ビカスグリーン」にはそんな意味が込められています。

日常に溶け込むコーヒーだからこそできること

僕たちは、コーヒーを飲むという日常にある行動から、自分自身のなかにある「ありたい姿」への気づきをもたらし、日常から生活者をBIKAS(内発的発展)させていくコーヒーブランドです。

2022年10月10日。
BIKAS COFFEE 東京・江戸川橋店は1周年を迎えます。

2022年、今日飲んだコーヒーが3年後のコーヒーに生まれ変わる。ミライのここ「江戸川橋」にて、みんなとBIKAS COFFEEを飲み続けられるよう、2年目の東京・江戸川橋店は、もっともっと皆様の日常に寄り添い、ビカスをもたらしていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2022.10.1
BIKAS COFFEE
ブランドマネージャー
菅勇輝 / ビカス

画像11



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?