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そんなふうに生きていく〜小さな島のコースの話⑤〜

コース2日目。
午前中のクラス後、みんなとタクシーボートに乗って街へ。
レストランでお昼ごはんを食べながら、マニュアルをチェックして午後からのティーチングに備えます。

いらっしゃいました。
が、ロバちゃんではなくお馬さんなのでは?
お昼ごはんはキヌアサラダ


アメリカ人のマスターお二人とドイツの男性マスター、そして尚美さん。
みなさんとあれこれ確認しながら、一生懸命覚えます。
そう、マスタートレーナーだからって記憶力がすぐれてるわけじゃない。

むしろ、いずれトレーニングコースをやりたいと思っているからリズムやムーブメントが当たり前に染み込むためにはここでパーフェクトに覚えておかないと。
みんな結構、必死です。


なので、レストランでも突然、立ち上がる。


「こうじゃない?」
「いや、こうだったと思う」


動きながら記憶をさかのぼる。

そんなふうにして一生懸命、みんなで復習して迎えた午後のクラスはなんと雨。

外のテラスが使えないので、みんながステイしているお部屋でティーチング。2フロアにわかれてのティーチングで、マスタートレーナーのJacksonは行ったりきたりと大変です。

その後、雨が止んだのでスタンディングパートは外で。
それぞれが好きなスペースでのティーチング。

矢印がついてるのはわたしです。豆粒!


写真はGYROTONIC®︎ HARMONYのインスタグラムからお借りしました。

雨あがりの新鮮な空気がからだをのびのびさせてくれるのがわかる。
おかげで清々しいティーチングができました。
そして、なにより思ったこと。


『Jacksonはいったい何回、このプログラムを練習したんだろう』

みんなの質問へのこたえ。
アドバイス。
それらのすべてが知識ではなく、彼のからだからわきあがる感覚なのが伝わってくる。

感覚と経験。
目に見えない宝物を惜しげなくみんなに渡せるのは、時間を費やし自分が経験を重ねたから。そう思ったら、話を聞いてるうちに泣けてきた。


ああ、もっとやろう。
まだまだ全然たりてなかったよ、オレ。


帰ったら死ぬほど練習しよう。
「練習」とか言ってる場合じゃない。
練習はため息をつきながらするもの。←偏見。
ジャイロキネシス®︎はわたしにとってそうじゃない。好きなんだもん。
いやいや、大好きなんだって。
だったら、ただひたすら好きなことをやる。
それだけのこと、だよね。カンタン!


頑張ってる!と思ってたけど、ごめんなさい。まだまだでした。
まだできることがいっぱいある。
というか、全然足りてなかったよ。


Jacksonみたいに、からだで伝える。
そんなふうに生きていく。

そう誓った。

ぜひサポートしてください。 まだまだ日本では馴染みの薄いジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎を通じて、楽しくすこやかに生きる人たちのサポートをできるように使わせていただきます。