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私、工藤雪枝(Yukie Kudo)は格好つけないにも程がありすぎ!「私がプチ有名人だった頃」

タイトルをご覧になって、一体何を書こうとしているのか、訳がわからないと感じる方も多いと思う。でもまず、上記の写真をご覧いただきたい。これはプライベートで英国旅行中。英国鉄道の中で別にポーズをとっている訳でなく、一心不乱にサンドイッチに集中しているだけの私、工藤雪枝。

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こちらは駐日米国大使館、国防武官をインタビュー中。どなたが写真を撮ってくださったのかは覚えていないが、皆さん、これで分かりましたね。いかに私がお洒落に無関心か。つまり英国鉄道の写真と、この写真も服が同じ。私の写真を整理していると、私のキャスターとしてのテレビ出演はスタイリストさんが服やアクセサリーをご用意してくださるので。といっても何らかの国葬的、国際葬的状況に備えて、いつも地味な服と万が一に備えてーテレビの場合はタータンチェックの服が「波線のマリス」(有名な脚本家の方の作品)テレビ映り的に不可能になることがあったりするので、自前の服も用意していたけれど。またコメンテーターとしての出演は自前の服になるし、講演もそうなのですが、これも私の意識では「我が講演に何度も来る方はいないであろう。またテレビ出演のコメンテーターの役割も、他の方と色がかぶらないように(これでも気遣っているのである)白がいいや」という感じで生きてきたら、何だか全ての服が私自身においては「かぶりまくり」で笑えてしまう!

トランプ(今米国で訴訟云々とか、騒いでいる方ではなく、カードゲームのことです)で「神経衰弱」という二枚のカードを当てるゲームは皆さんご存知でしょうが、いやはや、私の服や写真をみると、公私にわたってあまりにもかぶりまくっているので、2枚の同じ服写真の神経衰弱どころかマルティプルでつまり複数でそれが何枚でも様々な状況で出てくるのだから、自分でも、我がお洒落心のなさに呆れてしまう。

でもそれ以外実に私において、お洒落とか美容に関心がないにも程があると自嘲的に、かつ自戒的に思うのである。高校時代までは、「制服とパジャマ」さえあればOKと本当にそれを実践していた。体育会で部活をやり剣道とかも習ったりしていたけれど、その際に着る服も「制服」みたいなユニフォームとか剣道着。実にお金がかからない、困った奴なのが、私、工藤雪枝です。

故に何となくプロフィールの写真なども入れなくてはと思いながら、あまりにも服など2枚のカードの同じものを見つける神経衰弱どころか、お洒落心がないというか、あまりにも格好つけない我が身としては、至る所に同じ服で出没してきたことに今更になって気づき唖然としているというより、自分の単純明快さというか「天然」ぶり(魚のブリではありませんーでも我が星座は魚座ですー笑)に唖然としてしまうぐらいです。

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この2枚は前者があの世界的ビジネスマンで、ヴァージングループ会長のリチャード・ブランソンさんとインタビューの後で。えっ、ブランソンさんもかぶってる?確かに。でもお二人のように見えるけれど、一つはブランソンポスターなのです(笑)。

次の写真はMIT(米国)の経済学者にして、教授のレスター・サロー氏に米国にて取材した際。これも私において同じ服(- -;)。

別にお金がなかったわけではないのですが、いやはや、私において今でも当時でもテレビや雑誌の取材や講演以外はノーメーク。今の巣篭もり状態においてはもちろんノーメーク。いやはや80代の母など巣篭もりなのに、毎日お化粧もし、何だか熱心に化粧品など買っている一方で、私などは、全くお化粧もしないどころか、かつては手作りしていた基礎化粧品も今は母が買っているものを拝借している(実際は母が強引にもっと気を使えと使用を強要してくる)ので時々は基礎化粧品を使っているけれど、かつては手作りでマイ化粧品を作っていた。母が強要してくるのは、最近手作りさえも面倒な私においていわゆる100均(百円ショップ)での基礎化粧品を自分で購入し使ったりするからである。いやはや100均といっても馬鹿には出来ませんのよ。

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上記の写真は我が手作り化粧品、雪ブランド(そんな名前は実在しませんが)。

世界の高級化粧品様々なるブランドを一通り使い尽くした私において、100均のお得なかつプチプライスの優れもの化粧品などお伝えしたいぐらい特定の商品においてなかなかいいものがある。でも母に言わせると(私は母が間違っていると思うのだけど)「化粧品はお金かけないとダメなのよ」という。私はそう思わない。10代の後半から肌医学というか皮膚科の医者にでもなれるような本にて研究し、また化学の成分を研究した私において、かえって100円ショップの化粧品は無駄な、かつ肌に危険なものが成分表示をみると入っていないのでいいと思ったりする。そもそも経済的コストからすると化粧品の8割のコスト(価格分)はパッケージ。即ち瓶だのそういうものにコスト構造になっている面もある(自己弁護的です、でも事実)。

にもかかわらず、香水だけは「夢見る夢子」みたいにフランス製の18世紀創設のブランドのひと瓶5万円もするものを贅沢にも使っている、あっ、もしかして、これは4万円程が、瓶の価格かも(自虐的爆笑)?

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こちらの3枚の写真は母と行ったバリ島旅行(私はふらりと海外でも国内でも一人で旅に出ることが多い、特にプチ有名人として顔が知られていた時など、国内旅行では「あ、もしかしてテレビに出ていた方ですか?」「あ、工藤雪枝さんですね」とか「本を拝読しましたファンです」などと言われてストレスが溜まるので、ふらりと海外一人旅です)。

で、この3枚の写真、同じ日ではありません。それぞれ3日間ぐらいにわたると思うのですが、バリ島のチェック柄の伝統的衣装に「敬意を表して」選んだマイバリ島ルック。何だか制服のように同じ服の写真が何枚も出てきます。

そもそも、かつてはシャネルの服や高価な時計なども買っていた頃もありましたが、私においては一重に全て仕事のため。自分の世界にいると私ほど、女性的でないというか、ええ格好しいではないという天然ブリ(魚座です私)はいないと思う。銀座などの行きつけの洋服屋ブティックにおいてもとにかく無駄な時間を使いたくないので、一度選んで購入した服は「あ、包装は結構です」といってさっさといなくなる困った客だった。しかも最初から選びたい服のアイデアは決まっていて一切、「ついでにこれも」なる買い物がない。同時にウィンドウショッピングなども一切関心がないどころか嫌いなのです。貴重な時間を無駄にしたくないと思う。故に80代にしてウィンドウショッピングに未だ関心がある母のお供をするのが苦痛でたまらない。

弟の結婚式や披露宴も同じ服で出ているし、友人の結婚披露宴などもそう。

しかし、女性の他の出席者を観ると、皆さん新婦にお気遣いがないのか、美容院にいってそのために特別の洋服を買ったりするらしい。ある時、目黒区は等々力にお住まいの2−3歳年上の友人女性に学生時代だか、社会人時代にこう言われたことがある。「雪枝ちゃん、女性っていうのはもっと結婚式の披露宴に出席する時も、もしかしていい出会いがあるかもと思ってかっこつけるものなのよ、雪枝ちゃん、天然過ぎるわ」と。

それに対して「えっ!そうなんですか?まさか!私いつも仕事着で、普通にメークしただけで行ってますけれど」と、心底驚いた。いやはや女性という種族は私の想像を絶する怖さであると、確かに、披露宴にきていたような女性の心など想像もつかない魚座で天然ブリたる私においては実に想像できない故に存在さえも理解不能です。


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