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今日は結婚記念日イブ

12月25日の明日は、世間一般的にはクリスマスですが、私たちにとっては【結婚記念日】です。

クリスマスに特別な思い出も思い入れもへったくれもないのに、何故か事務的な理由でたまたまこの日に入籍しました。
でも結果的には忘れず祝う習慣がつき、良かったと思う記事を少し前に書いています。

今回も【結婚】にまつわる話を少々。(誰が興味あるんか知らんけど)



①私たちが結婚式を挙げなかった理由

そもそも私は昔から、結婚願望はあっても【結婚式】に対する憧れや興味はさほどありませんでした。

ドレスを着たいだの、和装がいいだの、
一般的な女の子が持ち合わせているような
お姫様願望・変身願望も特になかった。

だから、今の夫と結婚を前提に同棲していた時も、なんとな〜く「式は別に挙げんでもええかなぁ」と思っていて、でも世間体とか親の為とか色々考えるとやるべきなんだろうかとも迷っていました。
やるなら大好きな沖縄で、旅行がてら家族と親友だけ呼んで、こじんまりやるとか。

ふむ。でもたった一日の為に、何ヶ月も前から膨大な時間と労力とお金を費やして行う人生の一大イベント
もう考えるだけで、大変そうだし疲れそう。沖縄みたく遠方でやるのも、現実的に考えると準備とかどうなんかしら。

しかも夫は、人前に立つことや大勢の前で注目を浴びる中で話すこと、自分が主役になることを得意とするタイプでは決してない。
そんな性質の2人が、積極的にやりたいことでもないのにやる必要ある?

それに、式の準備ってとにかく大変って話に聞く。
式場選び・日程・誰を呼ぶか・人数合わせ・招待状・料理・ケーキ・ドレス・お色直し・引き出物・ムービー作成・音楽選曲・司会・余興・親への手紙・二次会‥‥etc.

指輪は、ゼクシィ1冊買って「これがいい」と
直感で気に入った物を選んでから買いに行ったので、
すんなり決まった。今でもお気に入りです。

【考えること】【決めること】のタスクは物凄い量だし、予算とも照らし合わせて何度も打ち合わせに行かなきゃいけないんでしょ?
それで揉めたとか喧嘩になったとか、マリッジブルーになった友達を何人も知ってる。

式に対する2人の熱量に差があればあるほど
難しいだろう。私はこんなに色々頑張ってるのに
アナタはなんでもいいとかばっかりで関心が
ない!なんて喧嘩、私たちはやりたくないなぁ。

そもそも仕事もあるし、何度も打ち合わせなんぞ行ってらんない。
うん、だったら式はせずにその分のお金は、新居に必要な家具や旅行や車など、もっと生産性のあることに使おう、と決まりました。


②一応記念に写真だけ撮ってみた

一生に一度だし、せっかく結婚できたのだから、ウェディングドレスぐらいは着てみるか。友だちや親戚や職場への報告なんかもあるし、葉書とかは出したほうがいいかもしれない。
と、フォトウェディングだけ探すことに。

近くで安くて早く終われば、なんでもいい。場所にもドレスにも、特に何のこだわりもない。
で、見つけたのがポッキリ5万円のやつ。衣装もカメラマンもヘアメイクも全部込み込みで。

初回に打ち合わせと採寸と日程決めをして、2回目にドレスや衣装の試着&決定を、3回目に現地へ行ってヘアメイクして撮影する。行くのはたった3回でいい。
こんなんで充分よ。むしろありがたい。

私のサイズで料金のグレードアップをせずに選べるドレスは5択ぐらいしかなかったけど、一番シンプルな物を選びました。
20代ならまだしも、若くもないのにフリフリレースとかリボンたっぷりとか絶対に無理。無難かつ真っ白じゃなく、ちょっとくすんだ色ぐらいがいい。

で、決めたのがコレ⇩

あ、確かこの手に持つブーケと髪飾りだけ、
別途3,000円かかったっけ。なので総額53,000円。
式場?教会?が空いてる時間に、ちょこっと
入って写真撮らせてもらいました。
ヘアメイク込みでも午前半日で終わり、
あれよあれよという間だった。

こんな感じで、カメラマンさんのテキパキとした指示により、館内・屋外と、場所を代えながらどんどん進んでいく。2月の寒い日だったから、外はなかなか辛かったけど手短かでよかった。

後日、50〜60枚くらいの写真データをCD‐ROMに入れて自宅に送ってくれました。
そのデータがあれば「palette plaza(パレットプラザ)」という写真屋さんに行って、おいてある機械端末?みたいなやつで、ハードカバーの本(写真集)や葉書を自分で作れるらしい、と調べて行ってみた。
「ウェディング」という予め決まった型があり、自分で写真データをポンポン置いていくと、これまたあっさり出来上がった。

お値段もとってもリーズナブル。フォトウェディング撮ったところで注文するとなると何万円もかかるけど、これは数千円とかだったような?
(ずいぶん遠い記憶なので定かではない。)

左;送られてきたCD‐ROM
右;自分で作ったフォトアルバム
結婚しました葉書もここで作った。

お互いの親用へも1冊ずつ作って渡しました。
お義母さん、すみません。長男なのに式を挙げなくて。というお詫びも兼ねて。義妹もいまだに独身。
義母や義妹からは、
「えー!生で見たかったから、撮影の日教えてくれてたら行ったのに〜!」
と言われました(笑)。いや、ダイジョウブ、間に合ってマス。

③まとめ 〜挙式の是非やカタチに正解なし

沖縄・竹富島にて

私たちは、挙式はせずとも夫婦仲良く幸せに暮らしています。
大勢を呼んで、豪華で派手なコダワリたっぷりの結婚式をやったとて、別れてしまう人たちもいます。

結婚式をやるか・やらないかは、当事者や家族や親戚、社会的立場などによるし、「こうしたほうがいい」なんて意見やアドバイスなどもありません。
やって良かったと思えたのならそれが正解だと思うし、やっておけば良かったと後悔しているのなら、何年経ってからでもやればいいんです。
私の友人で、若くにできちゃった婚をして、当時はお金がなくて結婚式は出来なかったけど、結婚15周年記念で式を挙げた夫婦もいます。

夫婦のカタチも、幸せのカタチも人それぞれ。
結局は自分たちが納得できていればそれでいいんですね。

私は現在でも、式を挙げておけば良かったという後悔はありません。
でも、指輪を購入したことやフォトウェディングをしたことは、やって良かったと思ってます。だから、それでいいんじゃないかな?

「コレなんて書いてんの?」「英語わからんな~」
の会話中。コンセプトがよう分からんショットもある。

今年の結婚記念日も、ふたりで一緒に過ごせる。
ただそれだけで幸せ、と少なくとも私はそう思っています。
夫もそうであってほしい。いや、そうに決まってる。違いない、きっと。そうでなければ困る。

明日の夜は、ケンチッキーとワインとケーキでお祝いしようね。
イブの今日は、鍋をたらふく食べました。お腹いっぱい! Merry Christmas!🎄

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