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ほとんど無いけど、ミニマリストで困ること

ゆるく【ミニマリスト】を目指して、3~4年が経過。

趣味の物は多くあれこれ所持しているけれど、生活用品などは本当に必要な物だけで暮らし、スッキリ片付いた家を保つ心掛けをしております。
あくまでゆるく、しんどくならない範囲でですが。

色々試しながらやってきた中で、物をたくさん持たないことはメリットしかないと感じています。
物もお金も時間も【無駄なく】という考え方に変わって生活そのものの質が上がったし、ミニマリストで困ったことなんてほとんどないんだけれど。

でも最近、
「ああ、困るとしたらこういう時かな」
と思うことがありました。
私自身はそこまでデメリットだとも感じてないけど、考えさせられる部分はあったので、書いてみます。




①お米が買えない!

ハイ。現在もお困りの方が多いであろう「令和のコメ騒動」

昨年の収穫不足に加え、南海トラフ巨大地震注意の影響を受け、スーパーやドラッグストアの売場からお米が消え去りました。

今なお続く、コメ不足
あるところにはあるらしいが

夏休みで給食のなかった期間、育ち盛りの子どもがいる家庭では、昼食にも頭を悩ませていたことでしょう。
パンや麺への代替えに抵抗のある高齢者のあいだにも、この影響は深刻だとニュースにも取り上げられていました。
もうすぐ新米が出てくる時期で、秋には解消されるみたいなので、もう少しの辛抱ですかね。

でも、人の心理って、凄いよね~。
コロナの時も、マスクの買い占めが起きるわ、品薄に乗じて法外な値段で転売されるわ。原料が同じというデマからトイレットペーパーまで売り切れたりもした。

何か事が起きると、備えなきゃ!って思っちゃうんだろうね、人って。
不安に駆り立てられ、何店舗もハシゴしてまわって異常な買い占めをする人も出てくるから、こういう騒動が起こるんでしょう。
暇な高齢者ほど躍起になって探し回るのだそうです。働く世代には、そんな時間なんてないのが実情。

私はニュースを見てから米がないことを知った

我が家は以前から夜はお米をほとんど食べない生活をしているし、無いなら無いでやっていける。
今も特に困ってはいないし、もうお米を探すことすら諦めた。夕食はキャベツ生活中だし。⇩

コメぐらいなくても、なんとかなるよ。
他のモン食べてりゃ餓死することもないし、栄養不足になることもない。

うちは夫婦ふたり暮らしだから、お米を買うのはいつも2㌔単位。
精米時期が新しいほうが美味しいので、普段から残りが少なくなってからしか買わない。
なので、今回の騒動で我が家も今、もれなくコメがありませーん。

でも私は保育士なので、ありがたいことに平日お昼は給食で週3ごはんが出てくる(週2パン)。まあ、食べる時はたいがい冷めて固くなってるけど。
次にゲットできたら、炊き立て白米に明太子乗っけて食べたいな~。本来は根っからの米好きなので、今はそれを楽しみに秋を待っています。

日本人ですから 



②ミニマリストのストック事情

私は基本、ストックを極力持ちません。
保管場所を取るのが嫌なので、同じものが2袋あるなんてこともない。
洗濯洗剤・食器洗剤・シャンプー類・ペーパー類・調味料などなど。なくなりそうになったら買う、にしている。
そのほうが、買う時に「あれ、あったっけな?」と迷うこともないし、ダブることもない。

家には車もバイクも自転車もあるし、スーパーやドラッグストアも数分で買いに行ける場所にある。
それに、本当に切れたとしてもめちゃくちゃに困る物なんて、そうそう無いですよね。
すぐ買いに行けばいいし、代替えがきく物も多いし、それがなきゃ1日たりともやっていけない日用品だって特にない。

収納はスッキリ、余白を残すのが大事

食品は賞味期限があるから、ローリングストックできる水ぐらいは備えているけど、【非常食】っていうと現状ほとんどしてないなぁ。
家においてるとつい食べちゃうから、ダイエットの大敵にもなるし。レトルトやカップ麺も身体に悪いからあまり食べたくないし。

なのでミニマリストで日常困ることなんてほぼないんだけど、今回考えたのはやはり【災害時】のこと。
災害への備えという点では、ミニマリストってどうなのかしら。
一定期間「買えない」「店舗にない」となると、やはり困るだろう。
この点は、考えていかないと。



③ミニマリストの災害への備え

まず、南海トラフ巨大地震注意を受けて最近やったこと。

ひとつめ。【現金を下ろした】

いつも買い物は現金を使わない。タンス預金も全然していない。
キャッシュレスが当たり前の時代だし、ケータイひとつあれば充分で、現金を所持する習慣もなくなったけれど。
もしも災害で広範囲で長く停電した時、お店で電子マネーもカードも使えない・ATMも動かない、ってなったら?  …それは困るな。

ヨシ、10万円ぐらいは下ろして家においておくか。
てことで、初めて出会いました、新札の渋沢栄一さん。

へ〜。こんな新札なんだね〜。


ふたつめ。【延長コードを買った】

太陽光発電は家に付けているので、停電時はそこから引けば電気を使えることを知っているが、なにせ引いてくるコードが今までなかった。
太陽光発電のパワーコンディショナは、浴室ドア横の脱衣所にある。例えばそこから冷蔵庫やキッチン家電まで繋げたいとなったら、家じゅうの延長コードをかき集めて何本か継ぎ足ししないと届かない。

せめてキッチンとリビングまで届くコードが必要だな。
8mあれば充分か。で、Amazonでポチりました。

小さくて軽い。メジャーぐらいのサイズ。

これがあれば、停電しても昼間はなんとかなるだろう。

あと問題は夜の電気。
暗くなったら寝る、でこと済むことかもしれないが、やっぱりポータブル電源は欲しい。
災害への備えだけでなく、趣味のキャンプにも使えるし。
まだ具体的な購入予定はしていないけど、最近の検討項目には常に入っています。


みっつめ。気持ちばかりの【非常食を買った】

いや、ホント気持ち程度にね。カップ麺とかパックごはんとかを、数個。
何日ももつような量ではなく、気休め程度。ローリングしようと思わなくても使わなかったら使わなかったでいいと思えるやつ。
レトルト食品に、美味しそうと思えるものが全然ないんだよな~。
保存期間が長いものって、どうにも健康に悪そうな気がして身体が欲しない。


ま、こんなもんです。要は気持ちです。
前にも書いたけど、もしもに備えるのって、物だけじゃなくて【心構え】や【暮らし方】ですからね。
物だけ揃えてりゃいいってもんじゃない。

過度に心配しすぎず、今を楽しむことを忘れないでいたいなぁ、と思います。おしまい。



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