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カヤックで知床半島一周!(誰もやったことないらしい)

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2021年6月23日~ 知床半島をカヤックで一周した前代未聞の旅の楽しさや大変さを余すことなく綴っています。
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2021年7月の記事一覧

カヤックで知床半島一周⑧(ペキンノ鼻超え)

カヤックで知床半島一周⑧(ペキンノ鼻超え)

小学校での体験以来、テントで起きた朝。
熟睡したかと言われるとそうでもない。実はこの日は結構寒くて、寝袋に入る前に上着を何枚か着こんでた。 なのに寒くてうっすら起きたり(でもまたすぐ寝た。)背中のゴロゴロした石に違和感を持って起きたりとか(でもまたすぐに寝た。笑)連続した睡眠にはなってないけどとにかく一回の短い睡眠が深いのか、3時過ぎに明るくなってきた空と共に完全に起きた時には結構寝た感じがあった

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カヤックで知床半島一周⑦(ワイルドライフⅡ)

カヤックで知床半島一周⑦(ワイルドライフⅡ)

まだ1日目を書いてるという。。。長い。長い一日だったという事で(体感/当社比)お許し願いたい。 
カヤックを降りてから、丘トレッキングを楽しみ、川釣りを楽しんだ後、さて、お楽しみの夕食準備。(その前に爽やかな!?笑顔でなんかを齧る。。いや、それ、根室昆布やん。) 早速釣ったオショロコマをワイルドに焚火で焼いて前菜作り。  あっという間に香ばしい香りが辺りに立ち込めて唾が出る。 が、、よく見てくださ

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カヤックで知床半島一周⑥(ワイルドライフ)

カヤックで知床半島一周⑥(ワイルドライフ)

一日目の休憩場所は、スタート地点から10キロ程の場所。 
正直「あれ?もう休憩なのね?」というくらい余裕デシタ(初日でまだ体力あったから。。。) 
ですが休憩している間にも波がだんだん厳しくなってきて、そのあとに控えている超難所「ペキンノ鼻」を超えるには難しい状況になった。
そんな中「とりあえずカヤックの中の荷物を一旦全部出して~。で、岸から少し離れた場所まで引き上げるぞ~」と言われた時ふと頭をよ

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カヤックで知床半島一周⑤(初日から予定外!?)

カヤックで知床半島一周⑤(初日から予定外!?)

オリンピックも始まって、なんとなく日常にスポーツが取り込まれた感じしませんか? 開会式を観てやっとオリンピックモードになった私ですが、知床の余韻は全く消えていません。むしろ煽ってますか?というくらい。
。。。と言う訳で世に反して一人盛り上がり、進めます!

出発した相泊漁港は波が少しあったものの、まだ全員元気で景色を楽しみながら漕いでます。天気は曇りというか霧が出ていて少し肌寒さもあり。
海水に触

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カヤックで知床半島一周④いよいよ出発

カヤックで知床半島一周④いよいよ出発

実は昨日、知床半島一周カヤック仲間で、地元に戻って初めて集まりました。
知床というか北海道から戻ってきたのは7月1日。そこから一か月も経っていない。。 なのに、集まったメンバーの半分くらいはその間にも日本中を駆け巡っていました。。さすがの狂人、あ、失礼、強靭なメンバーです。私はせいぜい大阪に出たくらいで、ちまちまとPCに向かって一人90分講演したり(笑)、市内を駆け走る感じでした。特に祇園祭ですか

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カヤックで知床半島一周③(出発準備)



→①話を読みたい方はこちら。

いやはや。カヤックの旅として記事を書き始めたのですが、周りから「いや、乗ってないやん。まだ。いつになったらカヤックの話すんの?」と聞かれております。。。なにぶん、旅で起こったことが全て斬新でおもしろすぎて、そこまで辿りつくのに②話使いはたしました。。。

というわけでいざ出発!と言いたいところ。出発の準備をレポート。

まず。メンバー全員が出発の5日程前に抗体検

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カヤックで知床半島一周!②(前夜祭にて)

カヤックで知床半島一周!②(前夜祭にて)

女満別空港からの移動途中オシンコシンの滝での決起会を終えた私達が向かったのは、知床の町を通り過ぎて更に奥地へ。Wi-Fiの電波も消えた、もはや今はメンバーの聖地ともなってしまった<岩尾別ユースホステル> 現在、休業中のところ、今回臨時オープンしてもらったという贅沢な状況。

とはいえ、ユースホステルです。妙齢を重ねて贅沢に慣れ切ってしまったもはやダメ人間(特に私)にはかなり衝撃的な施設であったこと

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カヤックで知床半島一周①(決起会で)

カヤックで知床半島一周①(決起会で)

「とっても楽しいツアーを企画しました。カヤックで知床半島一周と羅臼岳縦走登山ね」というメッセージと共に、知床での絶景が盛り込まれたブローシャが3枚ペロンと送られてきたのは今年の3月。 ツアー催行日は6月23日〜3泊4日+α(天候により追加可能性含む) 「このコロナ渦中にそんなこと考えるんや!?」と「これからの観光業」を鬱々と考えていた私には正直、衝撃な事でした。。ですが、しばらく知床の断崖横を走る

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