山下優紀

1987年生まれ、日、米、豪で育つ。映画鑑賞と美術館巡りが好き。29箇所の職場を経験。…

山下優紀

1987年生まれ、日、米、豪で育つ。映画鑑賞と美術館巡りが好き。29箇所の職場を経験。2015年に結婚→2016年に長男出産→2020年に離婚→2023年に鎌倉に移住→同年再婚。

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  • キャリアこじらせ女子

    大学受験、就活、その後のキャリア形成を見事にこじらせ 30代後半で29箇所の職場(アルバイト含む)を経験してきた キャリアこじらせ女子によるお仕事紹介マガジンです♫

最近の記事

キャリアをこじらせてきた女子

「こじらせ女子」という言葉は当たり前に使われるようになりました。 今までは恋愛などでなかなか恋人が出来なかったり上手くかない人のこと、 性格に難があり、敵を作っているような人のことを こじらせている女子/男子と定義づけるのだと思っていました。 「ふっ、こじらせちゃって」 と上から目線でそんなこじらせ女子/男子を斜め上から見ていた私 そんな私ですが、恥ずかしながら人生一筋縄では全く歩んでこれず 何度も何度も仕事やアルバイトを転々としています。 ある日、古い記憶をほじくり返

    • 仕事1. 郵便局の仕分け〜高校生編〜

      私が大学受験やその後の就活、キャリア形成をこじらせる前の、 履歴書が荒れたり乱れたり汚れる前のひよっこ高校生だった私の 記念すべき初めてのキャリア。(アルバイトですが) それは年末の郵便局の短期の仕分けのアルバイトでした。 当時は携帯はガラケーの時代で、まだまだ年賀状の文化は生きていた時代。 そろそろアルバイトしてみたいな!と思って母親に相談したところ、郵便局の短期のアルバイトはいいのではないかと勧めてくれたのを覚えています。 仕事は簡単。 住所ごとに区分けされた棚に年賀状

      • 結局ママ友がゼロでは生きていけなかった話

        1年ほど前、こんなコラムを書いた。 この記事を書いたのは離婚する2ヶ月前、都内から横浜に引っ越す3ヶ月前である。 この時の自分に巨大なメガホンを向けて叫んでやりたい。 「カッコつけてんじゃねーーよ!!!!!!!!!」 結論から申し上げましょう。 ママ友がゼロでも生きていけるのは、ありとあらゆる地域の情報を自分一人で巧みに操り、強靭なメンタルと折れない心をお持ちの強い方であって 私みたいなイカメンタル(=イカのようなぬるぬる、ふにゃふにゃしたメンタル)の人間には到底無

        • わたしが障害者に抱いていた偏見と思い込みが覆された話

          わたしは週に3日、知的障害者と自閉症の施設で 障害者の作業所をサポートする仕事をしているのですが 気づいたことがたくさんあるのでそれを共有したいと思います (ちなみに私の住む横浜は障害者を1日に1回は駅で見かけるくらい 障害者も、障害施設も多い街です)   実は、何かしらの形で障害者と関わることがずっとしたいと思っていたわたし。離婚してやりたいことしかやらないと決めたわたしは思い切って 福祉デビュー   そして私が関っている

        キャリアをこじらせてきた女子

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        • キャリアこじらせ女子
          2本

        記事

          永遠なんてない、そんなことわかってる

          永遠なんてない 永遠の愛なんてないんだと 頭のどこかではわかっていながら 実は本当は その永遠の愛とやらを求めて ずっとずっと探しているのかもしれない 1人で生きていくもの、 1人で死んでいくもの、 とわかっていながら 誰かと愛し合い 誰かと求め合い 誰かに抱きしめて欲しい 誰かに全てを受け止めて欲しい 誰かに自分を認めて欲しい そう願っている自分もいる

          永遠なんてない、そんなことわかってる

          自分も子供を虐待してしまうかもと恐怖を感じた瞬間

          子供を虐待するニュースは子供ができる前も、できた後も 「人としてありえない」 「自分の子供にそんなことをしてしまうなんて気持ちが想像できない」 「私が親になったら絶対こんなことしない」 なんて思ってた自分が恥ずかしい。 なんも分かってなかったな、とも思えます。 結婚してる、していないに関係なく 子供ができて、その子供と向き合わなければいけない瞬間は おそらくどの親もしんどいものでしょう。 私は離婚が子供をこんなにも怒らせるとは思っていませんでした。 いや、とい

          自分も子供を虐待してしまうかもと恐怖を感じた瞬間

          離婚してわかったこと

          こんにちは。 イヴォンです。 2020年、コロナ騒動が始まってから自分の心や人生を 見つめ直した方が多いのではないでしょうか。 私もその1人で大きな決断をたくさん下した気がします。 全体的に言うと 「本音で生きることにした」 というところです。 本音で生きるとは、皆それぞれ定義が違うかもしれませんが 私にとっては、他の誰かの人生を生きるのではなく、人に期待された人生を 生きるのではなく、「自分が望む人生を自分がイメージしている自分」として生きるということになります。

          離婚してわかったこと

          ママ友がゼロでも生きていけます

          イヴォンです。 挑発的なタイトルですが、 私にはいわゆる”ママ友”がいません。 なぜか。 ①必要性を感じないのと(情報はスマホ、もしくは保育園の先生に聞くだけ) ②付き合いたいと思うようなおもしろいママが周りにいない 以上。 そして、ママ友がいなくても十分暮らしていけます。 母親になると、妊娠したら母親学級、両親学級と ママたちと過ごす機会が増えて、そこでの謎の同調圧力で 「あなたたち同じママになったんだから、友達になりなさいよ~」 とでも言われているかのよ

          ママ友がゼロでも生きていけます

          私が自分の声を上げ始めた理由

          ずばり 本音を隠すのに飽きたから。 自分じゃない誰かを演じるのに疲れたから。 これに尽きます。 遡ること、13年・・・ 大学3年生の時に所属していたE.S.S.(English Speaking Society)で 社会問題を題材に英語のスピーチで他大学と競い合う 活動を通して、それまでなんとな~く日本に違和感を感じていたけれど 気のせいかと無視していた私もついに社会派の大学生と生まれ変わった出来事があったのです。 それはMale Rape男性の性犯罪について私が書

          私が自分の声を上げ始めた理由

          繊細= SUPERPOWER

          私は、こどものころから実に繊細な子供だったと思う。 そしてその繊細さは自分の弱さだと勘違いしていた。 簡単に傷つきやすく、人の気持ちが気になり、心無い誰かの一言ですぐに落ち込んでいたのを覚えている。そして正義感が強く弱い立場の者を守ることに誇りを感じるような”アネゴ”的な要素も持つ子どもだった。 日本と海外で学生生活を送っているため、幼い頃から多様性に馴染み、国際的な環境で国際的な感覚を身につけていた私は18歳になる頃には、女性は男性と同じくらい皆有能で自立していて強い

          繊細= SUPERPOWER

          今の時代はKYな人間を必要としている

          自分を世の中の常識から生まれた基準と比べて評価をすることはあまり私らしくないが世の中の常識を基準に自分を説明すると 私は確実にKYだ。 というか、本質的に空気を読んでいない。 さらに言うと、そこに空気があるという概念がそもそもない。 KYだと言われたことはないが、”独特”だとか”変わっている”とは耳にタコができるくらい色んな場面で言われてきた。独特で変わっていると思われるのは明らかに私がKYだからだ。 どれほどKYかというと、 (これは周りの反応を見て気づいたことだが) そ

          今の時代はKYな人間を必要としている

          ”完璧な母親”という幻想

          コーチングと出会うまで正直”母親”という職業は自分に向いていないのではないかと思う時が1日に1回はあった。どんな母親でも思うのではないだろうか。 私はとても恵まれた家庭環境で育った。父と母のおかげで大学の授業料まで高額な料金を支払ってもらい、欲しい服や靴はサイズが小さくなったり、季節が変わるとまとめて買ってもらうことができた。父は早朝から満員電車に乗って会社に行き、幼少期は家族で旅行に連れてってもらい、母には美味しい手料理を毎朝毎晩作ってもらった。虐待も、ネグレクトも異常な

          ”完璧な母親”という幻想

          ”劣等感”に気づいた32歳の春

          はじめての投稿がこんなネガティブなタイトルでいいのか不安になるが、結論が出たのだからよしとしよう。 さて、私のことを軽く紹介させてほしい。 1987年 日本で産まれ、既婚、1児の母。1歳から6歳まで父親の転勤でアメリカのシカゴとニュージャージーで過ごし、小学1年生から小学5年生まで神奈川の茅ケ崎で育ち、小6から中3の夏までオーストラリアのシドニーに再び転勤で過ごした後、高校1年から神奈川の高校に入学、日本の青山学院大学を出て、10回以上の転職を繰り返し、大人になるにつれて、

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          ”劣等感”に気づいた32歳の春

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