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いいことあつめ

職場復帰1週目を終えて、それぞれの日に良かったと思えたことについて書いてみる。
なんというか、感謝や幸せだけをただ言葉にするのではそこに気持ち悪さが出てしまうように感じていて、そこに物語性や変化の過程・葛藤があるからこそ、人はその誰かのことを知りたいと思えるのだと思う。
iPhoneアプリでHappyDiaryのようなものを見つけたけれど、見ず知らずの背景のわからない誰かが記す幸せを眺めても、どこか拒絶反応を示してしまう自分がいた。
私はこれからの自分が回復の物語を描けるか自信がないけれど、今アンビバレントな状態だからこそわざわざこれをすることは意味があるのではないかと考えていて、敢えて少し無理をして、頑張って幸せを拾い集めるためにやってみようと思っている。
本当は一人で紙に書き留めておく方がいいのかもしれないけれど、それだけだとモチベーションが保てないから。

12/16
所属している吹奏楽団のクリスマスコンサート。
新しく団の中でこれまで話したことがない人と少し話せた。
終了後恋人に復職の件について話し、一緒に挨拶用のお菓子を選ぶ。
ホットココアにキャラメルアーモンドスティックなど甘いもので身体を満たして不安を鎮める。
翌日の服装を考える。

12/17
無事2時間職場復帰。
終了後、親とハンバーグを食べに出かける。
恋人が2回も電話をしてくれる。
応援メッセージを職場の人一人からもらう。
翌日の服装を考える。

12/18
職場の人数名と言葉を交わす。
昨日のメールのお礼を伝えることができた。
社内システムの改変に少し高揚する。
現実的かは不明ながらシステム改善案をひとつ思いつく。
ルミネで悪い出来事を良い出来事に変換しよう、といったコンセプトの無料ガチャポンをまわす。
翌日の服装を考える。

12/19
職場で前日のパーティーで配られたというちょっといいお菓子をもらう。
Chihiroさんとお会いする。
先日撮影してもらった個人写真のデータをいただく。
「次からこうした方が助かる」と言われたことに対して「こんなことを言わせてしまうなんて自分は何ひとつまともにできない」とこれまで思っていたところを、「これを指摘してもらったから次から同様のことをしないよう意識を向けよう」という思考に変換できた。
一番初めの上司に連絡、直後に温かいメッセージをもらう。
翌日の服装を考える。

12/20
職場で無料で飲めるお茶の紙カップがクリスマス仕様になっていた。
思っていたよりもやることを探して動けている。
一週間ストレス許容量を超えずに過ごせそうと感じる。
福利厚生でちょっといいホテルに安く泊まれそうなことに気が付く。
ラインのプロフィール写真を変える。
翌日の服装を考える。

12/21
産業医面談を楽し気に終える。
仕事をしている感覚が少しずつ取り戻せている。
ラテアート体験会に参加。
明後日からの講座の案内をもらう。
名刺入れを物色。
翌日の服装を考える。

先週の自分が思い描いていたよりも、大分いいスタートとなれたように思う。
不安不安で泣いていたのが、火曜からは泣かずに日々を過ごせている。
服装を考えるのが思いの外好きなようだから、来月には久しぶりに新しい服を買おう。
生きることは、捉え方次第で、きっと楽しい。

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