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【実録】人生の転換期で最良の選択をするには?


※3/9(土)更新。具体例を追記しました。

2/17(日)から参加している週1note


2019/3/31まで、週に1回noteの記事をアップするだけの非常にシンプルな企画。


私は全7回で、この2ヶ月間で起こっている
『人生の転換期』をテーマに、記事をアップする。


今日で3回目の投稿。
毎週日曜日にアップするので、見てくれると嬉しい。


※過去の記事は最下部にまとめている。


今週は、人生の転換期に遭遇した時、
自分にとって最良の選択をするにはどうすべきか。


僕の経験を交えながら、6ステップでお伝えできればと思う。


■そもそも人生の転換期とは?

人生の転換期とは、『これまでの価値観が大きく変わること』だ。

第一回目でも書いた通り、こいつは誰にでもやってくる。もっと踏み込んで言うと、

必ず誰にでも起こるし、生きていくなかで何回もあるものだ。


そりゃそうだ。

入学、卒業、就職、結婚、出産、子育て、退職などといった人生の節目となる出来事につきものだからだ。

特に僕と同じ20代後半であれば、転職・結婚・出産など、これまで以上に自分が大切にしたいと思うものが出現する。

一方で、3.11の東日本大震災や9.11の同時多発テロなど、自然災害や人的災害も含まれるだろう。これまでの価値観が大きく変わることは、予想だにしないタイミングでくることもあるのだ。


■最良の選択をするにはどうすべきか。

では本題に移る。最良の選択。

自分にとって後悔しない、実現したら間違いなく気持ちが満たされる状態

に近づけるにはどうすべきか。

下記6ステップで進めることがポイントだ。

【最良の選択をするための6ステップ】

1. 究極の理想を掲げろ。できる限り具体的に
2. 制約を設けずに手段を洗い出せ
3. 究極の理想を発信しろ
4. 1mmでも究極の理想に近づけるよう多角的に行動し続けろ
5. 複数の選択肢が出てきたタイミングで、初めて優先順位をつけろ
6. 最悪のケースを想定して決断しろ

順に説明する。

1. 究極の理想を掲げろ。できる限り具体的に。

まず『純粋にこうなりたい』と強く思うことを列挙する。それも具体的な状態を挙げることが一番大切だ。

なぜかというと、これが行動のコンパス(指針)になるから。

具体的にすればするほど、アクションをとる際に、寄り道せずに迷わず進めることができる。

そしてこの時、絶対に意識してほしいことは1つだけ。

『既存の状況を踏まえるな。全て棚にあげろ。』


言うなれば、究極の理想状態だ。現状なんてどうでも良い。未来のことを考えるのだから無視して掲げてしまえば良いのだ。

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【具体例】
今回、2019年の僕の場合、下記2つの理想を掲げた。

1.東京・大阪の2拠点生活をする。
〈具体的には〉
→大阪にいる親や祖母との過ごす時間を増やしたい。
→東京でも今やっているコミュニティやフェス作りを継続したい。
→東京・大阪の住む期間を自由に決めれる状態になりたい。

2Vision Architect、イベント・フェスプランナー、コミュニティマネージャーとして複業する。
〈具体的には〉
→上記3つでそれぞれ収入が入るようになりたい。
→仕事のオファーが来る状態になりたい。
→同時並行で3つの仕事を進めたい。
→生活に困らないようにはしたい。

このように各理想について具体的にはどういった状態になりたいかを
現状を棚に上げて洗い出す。
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2. 制約を設けずに手段を洗い出せ

究極の理想状態を掲げれたら、次はその理想状態に近づける手段を洗い出す。

そしてこの時にも、

『既存の状況や常識を考えないこと。』


はっきり言うが、常識なんてこの世の中にはないと思った方が良い。

常識は、場所や時代・文化によって変わるもの。つまり在って無いようなものだからだ。しかも厄介なのが、常識は時に、自分の頭の中の既存知識でできていることがある。

最初から常識を踏まえて制限ありきで考えると、もしかしたら可能だった選択肢が取れない事態になる。

お金も人脈も無限にある全て満たされた状態の時、どんなことできるっけ?など、制限のない状態で、できる限り選択肢を出すのがポイントだ。

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【具体例】
上記2019年の理想だとこうなった。

1.東京・大阪の2拠点生活をする
〈手段〉
・不労所得で働かずとも好きな場所で自由に過ごせる状態になる
・ADressなどの月額定住サービスを利用する
・シェアハウス+実家に住む
・週末だけ大阪に帰省する
・大阪に定住し、有休等利用して月に1回東京に行く※
・東京に定住し、有休等利用して月に1回大阪に行く※
・月の半分を大阪、月の半分を東京にして過ごす。
etc

2Vision Architect、イベント・フェスプランナー、コミュニティマネージャーとして複業する。
〈手段〉
・転職してまたがるポジションを本業にし、幅を広げる。
(Ex.イベントプランナーとコミュニティマネージャー)
・業務委託で仕事をもらう
・プロボノで経験積んで、仕事になるようにする※
・弟子入りして仕事になるようにする※
・フリーランスで仕事を取りに行く
・自分で事業立ち上げして仕事を作り出す
etc

具体的な理想も制約になる可能性があるので、そこは考慮せずに出すのもよい。
※の選択肢は、具体的な理想を無視している。
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3. 究極の理想を発信しろ。

理想状態を把握し、実現するための手段が見えたら次にやること。それは発信だ。これをやる理由は、

・自分が行動せざる終えない状態を作れること
・周りの支援が得られるかもしれないこと

の2つのメリットがある。

実際、ホラを吹くくらい、大きく自信満々に言った方が良い。正直な話、実現しなくても死ぬことはないのだから。

むしろこの発言で追い込まれて、何が何でも実現しないといけないと狂気じみた行動をとる方が、周りも支援してくれて、理想に近づける可能性が高い。

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【具体例】
下記noteのように発信する。

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4. 1mmでも究極の理想に近づけるよう多角的に行動し続けろ

発信が済んだら具体的な行動について述べていく。ポイントは3つ。

● 1mmでもゴールに近づけるアクションをとる
● 同時並行で多角的に行動する
● 継続する

.理想の状態に近づけようと決心するが、行動できずに終わる人の多くは、上記3つができていないケースが見受けられる。

例えば

・行動しようと思っても、何をしたらよいかわからない。
・行動してみたが、ゴールに近づいている実感がなくて挫折して行動しなくなる。
・行動して実現の道筋は見えたものの、途中で選択肢が途絶えて諦めた。

といったところだ。ではポイントについて深掘っていく。


● 1mmでもゴールに近づけるアクションをとる

『2.制約を設けずに手段を洗い出せ』で出した手段を着々と進めていく。

とはいえ、単に着々と進めることを意味しない。

必ずでてくる障壁をどうやって潰せるか考え、潰すアクションをとっていくことを意味する。


● 同時並行で多角的に行動する

それに加えて、『2.制約を設けずに手段を洗い出せ』でだしたあらゆる手段を同時並行で進めていくのがポイントだ。

これは、ある選択肢が途切れても他の選択肢が生きているので進み続けることができるし、一方で2つの選択肢が絡み合って新しい選択肢となることがあるからだ。


● 継続する

継続しなければ、結果は出てこない。1%の改善という考えがある。

簡単に言うと、毎日1%の改善を続ければ、1年後には約38倍の改善が見込めるといういわゆる複利の考え方だ。

自分自身の経験と照らしてみても、流石に38倍とまでは言わないが、かなり的を射ていると思う。

実際、継続してアクションを取り続けた人は、過去に得た経験や知識が関連付けられていくので、二次関数的なカーブで目標へと近づいていくのである。

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【具体例】
例えば、上記目標を達成するとなった際、障害となるのは仕事面。
仕事については下記アプローチをした。

※ちなみに仕事面での選択肢は下記。
・場所を選ばずとも働けるフルリモートの仕事を手に入れる
・フリーランスで大阪・東京でそれぞれ案件をとる
・現在の仕事をリモートで実施
etc

〈アプローチ内容〉
ステップ1:
現職でリモートワークできないか上司に相談。

ステップ2:
却下される可能性をふまえて転職活動をスタート
→フリーランスで大阪・東京の業務委託案件がないか探す。
→正社員でリモートワークできるものがないか探す。
※仕事内容についても、Vision Architect、イベント・フェスプランナー、
コミュニティマネージャーがないか踏まえて探す。
→案件がくるようにプロフィール資料作成と発信

※他にもyentaやTimeTicket等でも発信

ステップ3:
各種応募し、応募した仕事でどういう生活を送りたいか。
送れる可能性があるか描いて面接時に実施できないか相談。
※実際にこれで、実現可能性が高まる応募ポジションにつないでもらえたり
 別の案件も出てきた。

ステップ4:
フルリモートで生活している人が集まる交流会やイベントに参加
※ステップ2の時に、これも同時並行で進めていた。

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5. 複数の選択肢が出てきたタイミングで、初めて優先順位をつけろ

「いやいや優先順位はもっと早くつけるべきだろ」
「選択と集中で物事を進めたほうが無駄がなくて良いだろ」

と反論が来るかもしれない。それこそ僕はナンセンスだと思う。

なぜなら、アクションしてみないとわからないことばかりだからだ。

そして具体的な選択肢がでてきて、初めて自分にとって本当に大切なものが見えることが多い。

なお具体的な優先順位のつけ方は、理想状態→手段の順番で対照して判断していくと良い。

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【具体例】
動く中でざっくり下記のような選択肢がでてきた。
●すべて業務委託になり、東京・大阪での2拠点生活が可能
→業務委託の内容は、すべてイベント・フェスプランナー、コミュニティマネージャーになる。
●正社員+業務委託の形式で、東京・大阪での2拠点生活が可能
→正社員はイベント・フェスプランナー、コミュニティマネージャーではない。
 業務委託はイベント・フェスプランナー、コミュニティマネージャーになる。
●現職を続けながら、有休ベースで大阪に帰ることが可能
→現職はAIコンサルタント。
●現職を続けながら業務委託も受け、有休ベースで大阪に帰ることが可能
→現職はAIコンサルタント。
 業務委託はイベント・フェスプランナー、コミュニティマネージャーになる。
●コミュニティマネージャーとして本職は手に入るが、東京生活がメイン。大阪は休暇ベースでいく。

ここで優先順位を改めて整理すると
・大阪には最低でも月の半分はいたい
・とはいえ東京にも拠点が欲しい
・イベント・フェスプランナー、コミュニティマネージャーに関連する仕事は持ちたい
・今の生活水準は維持したい

死守したい内容は上記4つ。この4つを意識して選択肢を絞った。
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6. 最悪のケースを想定して決断しろ

最後の決断は、下記3点を踏まえると失敗に至りづらい。

● 最悪の場面を想定する
● 妥協ポイントを決めておく
● コンティンジェンシー・プランを作る


● 最悪の場面を想定する

各選択肢がそれぞれうまくいくとは限らない。
それぞれの選択肢を採った際に、一番最悪な状態を想定しておくことが重要だ。
そうすることで、うまくいかない場合でも焦らず対応ができる。


● 妥協ポイントを決めておく

そして最悪な場面を想定した時に、どの状態までなら手段を継続するかを決めておく。言っておきたいのは、取り返しのつかない失敗になるなら、中断も後悔しない最良な選択であることだ。

必ずしも実行することが全て正解ではないのだ。

● コンティンジェンシー・プランを作る

聞きなれない言葉だと思う。簡単に言うと、最悪な状態となった際の対策を準備することだ。

例えば、高架下音楽祭を開催する際の最悪な状態は、直前に想定外の出来事によってフェス開催ができなくなり、とてつもない赤が発生すること。

これを防ぐコンティンジェンシーが、イベント保険に入っておくということだ。

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【具体例】
これは3/31に記載する。
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以上が、最良の選択をするために意識すべきこととその方法だ。


最近幻冬舎の本を読んでいるからか、語気が荒いな。笑
ただ思っていることや考えていることを着色加えず書いた方が伝わりやすいかと思ってあえてそのままにした。


来週は、これから人生の転換期で選択をする際に、絶対に避けて通れない、世の中の動きについて話したいと思う。


釈迦に説法だが、今、世の中も最大の転換期を迎えており、誰もが1年先がどうなるか全く予想のつかない世界に入っている。


この現状を知るか知らないかで、転換期での行動の仕方が大きく変わると思うので話したい。


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