雪峰

好きな作品について書いています。

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最近の記事

『モル・パンク遊記』クマールについて考える

リバース1999のこのイベントの告知を初めに見た時、明るい話かなと思ったんですよ。 なぜなら開放的なマチルダの新衣装が印象的だったから。かわいい。 結末から言うと実際には、とてもヘビーでビターで、読了した時に頭を抱えました。 この記録もどう書き始めたものか悩んだのですが、やっぱり読了後に一番感情を持っていかれたクマールについて追っていくことにします。 ネタバレや個人の不確かな解釈を大いに含むため、その上でお付き合いいただけましたら幸いです。 というより後半ほぼ感想日記です。

    • Against the Storm【ゲーム感想】

      遊んで楽しかったゲーム備忘録、今回は「Against the Storm」です。 ジャンルはローグライク×街づくり。 余談ですが最近はストームに関係するゲームに縁がある気がする。 ゲームの流れとしては、 1.ランダムに支給される建物や資源を利用して入植地を作っていく 2.女王様が満足したらそこで入植地づくり終了! 3.報酬やアップグレード要素を貰って次の入植地へ という感じらしいです。 なお、作った入植地は一定周期でストームによってリセットされます。 なので凝った入植地を

      • 『リバース:1999』人工夢遊・浅眠域【ストーリー備忘録まとめ】

        リバース1999、至るところにテキストがあるので忘れがちだったんですが、 そういえば人工夢遊(現状のエンドコンテンツ)の浅眠域にもシナリオがあったんですよね。 初見では何のことかわからずスルーしちゃってましたが、 本編シナリオを読み返した今ならわかるはず!ということで読み直してきました。 結論 これ、もしかして3~4章でヴェルティが見てた夢か!? そういえば人工夢遊治療って言ってた気がする。 そんなヴェルティが見た夢?についてステージごとに書いていこうと思います。 脈絡

        • 【Steam】最近遊んで楽しかったゲーム4つ

          せっかくだから遊んだゲームの記録もざっくり残していく。ADV多め。 ・The Case of the Golden Idol 穴埋め回答系推理ゲーム。今まさにプレイ中。楽しい。 曰く付きの黄金アイテム?を巡って人が死んでいく謎を追ってくゲーム。 オブラディンとよく比較されてる気がするけど、ステージが区切られてるキリの良さもあって向こうより手をつけやすい気がする。 日本語化するには非公式パッチが必要。ローカライズありがたすぎる。 ・1f y0u're a gh0st

        『モル・パンク遊記』クマールについて考える

          『レイクミドロの悪夢』イベントのキャラクターについてゆるく語るだけ

          リバース1999の新イベントの告知も出て、現イベント『レイクミドロの悪夢』もそろそろ遊び納めかなという気持ちになってきました。 なのでお別れ前にキャラクターについて、ここに脳死で備忘録を書いていくことにします。 全てにネタバレを含みます。 ・ジェシカ 軍事施設の非人道的実験で生まれた実験体。 北米の鹿娘とアイルランドのチェンジリング(取り替え子)を掛け合わせて?生まれたらしい。 洞察すると拘束ベルトはちょっと取れるけど耳の実験体タグは取れない。取れないんか……。 そん

          『レイクミドロの悪夢』イベントのキャラクターについてゆるく語るだけ

          『リバース:1999』群虎黄金・後編【ストーリー備忘録まとめ】

          あらすじ(ネタバレあり) 前回はこちら。 前回、『ヴェルティが集めた人員はヴェルティの編成下となり、直接財団の命令を受ける必要はない』 という改革案が通ることがほぼ確定となりました。 20 改革案が通るまで、財団に従うことを拒否し続けて籠城しているドルーヴィスⅢ達。 サバイバル生活ではAPPLeが虫に囲まれて大変なことになったり、 レグルスがお肉食べたさに幻覚を見たりと色々ありました。 籠城生活が始まってから4週半が経ちます。 それはドルーヴィスⅢがはじめに予測して

          『リバース:1999』群虎黄金・後編【ストーリー備忘録まとめ】

          『リバース:1999』群虎黄金・中編【ストーリー備忘録まとめ】

          あらすじ(ネタバレあり) 前回はこちら 財団の内情としては、 神秘学家を従順にして管理下におきたいコンスタンティン 財団に縛られず1999年のストームで何が起きたか知りたいヴェルティ との間で対立が生まれていました。 ヴェルティがスーツケースの力で独自に神秘学家を集め始めたことで対立が表面化。 ヴェルティの直属の上司であるレディ・Zは、立場上はコンスタンティンに従っていますが、意見としてはヴェルティに賛成派。 ドルーヴィスⅢ達(ヴェルティが集めた神秘学家)は財団で

          『リバース:1999』群虎黄金・中編【ストーリー備忘録まとめ】

          『リバース:1999』群虎黄金・前編【ストーリー備忘録まとめ】

          あらすじ(ネタバレあり) 01-03 ヴェルティが独自に神秘学家を集めたことにより、財団内部では彼女らの処遇について論争が発生することになりました。 財団所属の神秘学家は、財団が管理する施設で然るべき教育と訓練を受けている。 しかし、ヴェルティが連れてきた者たちはその教育がされていない。 だから通常ならダメだけど財団は人手不足だし、どうしよう今からでも教育すれば?等々、議論してる状況のようです。 リハビリセンターに向かう前、ヴェルティはレディ・Zに自らが勧誘した神秘

          『リバース:1999』群虎黄金・前編【ストーリー備忘録まとめ】

          世紀末タイムリバースRPG『リバース:1999』の好きなところ

          これを書くに至るまで リバース1999にハマって色々書き留めてたけどそもそも何でハマってるかを書いてなくない? 書いた! ①フレーバーテキストがいいフレーバーテキストが豊富なゲームは好きですか?私は大好きです。 リバース1999にもフレーバーテキストは沢山あります。そんな所にまであるの?ってくらいあります。 ゲーム内アイテムだけでも、 ・育成素材(属性やランクによって違うテキスト) ・ゲーム内通貨(有償分と無償分で別のアイテムなのでそれぞれ違う) ・スタミナ回復アイテ

          世紀末タイムリバースRPG『リバース:1999』の好きなところ

          『リバース:1999』物語は何処にもあらず・後編【ストーリー備忘録まとめ】

          あらすじ(ネタバレあり) 前回はこちら! 08-10 マヌス・ヴェンデッタが扇動のチラシをばら撒いていることを、コンスタンティンとレディ・Zも把握していました。 対策としてゼノミリタリー(財団の軍学校)に声が掛かります。 戦闘経験に長けた生徒として呼ばれたのは、リーリャというエースパイロットの少女。 マヌス・ヴェンデッタが使役する魔精が襲いかかるのを見た彼女は、財団の指示を待たずに意気揚々と飛び出していきます。 一方、反省部屋での時間を終えたヴェルティは、教室の日常

          『リバース:1999』物語は何処にもあらず・後編【ストーリー備忘録まとめ】

          『リバース:1999』物語は何処にもあらず・前編【ストーリー備忘録まとめ】

          そしてストーリーはChapter3「物語は何処にもあらず」へ続きます。 あの後みんなどうなったんだ……?という疑問を抱えた当時の自分の目の前に表示されたのは、寄宿学校系の雰囲気の漂うバナー。 過去編!?ここで!?というもどかしさを感じながら読み始めた記憶があります。 そんな感じで読み返し開始です。 あらすじ(ネタバレあり) 01-05 場面はどこかの学校らしき建物の一室で、授業をしている様子から始まります。 授業内容は神秘学家の歴史について。 教員の問いにすべて正答

          『リバース:1999』物語は何処にもあらず・前編【ストーリー備忘録まとめ】

          『リバース:1999』シュナイダーの物語についての考察【まとめ】

          ※この文章はネタバレを多く含みます(4章「群虎黄金」の結末についてもほんの少しだけ触れています)。 はじめに リバース1999ストーリー「われらの時代」「夜はやさし」に登場するギャングの少女、 シュナイダーの背景についてのまとめと考察を目的としています。 ストーリー中に大きな要素を握っていた彼女ですが、その背景については 作中のサブエピソード(新聞やインタビュー等のフレーバーテキスト要素)や、 その後のソネットの調査記録によって少しずつ補完されていくものになっているので

          『リバース:1999』シュナイダーの物語についての考察【まとめ】

          『リバース:1999』夜はやさし・後編【ストーリー備忘録まとめ】

          あらすじ(ネタバレあり) 前回(中編)はこちら! リバース1999ストーリー「夜はやさし」、ついにラストです。 13 焼けた森の治療所に辿り着いたソネット達は、霧の神秘術に行く手を塞がれていました。 そこに援軍として現れたのは、研究センターから派遣されたXとレグルス。 Xは「ゴールドバーグ・マシン」の要領で霧の中にいる術者に攻撃を仕掛け、術の解除を狙おうと提案します。 要はピタゴラスイッチ。作戦を瞬時に理解したソネットに驚くレグルス。 霧の向こう側ではヴェルティ

          『リバース:1999』夜はやさし・後編【ストーリー備忘録まとめ】

          『リバース:1999』夜はやさし・中編【ストーリー備忘録まとめ】

          あらすじ(ネタバレあり) 前編はこちら! リバース1999ストーリー「夜はやさし」続きからです。 前回から一気に情報量が増えた気がするので、現状を書いておくと、 ・もうすぐ「ストーム」が訪れる ・ストームによる異変「貨幣が食品に、食品が異物に見えてしまう」現象が始まった ・ストームの異変は神秘学家は影響を受けないっぽい という状況下で、ヴェルティとソネットは別行動でマヌス・ヴェンデッタの謎に立ち向かおうとしていました。 ストーリーが佳境に入ってネタバレも強くなって

          『リバース:1999』夜はやさし・中編【ストーリー備忘録まとめ】

          『リバース:1999』夜はやさし・前編【ストーリー備忘録まとめ】

          あらすじ(ネタバレあり) 前章はこちら! リバース1999ストーリーchapter.2「夜はやさし」、ストーリー的には前章「われらの時代」の続きからです。 01-02 マヌス・ヴェンデッタの拠点である非合法バー「ザー・ウォールデン」にて。 ヴェルティがバーの地下に取り残されたことにより、財団の隊員たちは彼女の救出を焦っていました。 そんな時、追手の存在に気づくサザビー。 窮地の中、ソネットはヴェルティを信じて全員の撤退を選択。 ヴェルティ不在の状況で、最高指揮権を

          『リバース:1999』夜はやさし・前編【ストーリー備忘録まとめ】

          『リバース:1999』われらの時代・後編【ストーリー備忘録まとめ】

          あらすじ(ネタバレあり) 前編はこちら! リバース1999ストーリー「われらの時代」、続きからいきます。みんなが続々とバー「ザ・ウォールデン」へと集うところから。 12-13 財団の隊員を連れて「ザ・ウォールデン」へ乗り込んだヴェルティ。 そこで行われていたのは、非合法の酒の提供や、酒を浴びた美女と大蛇の舞など。 酒を浴びた美女と大蛇の舞……? 酒池蠆盆の残虐ショーってこと……? 既に無法地帯っぷりがめちゃくちゃ伝わってくるんですが、今夜のメインは「決闘ショー」

          『リバース:1999』われらの時代・後編【ストーリー備忘録まとめ】