見出し画像

昇華するフレーズ①:黙っていたらかわいい/かっこいい

ネガティブに受け取れるフレーズを友人や知人から、あるいは会社でなどで受ける経験は何かしらあなたにもあると思う。
竹村俊助先生のツイートを拝見して、「ネガティブをポジティブに昇華させる」ということに感銘を受けた。まさに、ドライアイスのような冷たい固体が、温まって柔らかな気体になる昇華の様子と、ネガティブがポジティブとなって溶けいくことを見事に言い表している。
私自身も気になっていたフレーズについて、noteの場を借りて不定期に昇華していこうと思う。

黙っていたらかわいい/かっこいいとは

これをあなたに向かって言う人の心境は、

あなたが話す前と話す後で印象が全然違うということであろう。

言葉の意味を少し考えていくと、黙っていればかわいいということは、文法上、黙っていなければかわいくないと、裏返したフレーズと捉えらることもできる。
相手はネガティブな印象を受けたということを伝えるために言ってきたのだろう。とっさに言われて、すぐ相手が「悪い意味じゃないよ~」とフォロー入れてくることが多いがあまり信じられない。私も言われたことがあるが同じ気持ちだった。

こちらを昇華するポイントは、①話す前の印象と、②話した後は相手がネガティブに捉えたという2つの観点だろう。

①話す前の印象は良いということ

話した後かわいくないという印象を相手が持ったということは、話す前の第一印象は何ら問題ない、むしろかわいい/かっこいいということである。
第一印象で得をするのはいいことで、自信を持っていい要素だ。

この第一印象の印象が良すぎて、むしろそのあとの話す内容に相手が勝手にものすごくハードルを上げているということにもなるだろう。そんなハードルを越えられず、勝手に「黙っていたらかわいいのに」と言ってくる・・・全然気にする必要はない。

②話した後ネガティブに感じたその基準とは

話した後、何と比べてかわいくないのか?
それは相手の基準である。第一印象が良くなって高まっているハードルに対してでもある。それに到達しなかったということであるが、それはあなたの基準と一致しているのだろうか?
相手の基準が絶対的に世間一般と同じであれば気になるかもしれない。しかしその世間一般とは誰なのか。その相手でないなら相手の考えは世間一般から偏っているとも考えられる。

話す前と話した後であなたはギャップを持っている。そのギャップは世間一般で考えられることを超えている。それだけあなたは世間と違う価値観を生み出すことができるのだ。そのような個性を持っているなら、むしろ大切にしていこうと思えてくるのではないだろうか。

まとめますと

1、ネガティブをポジティブに昇華するという考え方に私は感銘を受けた
2、黙っていればかわいい/かっこいいというのは、あなたが話せばその逆と言っているようなもの
3、昇華①:話す前の印象はとてもいいことである
4、昇華②:話す前と後で魅力的なギャップがあるということである

第一印象で好印象を与えているし、話した後のギャップも持っている。素晴らしい魅力ではないだろうか?

黙っていればかわいい/かっこいいと言われたあなたが、少しでも昇華する際のヒントになれば幸いである。

※ネットで調べると、毒舌やネガティブ発言など、自分だけでなく相手もネガティブに感じるような発言をしてしまった場合に、相手が遠回しに教えてくれるというシーンもあるようです。
自分が話した内容・しぐさ等がそもそもネガティブな印象を与えていないか、振り返ってみたうえで昇華してみることをおススメします。

サポートいただけるお気持ち非常に嬉しいです。まだまだ修行の身、本などで学んでいこうと思います!