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脱サラトレーナー(見習い)③社会人〜脱サラ

私は29歳で会社を辞めました。
今は筋トレの専門家、トップパーソナルトレーナー久野圭一さんの元、一流のトレーナーになる為の勉強をしています。
元メーカー営業マン、既婚、体育学部卒、柔道四段、現アルバイト勤務。
安定した正社員を辞めて、人生をやり直す事にしました。
「脱サラ→成功」の構図は成功した者にのみ発言権がある為に目立つだけで、実際には大多数の敗者がいると言われています。
このブログは脱サラした人間が成功出来るか、リアルタイムで観察できるドキュメンタリーだと思って下さい。

初回 生い立ち〜高校入学

前回 大学入学〜卒業

・社会人
社会人となった私は、「柔道ではダメだったが、せめてサラリーマンとして成功しよう」と努力しましたが、まったく別の次元の難しさを感じました。
お客様や上司からは、大学時代に散々辛い思いをしたから、辛い事なんてないでしょう?と言われますが、自分のミスや力不足で膨大な数の人に迷惑がかかる。個人競技である柔道とは違うプレッシャーがあり、戸惑いました。
しかし、高校時代の教えや、大学時代に先輩に躾をしてもらったお陰もあり、次第に認めて頂き、お客様や工場からも信頼を得て仕事で結果を出す事が出来るようになりました。
そして、入社して数年で同期として入社した女性と結婚をしました。

しかし、順風満帆なサラリーマン生活の中で「自分が本当にやりたいことはこれなのか?」「一生この仕事をするのか?」と言う思いもどこかにくすぶっていたのが当時の正直な気持ちです。
ほとんどの人にとって仕事=人生と言い換えても良いくらい、仕事に費やす時間は長いと思います。
また、70歳や80歳まで働く事が当たり前になる時代に、このまま勤めて定年で会社を辞めた時、自分に何が残るのか強烈な不安に襲われました。
会社があって、仕事がある。
自分で何かを生み出しているわけでも無く、勉強して得た知識もあくまで会社があって生きる物で、自分一人で何かが出来るわけでは無い。
そして20代の終わりが迫ってきました。
挑戦するなら20代がラストチャンスだと言う気持ちがありながらも、家族を食べさせていく責任も感じ、さんざん悩みましたが、7年勤めた会社を辞める決断をしました。
高校の恩師は公務員を早期退職し世界一の道場をつくる挑戦を、大学の先輩は世界一となった柔道を引退し、違う競技で世界一を目指す挑戦をしている事に決断を後押しされました。

・脱サラ
会社を辞め、次の職業としてトレーナーになりたいと考えました。
理由はいくつかあり、実力勝負の職業である事、興味がある栄養やトレーニングに関わる仕事である事、健康産業であり社会に貢献する実感を得られる事、成功すれば大きな収入を得る事が出来る事。などがあります。

また、会社員時代にフリーランスとして活躍するトレーナーに出会った事も大きなきっかけでした。
運動が好きで、人をサポートする事が好きだったので、大学卒業時にフィットネス業界にも興味がありましたが、収入面などからそこに向かう勇気が持てませんでした。
しかし、現実にフリーランスとして活躍をするトレーナーと出会い、とても輝いて見えたし、羨ましいと感じました。

そんな経験もあって、私は会社を辞めてトレーナーになる事を志す事を周囲に宣言しました。

周囲から、猛反対を受けました。

続く

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恵比寿でパーソナルトレーナーをしています。 ダイエットやボディメイクに興味のある方はお声かけ下さい。