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アメリカ・シアトルで見た最先端の発達支援④「長期記憶支援をサポートしないことは暴力」〜発達障害の子供を支える「長期記憶支援の重要性〜

1) ちびまる子ちゃんと「日本の教室」

まず、下記の写真を見ていただきたい。
アニメ「ちびまる子ちゃん」の教室である。

今から30年以上前に連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」だが・・・

 ちびまる子ちゃんは今から「30年以上前」に誕生した。
 つまりこの教室は「30年以上前の日本の小学校の教室」ということだ。
 読まれ方は、お分かりだと思う。
 
 え!今の学校の教室と変わらないじゃん!!!

ということです。
 日本は30年以上もこの形の教室と学習環境を維持しているのです。
 以前の発信でもお伝えしたとおり、アメリカは様々な教室の学習環境が30年前よりも格段に進化しています。

 アメリカの教室に行って気づくことの一つに「貼ってあるものの多さ」が挙げられます。
 
 「あれ?あまり周りにベタベタ掲示物があるのは発達障害の子にはよくないんじゃ?」

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