ボトルネックはハートの奥に
2020年夏から個人の方々向けの仕事に一旦舵を切りました。
個人セッション、スモールビジネスの立ち上げ講座、ハイヤーセルフ・セルフリーディング講座、シータヒーリング®︎の各種講座、人生を動かす共創コミュニティCo-Cu -こきゅう-の立ち上げなど。
舵を切って2.5年。自分も含め、個人の変容スピードに感動した月日でした。
こんなに変容スピードが速いなら、やっぱり個人の集まりである組織の変容のお手伝いをしたいと思い、改めて今年から組織向けに舵を切り始めています。
(もともとは組織向けの仕事をしていましたので改めて、という感じ。)
そして、「Executive Transform Session(略してETS)」という経営者専用セッションをスタートさせました。
現在サービス開発中で、モニターになってくださる経営者さんとご一緒しています。
経営者さんの奥にあるエネルギー
私は経営者の方々と話すのが好きです。
15年前、某R社で法人の採用に関する営業をさせていただいたことがきっかけです。
私は、新媒体の立ち上げ部署におり、新規の法人と契約する必要がありました。
そのためまずは社長さんに会っていただくためにアポを取っていました。
初めてお会いする社長さんに、「どうしてこの会社を始めたのですか？」「どんな想いがあるのですか？」などを伺いつつ、色んな悩みも聞かせていただきました。
正直なところ、社長さんに会って話しても、23歳の私には話の半分も理解できていなかったかもしれません。
それでも、社長さんたちの考えに触れ、エネルギーに触れさせてもらうことは、とても刺激的で学びだらけの時間でした。
ある一人の印刷会社の社長さんと仲良くなった頃。
「どうしてあなたはそんなに元気なの？君と話しているとこちらも元気になるよ。今日話した悩みは社員にも話していないし誰にもしたことがないんだ。後継者もいないんだよ。君のコミュニケーションはいいね。うちの営業達に話を聞かせてやってくれないか。」というとんでもない言葉をかけていただいたことがありました。23歳の何もできない私に学ぶことがあるとおっしゃるこの方は、なんて尊い人なんだ‥格好良すぎる。
でも、どうしてこの方はこんなに寂しそうなんだろう‥同時にこう感じました。
あるシステム開発を請け負っている会社の社長さんはこうおっしゃっていました。
「私は、役割は社長だけど、みんなが私を活かしてくれているんです。こんな小さな会社だけど、皆んなのことをとても大切に思っているんだよ。」
この会社は根底に愛のエネルギーが流れていて、お茶を出してくれた社員さんからも社長を尊敬する空気を感じました。
社長さんの美しいエネルギーに触れながら、同時に社長さんの中にある孤独を感じていました。社長さんは皆んなの「親」をやっているんだろうな。ご自身の中にある本音は誰かに話せているのかな‥。
あるIT系の派遣会社の社長さんは、社員の元気のなさに悩んでいました。
「上手く就職できなかった子たち、自分に自信のない子たち、そういう若い人を助けてあげたくて会社をやっているとおっしゃっていました。教育にも時間をかけているけど、やっぱり難しい。たくさん採用しても辞めてしまうし、元気に仕事できる子は一握りだよね。」
社長の想いは本当に温かく、若者の未来を願っていることが伝わってきました。
でも同時に、奥にある諦めのエネルギーに切なくなったのを覚えています。
本当に色んな社長さんがいらっしゃいました。
「とりあえず社員は兵隊のように働いてくれたらOKなんだよ」「とにかく言うことを聞いてくれる文句を言わない社員が欲しい」「No2やNo3との信頼感が薄く意見が合わない」といった話もありました。
私は、そういう社長さん達の奥に、怒りや憤り、焦り、追い詰められているエネルギー、裏切られた記憶、などを感じていました。
私の中の圧倒的な孤独感
私は、サラリーマン時代にはある拠点のトップ、独立後の一時期は、ある会社の役員(No.2)をやっていました。今は小さな会社を経営しています。
拠点のトップだった頃は、小さな会社だったので利益を出すための戦略や採用や広報や営業やマニュアル作成など様々な事を担当することができました。
本部の上司はいるものの、基本的に日々自分が全て決断していくという状況は初めてで、マネジメントの難しさや、想いが伝わらない難しさ、メンバーたちが自ら動いてくれる/動きたくなる環境づくりの難しさなど、難しさだらけでした。
自分の感情を誰にどう吐き出していいのかも分からず、孤独感と闘っていました。
現場に尊敬する方(自社の方ではない)がいてくださったことでどれだけ救われたことか。。結果的には仕事の成功体験になり、全てに感謝しかありません。
役員になった時は、新しい仕事を作ることやマネジメントなどを担当しました。
役員になった途端、今まで仲間だった人たちから「権限がある人」として見られるようになり一瞬で関係性が変わることに驚きと寂しさを感じました。
新しい仕事を作っていく中で、裏切られたり騙されたに近い経験もあったり、自分のビジョンを理解してもらえなかったり否定されたり、誰にも相談できず孤独まみれの経験をしました。
これまた結果的には実力を上げることができたし、自分の信念も分かったので素晴らしい経験となりました。
当時ご一緒くださった方々に心から感謝しています。
自分の会社を作り、5期目になります。
数年先の映像を見ながら仕事を進めてきて、今年はまた違った世界を見たいと思っている段階です。
上記の通り、昔はいつも孤独感を感じていました。
信頼しても悲しい思いをする。結局一人でいる方が楽なんじゃないか。
誰とも分かり合えないんじゃないか。でもいつもビジョンは入ってくる。。
そこから抜け出し、自分の感覚感情を癒す術を知った今は、全く別の世界で生きているような感覚です。自分がどうしてこのような現実をつくってきたのかも理解できたし、本当につくりたい世界をつくっていけると思えるようになりました。
それでも、今も時折痛みを感じます。その度に、手放しを続けています。
圧倒的な孤独感。
私は魂の奥底から、この感覚を持って生きてきました。
孤独感は幼少期からも感じていましたが、それでもなんとかビジョンを見ながら人生を進めてきました。魂の奥底から出てくる、こういう世界を生きたい、こういう世界を創りたいという映像が入ってくるからこそ頑張れました。
でも、拠点のトップやNo.2、社長というように、ビジョンを目指すにつれ、どうしようもない孤独感がいつも障害となりました。
ボトルネックはハートの奥に
こんな世界を生きたい、こんな世界を創りたい。
こんな自分になりたい。こんな状態に変えたい。
それを現実化していく時の障壁は一体なんでしょうか。
もちろん、スキルとか知識の面もあるとは思います。
でも、もっと深いところ、ハートの奥が本当の障壁だと思います。
圧倒的な孤独感や、信頼しても結局離れていく、人は裏切る、、
そういった思いを持っていると、人はその現実を創造します。
そして、魂は何かを得て、何かを学びます。
私の場合は、人に頼らない事を選択し、強さや実力、自分の信念を見つけたり、人を愛することや許すこと等々を学んできました。
某R時代の頃、社長さん達の奥に感じた寂しさや諦めや裏切られた傷や孤独感‥。
今ならすごく理解ができます。
なぜその痛みを私がキャッチしたのかも、その痛みをどうしていくといいのかも。
今も、社長さん経営者さんと話すことが好きなので、お話をよく聞きます。個人セッションも経営者の方が多く来てくださいました。
彼らのボトルネックは、スキルというよりやはりハートの奥にあります。
だって、そもそも経営者さん達はめちゃくちゃ賢かったり、スキルもいっぱいなんですもの。
私よりもたーくさんの知識やスキルを持っていらっしゃいます。
ハートの奥にあるものを紐解き、得られたことや学びを知っていくことは、自分の人生の地図を理解すること。
理解ができたら本来のエネルギーが戻ってきます。
経営者さんが、本来のエネルギー、本来の資質を存分に発揮なさった時、とんでもないパワーを発振なさっていくのは想像に難くありませんよね。
私は、そこに寄り添い、伴走する役をさせていただきたいと思っています。
経営者セッション(E T S)
冒頭で書いたこのセッションは、1ヶ月程度の期間3回セッションを設けてグッと集中し、経営者さんのなりたい状態を創造することにコミットするものです。
経営者さんが持っている魂からの願いや資質を読み解き、ご本人の深い想いをお聞きし、そこの障壁となるものを取り除き、軽やかにシフトしていく事を全力でサポートさせていただきます。
どこまでシフトするかはご本人次第です。こう変わる、と決めてご一緒してください。
カウンセリング、コーチング、人財領域の知識を活用することはもちろん、
数秘を使ったり、体をリーディングしたり、ハイヤーセルフや魂に繋がったり、会社をリーディングしたり、ボトルネックを外したり、未来を見たり、エネルギーを浄化したり、、色んなものを複合的に活用していきます。
社員さんの様子も、お名前をお聞きすれば大体読み取ることができるので、個別の事象も一緒に考えることができます。
現在は、モニター募集の段階です。(半額で実施しています。)
5月にセッションができる方を2名募集しますので、気になる！と思ってくださる方がおられましたらご連絡ください。
今後は、月に1〜2回ほどの伴走セッション(ハートの顧問的な)や、幹部やメンバーさん達に対する深い1on1サービス、組織変容のためのワークショップや講座などもお受けしていきます。
想いのある経営者さんにお目にかかれることを、心から楽しみにしております。
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